宮城県にお住いの60歳女性(サービス系:清掃業)が2022年1月頃に読んだ『「易経」一日一言』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
『「易経」一日一言』を購入したきっかけ
以前から気学や易経に興味を持っていたのですが、著者の評判を知り、以前著書「超訳 易経」の上下巻を拝読してとても分かりやすく深い内容に感動したので、この本にも期待しました。
また、それらの本を起業した友人に送ってとても喜ばれたので、今年1月に還暦を迎えた他の友人の誕生日プレゼントとして選んだついでに、自分用にも一冊購入してみました。
難解な易経の内容がとても分かりやすく解説されているという評判が購入のきっかけです。
『「易経」一日一言』の概要
難しくて難解であると言われている易経を、何の知識もない人でもわかりやすく解説してくれています。
特にこの本は、一年分の毎日一言という感じで名言が解説されていて、毎日順番に読んでいっても良いし、いつでも好きなページを開いて読み返してみてもいい感じになっています。
易経の深い内容がとても分かりやすく、人生に生かされる言葉が満載です。
自分の生き方の参考にできる点がとても素晴らしいと思います。
悩んだ時、つまずいた時などにもふと開きたい本だと思います。
『「易経」一日一言』の基本情報
基本情報
- 出版社:致知出版社
- 著者:竹村 亞希子
- 定価:本体1,143円+税
- 発行年月:2009年02月25日
- ページ数:232ページ
- ISBN:978-4884748401
- 言語:日本語
- 公式サイト:https://online.chichi.co.jp/item/840.html
『「易経」一日一言』の目次
目次
- はじめに
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
- 後記
『「易経」一日一言』のYouTube(ユーチューブ)
『「易経」一日一言』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。
残念ながら本書を紹介しているYouTubeチャンネルはなかったため、本ブログにて要点をまとめてお伝えできればと思います。
『「易経」一日一言』から学んだことの要約とまとめ
『「易経」一日一言』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。
私が学んだこと
- 人の生き方
- 成功への道
- 人生とは
著者の竹村亜希子さんの本は、どちらかというと経営者に向けて書かれている本が多いのですが、ここ数年では子供向けの生き方の指針などを易経をもとにして書かれた本も出版されています。
年齢に関係なく、易経に書かれている人生の指針は、自然界の季節の移り変わりのように、日々移り変わり、発展衰退していくものであることを、特に龍にたとえて書かれており、いつどんな時に自分はどういうふうに動き、待ち、学び、どうしていくのがふさわしいのか、そのようなことが学べたと思います。
人の生き方
人の人生は自然界の春夏秋冬のように、小さな龍が成長して大きく立派な龍になりやがて衰退していく様のようです。
どんな人間の人生にも一連の流れというものがあり、その時その時にふさわしい生き方というものがあり、成功へ向かうとき、衰退していくとき、それぞれに生き方を変えていくことで自然な流れに乗った生き方ができます。
おごり高ぶることなく、また不安ばかりを抱える必要が無いということを学びました。
成功への道
成功への道を歩むには、力がついていない時はひたすら努力と忍耐と学びを大切にし、焦りや不安に負けることなく、下積みを続けることです。
力がついて来てもおごり高ぶることなく焦ることなく慎重に進み、軌道に乗ったら躊躇なく龍のように駆け上ることが大切であることなどを学びました。
自然界の法則のように、成功の道またいずれ衰退する日が来るけれども、若い世代にその道を譲り謙虚に動くことで事なきを得るということなども学ぶことができます。
人生とは
人生とは自分の思うようにはならないけれど、天や自然界の流れ、自分の人生の流れに素直に生きることで、大きな難を逃れることもできます。
その中にあっても慌てたり不安に負けたりすることなく、その時にできることをしたり、じっと待つことによって辛い時期も乗り越えることができます。
また、四季に春や夏が来るように人生にも明るく希望に満ちた時期が確実にやってくるのだと知っていると生きやすくなるのだなということが学べました。
『「易経」一日一言』の感想
とても良い本に出会えたと思います。
この著者の他の本ももっと読みたいと思いますし、この本をずっとそばに置いて何度でも読み返したいと思います。
一日分の文章は一ページにまとめてあるので、いつどのページを開いても読みやすく、かつ深くてためになる内容が綴られています。
人生についてだけでなく、人間関係や仕事等々、日々の悩み事などにもとても役に立つ内容ばかりなので、一生を通じて読み続けたい本の一つです。
易経の言葉を知っているだけでもカッコいいなと思います。
『「易経」一日一言』の評価や口コミ
他の方が『「易経」一日一言』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
「易経」一日一言を買ってみました。
366日分(2/29も!)毎日一言。
毎日、朝、読むのに良さそう(^^)#易経 #竹村亜希子 #易経一日一言 pic.twitter.com/TkB2Gc7WWC— みち@タロット (@michi_no_tarot) November 3, 2022
僕の朝活のひとつが『易経一日一言』を読むこと。12月31日は「未完成に終わる」といあタイトル。こころに響きました。未完成なんで来年も成長できるようにがんばろう。 pic.twitter.com/Zhtpd5WYoT
— アラカン実験室 渡邊嘉久 (@urushibaka) December 30, 2021
昨日は竹村亜希子さんの
「易経」一日一言を久しぶりに読んでた。一日一言だから毎日読まないかんよねー
易経って深くて面白いよなぁって思うけど、すぐ忘れちゃうんだよ!でもなんか好き^_^— AuntieK (@milicamirai) July 1, 2020
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
日々の大小の悩みや不安や、何か目的をもって前に進みたい時など、悩みや不安を解消してほしかったり、背中を押してほしかったりする時にこの本を開くと、今の自分に必要な言葉が必ず見つかるような気がします。
ただただ悩んだり、不安におびえたりするだけでなく、それらの感情も人生の中で味わいつつ切り抜けていくことができるのだなということを教えてくれているので、刻々と変化する日々を生きる上で役立てていけると思います。
次に読みたいと思っている本は『春の来ない冬はない 時の変化の法則の書『易経』』です。
今回同様、人生の生き方のようなものや自分の人生をよりよく活かしていける道のようなものを学びたいと思います。