埼玉県にお住いの55歳女性(サービス系:給仕)が2022年10月頃に「アマゾンプライム」で見た映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』を見ようと思ったきっかけ
長澤まさみさんが好きで、秋ドラマ「エルピス」のプロモーション見ていたときに思い出したからです。
また、ちょうどミュージカル「エリザベート」で古川雄大さんが出演しており、彼がめっちゃイケメンの財閥御曹司として登場するので、それもまたとても楽しみでした。
コロナ禍でいろいろとしんどい時期がゆるゆる続いていたので、楽しめてすっきり笑える映画にぴったりでした。
以来、何度も何度もヘビロテして観ています。
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の内容
華麗な詐欺をゲームのように展開するダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)。
彼らが今回「私たち史上ダントツ最大のお魚よ!」というのが、世界最大級の財閥の後継者争いでした。
フウ一族の当主レイモンド(北大路欣也)が死去し、遺言で隠し子の”ミシェル”に財産が残されました。
ダー子はひょんなことから拾ったみなしごの女の子、コックリ(関水渚)をミシェルにしたててそのお屋敷に乗り込んだのです。
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の作品情報
作品情報
- 監督:田中亮
- 脚本:古沢良太
- 原作:コンフィデンスマンJP
- キャスト/出演者:
- ダー子:長澤まさみ
- ボクちゃん:東出昌大
- リチャード:小日向文世
- 五十嵐:小手伸也
- コックリ:関水渚
- トニー・ティン:柴田恭兵
- レイモンド・フウ:北大路欣也
- ブリジット・フウ:ビビアン・スー
- アンドリュー・フウ:白濱亜嵐
- クリストファー・フウ:古川雄大
- ジェシー:三浦春馬
- 韮山波子:広末涼子
- スタア:竹内結子
- 主題歌:Official髭男dism 「Laughter」
- 日本公開日:2020年7月23日
- 上映時間:124分
- 公式サイト:https://confidenceman-movie.com/princess/chara/
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』のあらすじ
世界的大富豪が亡くなり、遺産の行方に注目が集まる。3人の子どもたちの前で執事が遺言書を読み上げるが、唯一の相続人として指名されたのは、誰もその存在を知らなかった4番目の子どもだった。さっそく我こそはと4女を名乗る人間が次々と現われるが、すぐに偽物と判明し、なかなか本人は見つからない。そんな中、とある信用詐欺師の女性が、身寄りのない少女を4女に仕立て、遺産を丸ごといただく大胆な詐欺計画を実行に移す。
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の予告編
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- ミシェルに仕立て上げられた”コックリ”が”プリンセス”に成長していく様子
- 畳みかけるようにしかけられている詐欺の構造
- コックリの優しさに心をほぐされていく財閥の姉弟たちの変化。
ミシェルに仕立て上げられた”コックリ”が”プリンセス”に成長していく様子
コックリはかつてのダー子の同業者、恋愛詐欺師の”ウメ姉さん”の遺児でした。
母親が病気で亡くなってから知り合いをたらい回しにされて10年、傷だらけのボロボロでダー子に拾われたときに彼女の運命が大きく変わったのです。
ある意味失うものがなかった彼女は、自己評価も低く、いつもうつむいてただ頷くだけだからコックリと呼ばれていましたが、本当の名前は”心”というのです。
ダー子の企む詐欺に自ら飛び込んでミシェルになっていく過程で、彼女は美しく磨かれ、本物のプリンセスとして一族の長となっていきました。
その姿を関水渚さんが素敵に演じていました!
畳みかけるようにしかけられている詐欺の構造
正体不明の相続人”ミシェル”を仕立て上げてフウ一族の莫大な財産を頂いてしまおうと企んだダー子たち。
国をまたいで凄まじいばかりの仕込みを施していく様子は圧巻でした。
そこにはテレビシリーズから登場していたお馴染みの詐欺師の面々もフルラインナップで迫ってくる勢いで、ファンにはたまらないシーンの連続です。
しかし、なぜレイモンドが”ミシェル”を相続人として指定したか、というこの物語最大のキーポイントが「まさか…!?」という鮮やかな謎ときが一番クールでした。
コックリの優しさに心をほぐされていく財閥の姉弟たちの変化。
レイモンドには公にされている三人の子供がいました。
長女ブリジット(ビビアン・スー)、長男クリストファー(古川雄大)、次男アンドリュー(白濱亜嵐)は互いに反目しあい、フウ一族の当主の座を狙っていたのです。
当然、そこに現れた”ミシェル”には厳しく、冷たい対応をしていましたが、ミシェルが素直に接していくうちに心をつかまれ、彼女を受け入れていくのです。
これまでに誰にもされたことがないような、ミシェルの行動に驚き、まるで覚醒していくかのような三人の表情の変化は見ごたえがありました。
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』を見終わった感想
気持ちよく騙されて、いっぱい笑える作品です。
特に本作は関水渚さんのチャーミングさと、コックリから”本物のミシェル”に成長していくプロセスがとても興味深いですね。
女優としても、年頃の女の子としても、磨かれていくというのはこういうことか、という姿を体現していました。
そして相変わらず、時系列を行ったり来たりしながら解き明かされていく謎が面白いです。
長いシリーズのお約束な展開も、予定調和で、観ているとホッとします。
リラックスして大笑いできる映画です。
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』で印象に残った名言
私が映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』を見て特に印象に残った名言です。
「ブリジット・フウ」のセリフ
「メイクの仕方、教えてあげる。いつでも来なさい!」
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の評価や口コミ
他の方が映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
このストーリー大好き♡😌
何度観てもほっこり爽快✨☺️
#コンフィデンスマンJP#プリンセス編— りりりのりーちゃん (@HigeMam) January 15, 2022
今宵も会えるのね〜🌸✨✨
なぜ観るの〜〜?
それはジェシー に会えるから〜w😊💕💕も〜1回言うよ〜♡♡
ジェシー に会えるから〜🌸🐎✨✨※*※*※*※*※*※*#三浦春馬#三浦春馬のジェシー最高#お帰りジェシー#コンフィデンスマンJPプリンセス編 #プリンセス編 pic.twitter.com/F5aWt0ZRGe
— ぽぷり🍀 (@popupopu0405) January 15, 2022
ダー子の出したアイディアを
レイモンド・フーは採用して
架空のミシェル・フーを産み出した
そしてまんまと詐欺師たちは集まった
つまりダー子は自分のアイディアに釣られたってこと
最高のオチ#コンフィデンスマンJP#プリンセス編#コンフィデンスマンJPプリンセス編— ちか (@beautifuldays5) January 15, 2022
おわりに
私が映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
次に見たいと思っている映画は『コンフィデンスマンJP英雄編』です。
ダー子たちがフウ一族の当主になったミシェルに頼まれて壮大な詐欺を仕掛ける内容とのことで、とても楽しみです!