これからブログを始める初心者で、月間10000PVを目指す方も多いのではないでしょうか。
または、ブログで最初の目標である月間3000PVを達成し、月間10000PVを目指す人もおおいかとおもいますが、月間3000PV達成後はどのようにすべきか悩んでいる人も多いかと思います。
私は月間1万PVを達成しましたので、月間3000PVから月間10000PVを達成するまでの情報を包み隠さずに開示しますので、是非、参考にしてください。
目次
ブログで月間5000PV達成するまでの記事数とアクセスの推移
私が運営しているWEBサイトは「デジタルガジェットライフ」という、ガジェット系のジャンルを中心としてブログです。
まずは、ブログで月間10000PVを達成するまでの、記事数とアクセスの推移をご覧ください。
日付 | 記事数 | PV | 備考 |
2018年07月 | 22 | 1183 | |
2018年08月 | 4 | 574 | |
2018年09月 | 2 | 871 | |
2018年10月 | 0 | 1992 | |
2018年11月 | 0 | 250 | |
2018年12月 | 4 | 991 | |
2019年01月 | 8 | 1963 | |
2019年02月 | 9 | 413 | |
2019年03月 | 13 | 595 | |
2019年04月 | 15 | 380 | |
2019年05月 | 16 | 873 | |
2019年06月 | 9 | 603 | 管理者アクセスの除外 |
2019年07月 | 12 | 418 | 常時SSL化 |
2019年08月 | 10 | 299 | |
2019年09月 | 12 | 405 | |
2019年10月 | 14 | 633 | |
2019年11月 | 19 | 883 | |
2019年12月 | 15 | 1338 | |
2020年01月 | 30 | 3097 | |
2020年02月 | 45 | 4296 | |
2020年03月 | 41 | 3258 | |
2020年04月 | 40 | 4659 | |
2020年05月 | 40 | 4419 | 別ブログから記事の移行 |
2020年06月 | 32 | 4979 | カエレバの張り替え(リンク切れ対策) |
2020年07月 | 32 | 6106 | |
2020年08月 | 42 | 8011 | 過去記事のリライト |
2020年09月 | 30 | 9626 | |
2020年10月 | 31 | 9996 | 10月末で144記事の削除 |
2020年11月 | 33 | 13387 | Rinkerへ切り替え |
結果としては、ブログで月間10000PVを達成するのに前回の「ブログ初心者が月間3000PVを達成」から10ヵ月の期間がかかり、記事数は合計580記事でした。
2020年5月4日のGoogleコアアップデートでアクセス激減への対策
2020年3月以降はアクセスが順調に伸びているのがわかると思いますが、2020年5月4日のGoogleコアアルゴリズムアップデート(The May 2020 Core Update)により、アクセスが約3割も減少しました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行してから初めてのアップデートでしたが、より「YMYL領域のジャンルのキーワード」に大きな影響を与えていました。
また、軒並み企業サイトが検索上位に表示されていたことも踏まえると、私の運営している「ガジェット系サイト」はYMYL領域ではないので、おそらく「E-A-T」が大きく影響したのだと思います。
「E-A-T」とは「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」で、Googleの『検索品質評価ガイドライン』で「ページ品質評価の最重要項目」となっています。
そのなかでも、私のガジェット系サイトは「Authoritativeness(権威性)」と「Trustworthiness(信頼性)」が大きな要因だと仮説ができます。
記事の更新とリンクエラー対策
2020年5月4日にGoogleコアアップデートで、WEBサイトの品質は重要だと考え、現在行える対策を考えていました。
私は「カエレバ」で商品の紹介リンクを作成しているのですが、更新日が古くなっている記事で「カエレバで作成した商品の画像」などのリンクエラーになっていました。
リンク切れやリンクエラーが多いWEBサイトは品質が低いと考えるのが妥当ですので、過去記事を洗い出してリンクエラーが出ないように対策をしています。
別ブログから記事の移行を行って主力ブログにアクセスを集中させた
ガジェット系のカテゴリーの一つ「カバンの中身」は、もともと別のWEBサイトで運営をしていました。
私はブログ初心者でしたので、どのようなWEBサイトが成功するのかデータがなかったため、複数のWEBサイトを運営することから初めて、兆しのあるWEBサイトを伸ばしていく方向で考えていました。
そういった状況のなか、別ブログの「カバンの中身のカテゴリー」だけアクセスが集まりつつあり、ガジェット系のブログとも相性が良いカテゴリーだったため、アクセスを集中させるために記事の移行を行いました。
2020年5月4日にGoogleコアアップデートでアクセス減少があった直後には記事の移行が完了したので、アクセスを回復させるきっかけの一つになったのだと考えています。
ブログで月間10000PV達成するまでに成功したこと
私はブログ初心者でしたので「ブログ初心者が月間3000PVを達成」までかなり苦労していました。
しかし、2020年5月4日にGoogleコアアップデートで大きなアクセス減少がありましたが、その後も順調にアクセスを伸ばすことができ、月間10000PVを達成しました。
