埼玉県にお住いの20歳の女性(大学生)が2022年10月頃に「TSUTAYA」で鑑賞した映画『プラダを着た悪魔』のレビューをご紹介いたします。
映画の感想や見どころをネタバレ覚悟で解説していますので、映画を観る前に面白さを知りたい方、評価や口コミが気になる方は、参考にしていただけますと幸いです。
目次
映画『プラダを着た悪魔』を見ようと思ったきっかけ
私が映画『プラダを着た悪魔』を見ようと思ったきっかけは、家にポップコーンのお菓子があったからです。
映画を見ながらこのポップコーンを食べたら最高の休日になると思い立ち、TSUTAYAに向かいました。
洋画コーナーに置いてあった「プラダを着た悪魔」という題名が目に入ってきたので、手に取り、直感で観ることにしました。
以前から題名は聞いたことがありましたが、具体的な内容までは知りませんでしたので、興味が湧きました。
さらに、主演のアンハサウェイさんが美しい方だったのも、興味が湧いた理由の一つです。
映画『プラダを着た悪魔』の内容
おしゃれに無関心なジャーナリスト志望の主人公、アンドレアはニューヨークの一流ファッション誌の編集部でカリスマ編集長ミランダの下でアシスタントとして働くことになります。
一見、世界中の誰もが憧れるような夢の仕事のようですが、編集長のミランダは鬼上司と称されるほどの理不尽な要求をする人で、アンドレアは毎日そんなミランダの無理難題な要求に振り回されます。
しかし、主人公はそういった要求にもなんとか応え、奮闘し、葛藤と成長を経て、自分の人生を生きる決断をするという物語です。
作品情報
- ジャンル:ドラマ
- 製作国:アメリカ
- 製作年:2006
- 公開年月日:2006年11月18日
- 上映時間:110分
- 製作会社:表記なし
- 配給:20世紀フォックス
映画『プラダを着た悪魔』の見どころ、ネタバレ覚悟で解説
映画『プラダを着た悪魔』の見どころは大きく3つに分けられます。
この映画の見どころ
- テンションが上がる、洒落たファッションの数々
- 主人公の成長過程、勇気と活力が得られる
- 仕事と生活の両立、その難しさ
テンションが上がる、洒落たファッションの数々
主人公アンドレア(演:アン・ハサウェイ)の成長とファッションの変化が描かれたシーンが見どころです。
物語の中盤、ついに編集部の仕事に慣れたアンドレアが洒落たファッションを身にまとい、ニューヨークの街を踊るように歩くシーンは見ているだけで心が躍ります。
特に、車や通行人が主人公を横切るタイミングで洋服が次々と変わる演出は、洗練された感性を物語っています。
服装やおしゃれを愛する方にとっては、テンションが上がるシーンとなるでしょう。
主人公の成長過程、勇気と活力が得られる
無理難題すぎる要求を突き付ける鬼上司ミランダに立ち向かうアンドレアの様子が見どころです。
アンドレアが言い渡された試練は、出版前のハリーポッターの新作をミランダの双子のために手に入れること。
しかも、当日中に持ってこなければ仕事から解雇されるというほどの厳しい条件でした。
しかし、アンドレアは以前に知り合った著名エッセイストの力を借りて、出版前の新作原稿を何とか手に入れることに成功します。
仕事と生活の両立、その難しさ
印象的なのは、ラストシーンで主人公が携帯電話を噴水に投げ入れる場面です。
激務から解放され人間として成長した彼女が、自分の意志を確固たるものにするという決意がその一瞬に込められています。
「携帯」は現状の仕事との決別を象徴しており、彼女が私生活と未来をより大切にしようと決断した瞬間です。
そして、本来憧れていたジャーナリストとしての新たな挑戦を決意した彼女の表情は晴々としており、その変貌ぶりが見て取れます。
映画『プラダを着た悪魔』の感想
ファッションや自分自身の体型に無頓着だった主人公が、仕事を通じて成長し、次第におしゃれになっていく過程が非常に好きです。
周囲の環境や人間関係の変化に伴い、自分自身の考え方や価値観が変わるのは決して悪いことではなく、自然なことだと思います。
そのため、変化を受け入れた主人公と変化を望まない恋人との対立はやむを得ないことだと感じました。
この映画は、何かに取り組みたい人を元気づける良い作品だと感じます。
映画『プラダを着た悪魔』で印象に残った名言
映画『プラダを着た悪魔』を視聴して特に印象に残った名言です。
「ナイジェル」のセリフ
君は努力していない、愚痴を並べているだけです。
映画『プラダを着た悪魔』の評価や口コミ
他の方が映画『プラダを着た悪魔』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
映画「プラダを着た悪魔」が好きなんだけど、最近そのモデルとなったアナ・ウィンターとYOSHIKIの見分けがつけにくくなってきてる。 pic.twitter.com/DImeMtda5G
— Brandon K. Hill | CEO of btrax 🇺🇸x🇯🇵/2 (@BrandonKHill) November 22, 2023
『プラダを着た悪魔』の主役は、レイチェル・マクアダムスが第1候補だった。「3回もオファーされる」「映画会社が熱望」「興味がなく断る」そこで主演に抜擢されたのが、アン・ハサウェイ。実は9番目の候補だった。主役を射止めるため、アンが思いついた驚きの行動は↓
— アキ (@aki_location) November 23, 2023
11月新刊
河野真太郎著『はたらく物語──マンガ・アニメ・映画から「仕事」を考える8章』
11月27日頃発売です。
『3月のライオン』『プラダを着た悪魔』『機動戦士ガンダム 水星の魔女』『シン・ゴジラ』『株式会社マジルミエ』など。
↓コチラで試し読みできます!https://t.co/eH3PyMb3N7… pic.twitter.com/cwmEpxfmDk— 笠間書院 (@kasamashoin) November 24, 2023
今回はメリル・ストリープとアン・ハサウェイ出演によるコメディ/ドラマ映画『プラダを着た悪魔』をご紹介するぞ!超有名やし人気作品なんで、もちろん何回も見たことあるけど、改めて見るとやっぱめちゃくちゃ面白いな😀なにより2006年公開なんで、アンハサウェイの若さ&綺麗さが爆裂してたぞ✨物語は… pic.twitter.com/8NYypceHfY
— モカシ☁️@映画ナビゲイター (@mokashi_movie) November 23, 2023
「プラダを着た悪魔」
なんで今までこの作品観てなかったんだよ自分〜って後悔しました。映画を見て、進路に悩む今、目の前のことだけを追い続けて自分らしさを失わないように成長したいと思えました。 pic.twitter.com/AUe0AYjYiw— Egg (@lifewithmovie) November 19, 2023
恋がしたくなります!でも両立は難しいですよね!
