書籍のレビュー

【書評】『800日間銀座一周』のレビュー!書籍を読んだ感想は「読み感じ知って忘れても残るもの」

兵庫県にお住いの50歳女性(美術系:物作り作家)が2022年12月頃に読んだ『800日間銀座一周』のレビューをご紹介します。

本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。

この本から学べるポイント

  • 銀座の今と昔
  • 銀座の歴史や文化
  • 受け継がれながら進化する街と人と暮らし

『800日間銀座一周』を購入したきっかけ

東京銀座について町の歴史やお店の移り変わりなどを知りたくて書籍を探していたところ、難しいものや高額なものが多く、取っ掛かりとして銀座にお店を構えている森岡督行さんのエッセイを手にとりました。

自身が注目していたお店の今と昔や、その時代に生きた著名人と銀座の話などもあり銀座を身近に感じられるように思いました。

その他、イラストや当時の街、お店、人の時代を感じる写真なども随所にあり、今と昔の情景を思い起こし易そうに感じました。

『800日間銀座一周』の概要

「一冊の本を売る」をコンセプトで銀座にお店を構える森岡督行さんの目を通して銀座の今と昔を知るエッセイです。

銀座に関わりを持つ著名人や当時の街、人、場所の写真、イラストを含めショートエッセイが40あって、どこから読んでも楽しいです。

銀座の老舗を体感する様子や作家が愛した味を堪能してその人に思いを馳せたり、建築、アート、衣食住、流行の発信地、そして関東大震災、戦災、コロナ、街と人の今と昔が交錯する銀座を垣間見れるように思います。

『800日間銀座一周』の基本情報

基本情報

『800日間銀座一周』の目次

目次

  • 1 和光の鐘
  • 2 銀座の柳とアンリ・シャルパンティエ
  • 3 ライバルとビヤホールライオン銀座7丁目店
  • 4 鳩居堂の偶然
  • 5 はち巻岡田の味
  • 6 森茉莉と贅沢貧乏と銀座
  • 7 銀座の紫陽花
  • 8 考現学と童画の1925年
  • 9 1600年ごろの銀座
  • 10 ソニーパークと東京大自然説
  • 11 ドーバー ストリート マーケット ギンザとマロンパイ(贅沢貧乏として)
  • 12 木村屋のあんぱん
  • 13 銀座の酒の思い出
  • 14 中村活字の名刺
  • 15 銀座三越の伊藤昊写真展
  • 16 空也餅と『吾輩は猫である』
  • 17 ブルーノ・タウトのミラテスと隈研吾
  • 18 『TIMELESS 石岡瑛子とその時代』読書感想文~銀座の観点から~
  • 19 寺田虎彦「銀座アルプス」の一考察
  • 20 ガス灯と新聞と銀座
  • 21 「いき」と銀座
  • 22 煎酒の味
  • 23 銀座生態系ツアー
  • 24 月光荘のスケッチブック
  • 25 「銀座グラフィックデザイン」ツアー<前篇>
  • 26 「銀座グラフィックデザイン」ツアー<後篇>
  • 27 銀座2丁目交差点のエネルギー
  • 28 白洲正子と銀座
  • 29 銀座のスカジャンと新橋色
  • 30 丹下健三と銀座
  • 31 小泉八雲と大和屋シャツ店
  • 32 化粧品の香り
  • 33 銀座の清掃
  • 34 「よしや」の「どら焼き」から
  • 35 京都と銀座とモランディ
  • 36 銀座の土壌
  • 37 銀座1丁目で地中海
  • 38 銀座と雑貨
  • 39 和田誠の銀座の一側面
  • 40 800日間銀座一周

『800日間銀座一周』のYouTube(ユーチューブ)

『800日間銀座一周』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。

残念ながら本書を紹介しているYouTubeチャンネルはなかったため、本ブログにて要点をまとめてお伝えできればと思います。

『800日間銀座一周』から学んだことの要約とまとめ

『800日間銀座一周』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。

私が学んだこと

  • 銀座の今と昔
  • 銀座の歴史や文化
  • 受け継がれながら進化する街と人と暮らし

エッセイなので学ぶというよりも感じるというか気持ちがほぐれる感じでした。

40のエッセイはどこから読んでも面白く何度読み返してもその時々で感じ方が違います。

銀座の今と昔

銀座の今と昔を著者の森岡督行さんが行ったり来たりしている感覚を一緒に感じました。

銀座という街は老舗からファストブランドまで混在しているということ、誇りと信念を持った先人達が人、もの、味など様々な文化を大切に受け継いできたことがわかります。

銀座の歴史や文化

銀座には、伝統的な文化や芸術に触れることができる場所があります。

また、銀座は様々な文化が交錯する場所であり、この歴史や文化を大切にする人々が多く集まっています。

そして、それらを日々アップデートすることを怠らないように生きている街なのだと感じました。

受け継がれながら進化する街と人と暮らし

毎日アップデートを怠らないように生きるのは、銀座に限ったことではなく、人の暮らしが続く上での基本なのかもしれないと思います。

こだわりを持って真摯に向き合い、仕事をする事を大事にしていきつつも、反対にそれに縛られず、枝がしなるような柔軟性をもつことも必要だと感じました。

一生懸命楽しく、暮らしを受け継いで行くことが理想だなと感じています。

それが学んだことかもしれません。

『800日間銀座一周』の感想

知りたかった銀座について敷居が高いイメージから少し親近感を感じた事で今度はもう少し難しい内容のものを読んでみようかと思いました。

また、銀座の老舗の一つにスポットライトを当てて店主にまつわる書物とか、画廊が多いので出入りした画家や、画廊オーナーと画家の交流などの書物などにも興味が出てきました。

あと、森岡督行さんのお店に行ってみたいと強く思いました。

そして帰りに資生堂パーラーのレモンのアイスクリームソーダを食べたいと思います。

『800日間銀座一周』の評価や口コミ

他の方が『800日間銀座一周』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!

おわりに

銀座のことを知りたいと思ってこのエッセイを手にとりましたが、思いを馳せるのも楽しいですが反対に自身の暮らす街にも歴史があって街や人の時間が流れているのだという事に目を向けてみたくなりました。

もっと大切に、丁寧に暮らしを整える一歩に繋がる気がしています。

思いが変われば日頃見慣れている事、物事も新鮮で多角的に感じ対応する選択が増えるように思います。

またそうして行ければ楽しそうで良いなと思い始めています。







   

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