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【ネタバレ注意】映画『ちょっと思い出しただけ』のレビュー!映画を見た感想は「見なくても損しないけど、見たら人生がちょっと豊かになる映画」

東京都にお住いの21歳女性(学生)が2022年4月頃に「Amazonプライム」で見た映画『ちょっと思い出しただけ』のレビューをご紹介します。

映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。

この映画の見どころ

  • その伏線回収に気づいた時、心がふっと懐かしくなる
  • 懐かしいあの人の記憶を、ちょっとだけ思い出す
  • 1年の歳月が恋人たちにもたらす、ちょっと切ない淡い思い出

映画『ちょっと思い出しただけ』を見ようと思ったきっかけ

好きな役者さん(池松壮亮さん、成田凌さんなど)が何人か出演しており、渋谷駅で大きく取りあげた予告編なども流れていて内容が気になりました。

夜空の下で池松さんと伊藤沙莉さんが花火をしているシーンは中でもとても印象的で、すごく仲良さげに見えたのにタイトルはすごく切なげで意味深なものに思え、一体どのようにこのタイトルが回収されて行くのか気になったこともあったので、それを楽しみに見に行くことを決めました。

映画『ちょっと思い出しただけ』の内容

池松壮亮演じる主人公は、タクシードライバーとして働く彼女を持つ元ダンサー志望の照明スタッフでした。

物語中の言動から既に別れたことが読み取れる2人ですが、物語は途中ダンサーを諦めるほど足を壊し、落胆した様子の主人公や、まだ水族館の職員として友達以上恋人未満の関係でバイトをする2人が映し出されます。

彼の住むアパートの電子時計が1年ごとにずれて行き、それに合わせて物語が1年ずつ過去に戻っていると気づいたとき、誰もが持つ懐かしい青春の恋の記憶がふわっと蘇り「ちょっと思い出しただけ」と思わず口に出してしまうような内容でした。

映画『ちょっと思い出しただけ』の作品情報

作品情報

  • 監督:松居大悟
  • 脚本:松居大悟
  • 原作:なし
  • キャスト/出演者:池松壮亮、伊藤沙莉、河合優実、大関れいか、屋敷裕政、尾崎世界観、渋川清彦、松浦祐也
  • 主題歌:クリープハイプ「ナイトオンザプラネット」
  • 日本公開日:2022年2月11日
  • 上映時間:115分
  • 公式サイト:https://choiomo.com/

映画『ちょっと思い出しただけ』のあらすじ

7月26日は佐伯照生の誕生日だ。2021年の7月26日から始まるこの物語は、1年ずつ同じ日を遡り、別れてしまった男と女の“終わりから始まり”の6年間を描いている。怪我でダンサーの道を諦めた照生(てるお)と、タクシードライバーの葉(よう)。2人が過ごした1日は、特別の日だった時もあれば、そうでない時もあった。なんでもない、だけど二度と戻れない愛しい日々を“ちょっと思い出しただけ”…。

映画『ちょっと思い出しただけ』の予告編

映画『ちょっと思い出しただけ』の見どころをネタバレ覚悟で解説

私がネタバレ覚悟で解説したい『ちょっと思い出しただけ』の見どころは大きく3つです。

この映画の見どころ

  • その伏線回収に気づいた時、心がふっと懐かしくなる
  • 懐かしいあの人の記憶を、ちょっとだけ思い出す
  • 1年の歳月が恋人たちにもたらす、ちょっと切ない淡い思い出

その伏線回収に気づいた時、心がふっと懐かしくなる

時間の経過の書き方について、間が1年も飛躍しているにも関わらず2人の関係性がどのように変化していったのか、すごく分かりやすく描かれているなと思いました。

かつて2人で仲良く並んで食べた誕生日ケーキを喧嘩の最後に強引に渡してその場を去った彼女が、「追いかけて来ないのかよ」と言ったシーンはすごく心がきゅっとなりました。

しかし同様にそれを渡された彼氏も「一緒に食べようよ…」と寂しそうに2つあるフォークのうち1本を使い、帰り道にひとりでそれを頬張るシーンで「あぁ、ふたりとも1人になりたい訳では無いんだな」と思い、心はお互いを思っていてもすれ違ってしまうもどかしさと切なさを感じました。

懐かしいあの人の記憶を、ちょっとだけ思い出す

かつて好きだった人をまだ素敵だったと思えるか、それとも一時の恋心であり、今思い返せば「なんであんな人と付き合っていたのだろう」と思うかは人それぞれだと思います。

今回登場した恋人たちは恐らく前者であり、別れたこと自体は後悔していなくても、ほんの少しだけ過去のあの頃に戻りたいと思う瞬間があるのだろうなと感じた描写がいくつかありました。

今の生活に満足していても、かつての懐かしい恋人をまだ素敵だと思えるように、そんな人と巡り会えたらなと思える素敵な映画でした。

1年の歳月が恋人たちにもたらす、ちょっと切ない淡い思い出

コロナ禍で変化した街や人との関わり、生活様式の移り変わりがすごくリアルに描かれており、タクシーに飛沫感染防止のシートを貼るようになった葉の姿や、劇場に入る際に検温とアルコール消毒をするようになった照夫の姿がすごく印象的でした。

時代は変わってもかつて恋人たちであった人々の思うことはどの時代も変わらず、どんな時にでも昔を思い出して懐かしむ時があるのだということが改めて感じられ、自身も昔の楽しかった記憶を少し思い出しました。

映画『ちょっと思い出しただけ』を見終わった感想

私はこの映画を「見なくても損しないけど、見たら人生がちょっと豊かになる映画」だと思いました。

そして、これは自身ならぜったいに20代~30代の男女におすすめします。

これから先の人生で出会う、自身にとって大切になっていくであろう人を「あぁこの頃の自分はこんなことで笑っていたのだな。こんな風にこの人と生きてきたんだな」と将来思えるように、お互い良い関係性を築いていこうと思う心の大切さをこの映画は教えてくれます。

映画『ちょっと思い出しただけ』で印象に残った名言

私が『ちょっと思い出しただけ』を見て特に印象に残った名言です。

「野原 葉」のセリフ

この世界に人間は私たちふたりだけって感じがしない?

映画『ちょっと思い出しただけ』の評価や口コミ

他の方が映画『ちょっと思い出しただけ』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

おわりに

私が映画『ちょっと思い出しただけ』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。

次に見たいと思っている映画は『流浪の月』です。

まだ見てないので面白いかは分かりませんが、誘拐犯と監禁された少女の心の繋がりを描いた物語はとても面白そうです。







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