Amazonの口コミ
エミリーってどこかで見たことある女優だと思ったら本名そのままで役名つけてたんですねl。トム・クルーズ共演のオール・ユー・ニード・イズ・キルとか、クワイエット・プレイスで知りました。好きな女優さんです。
Amazonの口コミ
あまり観ないタイプの映画ですが、洒落たタイトルに惹かれて鑑賞。主人公アンディのキュートさと、多彩なファッションが目の保養でした。でも一番の見どころは、メリル・ストリープの役作り。こういうキャラもできるんだなあ。見応えのある画と、陽気ですっきり明快でありながら、内省もできるストーリー。いい映画だと思います。上司の要求を上回って始めて評価される(指示をこなすだけでは評価されない)のがサラリーマンの現実ですし、上司の要求って要するに「自分が今抱えている問題をどうにかしてほしい」なんですよね。一見、非現実的な職場ですけど、ハリー・ポッター新刊調達ミッションは「無理難題」の例え話。ナイジェルのコーディネートは「有識者の協力を得ることの大切さ」・・・等々、身近な話に解釈できます。仕事への向き合い方を示しつつ、「自分が本当に在りたい姿は?」と問いかけてくる内容。自分のランウェイを颯爽と歩くラストのアンディは、最高に輝いてて、説得力のある画でした。「笑顔を見せたのは2001年の〇〇のときだけ」という台詞とリンクして、気持ちのいい余韻を残してくれました。それにしてもナイジェル可哀想だわー、あんなに可愛くはしゃいでたのに・・・。いつか利子付きでお返ししてもらえる日が来ることを祈ります。続きを読む
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社会に出た時、人は自然とスタイルを決めて生きていく事になる。仕事に打ち込むか、プライベートを重視して最低限に働くかこの作品はどちらの選択肢も分かりやすく見せてくれる。両者の対比のバランスも素晴らしく絶妙なので、あっという間に映画の世界に惹き込まれていくのが自分でも分かりました。作中であと少し頑張ればエリートバリバリキャリアモリモリエリート街道まっしぐらという所まで来ても、平凡を良しとする大学の同期や同棲している彼氏は才のある主人公に対して遠回しに目を覚ませと諭して来ます。このあたりの描写は非常に生々しく、私を圧倒しました。そして同時に、胸に鋭く刺さりました。この”リアリティ”はまさしく現実そのもので人間上を目指す限り嫌というほど体験するものだからです。目を背けようにもこれはプラダを着た悪魔という作品であるため、見続けるしかありません。結果的に視聴者に対してどちらを選ぶべきなのかと過去の追体験にも似た巻戻りからくる「強迫観念」を感じました。正直見ていて苦しく、辛かったです。でも、この作品は自分ではありません。せめて主人公は幸せになってくれ・・・と祈りながら見ていました。作品では無事に主人公としての「一つの答え」に辿り着くわけですが個人的にはモヤモヤしました。恐らく価値観の違いだと思います。世の中そんなに綺麗に収まらねーよと思ったのが正直な感想です、ただ対照的に主人公が掴み取ったモノに対して羨ましくも感じました。私もあの時同じ選択をしていれば、今とは違った景色を見れたのだろうかと思う程にインパクトがあったのです。最後のミランダと主人公のシーンがあるのですがここの二人は最高にかっこよく、見てよかったなと思えるポイントだと思います。非常に良い作品だと思います。新社会人とか、学生の方などに特におススメですね人生の指標になります。社会人だと生きる目的を再確認出来るかもです。続きを読む
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ランウェイ誌編集長のアシスタントをジャーナリストになる前の腰掛け程度に考えていたアンドレアが少しずつ変わってゆく姿は観ていて爽快で自分も頑張ろうというモチベーションにつながります。また、どんな仕事も人が何を求め必要としているかを考え行動すること、そしてさらにその先まで考えることができれば必ず報われますが、そのために愛する人や仲間を犠牲にするのは違うと悟ったアンドレアが最後に取った行動には共感が持てました。ハイ・ファッションに身を纏った若きアン・ハサウェイに目が移りがちですが、メリル・ストリープこそがこの映画を成立させたのだと思っています。彼女が出演した映画のなかで一番好きかもしれません。
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みなさんの映画を見た感想が面白いですね!
おわりに
映画『プラダを着た悪魔』についての私の感想や見どころを、ネタバレ覚悟で解説してきました。
「面白い」と感じられた方は、ぜひご覧ください。
次に観る予定の映画は『マイ・インターン』です。
この映画は、若き女社長ジュールズと、70代の新人社員ベンがシニアインターンとして採用されてから徐々に信頼関係を築き、成長していく物語です。