ご参考になればと思い、体験した成功したことをまとめました。
内部リンクの最適化
先ほどのリンクエラーの洗い出しと同時に、記事同士のつながりを強固にするため、内部リンクの最適化を行いました。
私の運営しているWEBサイトはガジェット系ジャンルなので、レビュー記事が中心なのですが、その際に購入するまでに検討や比較をしていた商品がありますので、関連のある記事があったら内部リンクを設置しています。
また、ただリンクを張るだけではクリックしてもらえませんので、「テキストリンク・ブログカード」の両方を設置し、ボックスなどで見栄えが良く、クリック率を改善しながらフォーマット化も行っています。
その結果、2020年4月1日時点は「直帰率92.45%」でしたが、2020年11月末時点では「直帰率77.92%」と少しずつ改善されています。
2020年1月からブログの毎日更新を行った
主力ブログにすると決めてからは、2020年1月から毎日更新を行っていました。
更新頻度が高く、記事の品質も担保し、継続的なWEBサイト運営を行っていたことで、2020年5月4日にGoogleコアアップデートで大きなアクセス減少があったにも係わらず、一時的なアクセス減少にとどまりました。
記事数を積み上げることで検索に表示される回数も多くなり、順調にアクセスを伸ばすことで月間10000PVまで達成することができました。
ブログ記事の毎日更新は賛否両論がありますが、単純にブログに記事数が多くなり、情報が積みあがるということは大きな強みとなります。
ただ、記事品質が低くては意味がありませんので、品質が低くなる場合は無理に毎日投稿せずに、しっかりとSEO対策などを考慮した品質の高い記事を2日~3日に一度ペースでも良いかと思います。
品質の低いブログ記事のリライトを行った
ガジェット系のレビュー記事が中心ですので、基本的に見出しはフォーマット化しています。
そのおかげで、狙ったキーワードで上位にきているWEBサイトと比較することで、足りない情報を精査し、ユーザーが求めているであろう項目を追記していきました。
しかし、全ての記事に対して行うと労力が無駄になりますので、「狙ったキーワードで検索順位が50位以内」、かつ、検索需要が多い「表示回数が半年で100以上」を基準に上位からリライトを行いました。
その後、経過観察をしていきましたが、リライトを行った記事は少しずつ検索順位が上がり、アクセス増加につながりました。
品質の低いブログ記事の削除を行った
私のガジェット系ブログは、レビュー記事を中心としたスモールキーワードを狙った戦略ですので、とにかく記事数を積み上げることが重要です。
しかし、品質の低い記事が多くなってしまうと、Googleから品質の低いWEBサイトと評価されてしまう可能性が多大にあるため、メンテナンスは必須事項です。
そこで、狙ったキーワードで「検索順位が50位以下は削除」を行っていき、2020年10月内に合計144記事も削除を行いましたが、ほとんどアクセスがない記事を削除していきましたので、全体的なPVへの影響はありませんでした。
その後、経過観察を行うと、WEBサイトの全体的な評価があがったのか、1ヵ月かけて少しずつ検索順位が上がっていく記事が多くなり、アクセスアップの後押しになりました。
ブログの収益化を上げるためRinkerの導入
現在、ガジェット系ブログの9割以上は「Yahoo!ショッピング」「楽天市場」「Amazonアソシエイト」などの物販です。
今まで「カエレバ」を利用させて頂いていましたが、2019年1月に仕様が変更され「カエレバ」は画像の商品リンクは「楽天市場」になっています。
傾向としてもユーザーの需要は「Amazon5割・Yahoo!ショッピング3割・楽天市場2割」というような購入率ですので、やはり「Amazonからの購入」をできるだけ促せるような仕組みにするため、Rinkerを導入しました。
また、Rinkerの導入目的は、「商品リンクの管理」がやりやすくなるという利点があるため、労力はかかりましたが、Rinkerへの切り替えに踏み切りました。
ブログで月間10000PVの収益
私は2020年11月に月間10000PVを達成しましたが、収益は下記になります。
2020年11月の収益
- Google AdSense:1,868円
- A8.net:0円
- アクセストレード:0円
- バリューコマース:6,782円
- もしもアフィリエイト:625円
- Amazonアソシエイト:7,110円
- 合計:16,385円
私はガジェット系中心のブログですので、バリューコマースで「Yahoo!ショッピング・楽天市場・Amazon」の物販が中心です。
アクセスが伸び始めたことで、嬉しいことに月々の報酬も発生しはじめています。
2020年11バリュー月にRinkerへの切り替えを行ったので、バリューコマースは「Yahoo!ショッピング」と「楽天市場」の売り上げが混合してしまっていますが、今後は「もしもアフィリエイト経由」も多くなってくるかと思います。
現在の購入経路による売り上げは「Yahoo!ショッピング3,952円・楽天市場3,455円・Amazonアソシエイト7,110円」となっていますので、「Yahoo!ショッピング3割・楽天市場2割・Amazonアソシエイト5割」です。
Rinkerの導入よって比率は変動してくるかと思いますので、今後も経過をみていきたいと思います。
まとめ
ブログで月間10000PVまでのリアルな情報をまとめてきましたが、如何だったでしょうか。
月間3000PV以上で「脱ビギナー」と言われていますが、月間1万PVの「初心者・新人にあたるノービス」を目指す人も多いかと思います。
もちろん、私にとって月間3万PVを目指すための施策の通過点にすぎませんが、アクセスに伸び悩んでいる人のご参考になればと思います。
次回は月間30,000PVを目指してブログを運営していこうと思いますので、またブログでお知らせしたいと思います。