東京都にお住いの51歳男性から2020年6月頃に購入されたVAIO A12(VJA1211/A1211)ノートパソコンを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
ノートパソコンを欲しいと思ったきっかけ
ノートパソコンを欲しいと思ったきっかけは2点あります。
1点目は、コロナ禍をきっかけとして断捨離を行っていたのですが、それを機に紙媒体を出来るだけ減らしたいと考えて、手軽に使用できそうなタブレット端末に興味を持ちました。
2点目は、以前はデスクトップPCを使用していたのですが、急遽で約2週間の間でホテルに滞在することになり、パソコンなしでは生活に不便を感じるので、ノートPCへの買い替えを考えました。
合わせて考えまして、タブレットにも使えるノートPCを選択することにしました。
ノートパソコンの候補にあがっていたもの
ノートパソコンの候補を考えるにあたり、重要視したポイントは3点あります。
先ず第1に、主な用途として動画参照、動画編集がありますので、基本スペック(CPU.メモリサイズ、HDDスピード)に注目しました。
第2に、電子書類、電子書籍を見ることを考えて、タブレットとしての使いやすさを考えました。(例えば、ソファーで寝転がって見れるかなど)
そして第3に、やはり値段を気にしていて、高いスペックになるとどうしても高額になるので、いろいろなスペックパターンでの見積もりを行いました。
VAIO A12(VJA1211/A1211)
TOSHIBA dynabook K1 P1K1PPTG
富士通 LIFEBOOK UH95/E2
VAIO A12(VJA1211/A1211)ノートパソコンに決めた理由
ノートパソコンを重要視していた3点を比較した上で決定しました。
特に第1の理由であるハイスペックについてカスタマイズして最大のもので比較したのですが、他の候補製品は十分なものではありませんでした。
そして第2のポイントである携帯性についてですが、同じ2in1PCでも、ディスプレイを裏返して使うものと、切り離すことができるものとに分かれることが分かり、今回の用途を考えて切り離すことができるものが良いと考えました。
第2のポイントである価格についですが、購入した機種は結果的に価格が最も高いものとなってしまったのですが、第1および第2のポイントを重視して決定しました。
VAIO A12(VJA1211/A1211)ノートパソコンのスペック
スペック
- 本体カラー:ブラック
- キーボードカラー :シルバー
- OS:Windows 10 Pro 64ビット/Windows 10 Home 64ビット
- CPU:Core i7-8500Y(1.50GHz)/Core i5-8200Y(1.30GHz)/Core m3-8100Y(1.10GHz)/Celeron-3965Y(1.50GHz)
- メモリ:16GB(オンボード)/8GB(オンボード)/4GB(オンボード)
- ディスプレイ:12.5型ワイド(1920x1080)
- タッチパネル:搭載
- ストレージ:第三世代 ハイスピードSSD(NVMe) 1TB/第三世代 ハイスピードSSD(NVMe) 512GB/第三世代 ハイスピードSSD(NVMe) 256GB/SSD 256GB (Serial ATA)/SSD 128GB (Serial ATA)
- 光学ドライブ:なし
- 指紋認証、顔認証:搭載/非搭載
- 質量【ワイヤレスキーボードユニット選択時】:キーボードユニット装着時:約 1.209kg~1.223kg(バッテリー込み)/タブレット:約 608g~622g(バッテリー込み)/キーボードユニット:約 601g(バッテリー込み)
- 質量【ワイヤレスキーボードユニット非選択時】:キーボードユニット装着時:約 1.099kg~1.114kg(バッテリー込み)/タブレット:約 607g~622g(バッテリー込み)/キーボードユニット:約 492g
- 質量【拡張クレードルのみ選択時】:タブレット:約 607g~622g(バッテリー込み)/拡張クレードル:約 390g
- 公式サイト:https://www.sony.jp/vaio-v/products/a121/
私は全て最高スペックを選択しましたので、価格は426,118円(税、送料込)でした。(通常のスペックであれば20万ぐらいで購入できます。)
VAIO A12(VJA1211/A1211)ノートパソコンを実際に使ってみた
主に、動画参照、動画編集、電子書類、書籍の閲覧で使用しています。
動画鑑賞については、YouTubeとTVerが中心で、動画編集については、購入前はやはりデスクトップPCを比較してスペックが落ちることを懸念したのですが、現在の処は、ストレスなく使用できていて、電子書類、書籍の閲覧についても問題ありません。
加えて、たまにゲームをしていて、3Dで動くアクションゲームも行っていますが、今の処は支障はありません。
使ってみて気に入っているところ
実際に使用して感じたことは、ハード面で細かいところに気配りをして開発された製品だと感じました。
特に、使用しながら(電源がONの状態で)でも画面の着脱が可能である点、画面とキーボードが離れたままでも使用できる点、ノートPCとして使用するときに、画面を開くと自動的にキーボードが使用しやすい状態になる点、USB Type Cで充電できる点が気にいっています。
ユーザーが実際に使用するときのことを考えて開発されたPCだと思いました。
また、デザインについても気にいっています。
こんな方にはおすすめしたい
- ハイスペックのノートPCを求めている方
- 画面とキーボードとが着脱できるタイプのものを求めている方
- ブランドからくる信頼性を求めている方
- 見かけ、デザインにこだわりのある方
- スペックをカスタマイズしたい方
使ってみて気に入らなかったところ
使ってみて気に入らなかったところは2点あります。
先ず第1に、ビジネス用途を主目的としてのパソコンであると推察しますので、AV機能があまり強くないと思います。
特にサウンド機能に少し見劣りを感じますので、外付けのスピーカーを購入することも検討しています。
そして第2に、画面が横に広すぎることです。
ディスプレイがワイドの機種であることから事前に分かっていたはずなのですが、使用してみると想像以上に横に長く、Webからの調査作業をするときなどは同じ画面で横に並べて見比べることができるので便利なのですが、ソファーなどにくつろいで書籍を読むときは、長時間になると持ちにくさを感じました。
この点についても、やはりビジネス用途を主目的としているという印象をもちました。
こんな方にはおすすめしない
- 価格を重視し、安価なものを求めている方
- パソコンを購入するのが初めてあり、周りに頼れる方がいない方
- ベンダーの手厚いサポートが必要な方
- 本格的なオンラインゲームなどでAV機能を重視している方
- 小さくて、自由に持ち運べる機種を希望している方
VAIO A12(VJA1211/A1211)ノートパソコン購入後の生活
一番変わったことは紙の断捨離が進んだことです。
先ず、書類はほとんどPDF化して紙のものを廃棄することができましたので、これを機に自宅にある家電製品のマニュアルなどについても、PDFを落としこむことで、廃棄することができました。
そして、一番大きいのは紙の書籍が減ったことです。
紙の書籍は非常にかさなり、また重たいので、最も断捨離したいものの一つでしたので、紙の書籍がかなり減ったことで、自宅がすっきりしました。