岐阜県にお住いの36歳女性（IT・通信系：事務職）が2022年1月頃に「映画館」で見た映画『映画演劇 サクセス荘 ～侵略者Sと西荻窪の奇跡～』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『映画演劇 サクセス荘 ～侵略者Sと西荻窪の奇跡～』を見ようと思ったきっかけ
大好きな俳優さんが出演されていたからです。
元々テレビドラマから派生した映画でしたが、テレビドラマの条件と同じくリハーサルなしの本番一発勝負で90分の映画が長回しで撮られると言うことで、絶対面白くなると思い、映画化が発表された当時から見に行きたいと思っていた作品でした。
実際、失敗できないという俳優さんたちの緊張感がスクリーンを通して伝わってきたのと、何としてでも終わりまでやり遂げるというプロ根性が垣間見られたとても面白い作品でした。
またテレビドラマ版の撮影が終了したと同時にその場で発表された映画化の話に、出演されていた役者さんたちがものすごく嬉しそうにしていたのも、見に行きたくなるきっかけとなりました。
映画『映画演劇 サクセス荘 ～侵略者Sと西荻窪の奇跡～』の内容
シェアハウス、サクセス荘には、夢を持った若者たちが集まっています。
普段は仲がいい住民たちですが、ここの所小さないざこざが耐えない様子。
住民の一人が、いざこざの原因は近くに建った高層マンションのせいで日光が当たらなくなったせいだと言いだします。
ちょうどその時サクセス荘のチャイムがなり、S4を名乗る男性4人組がサクセス荘へ訪れ、ここの土地を買いたいと申し出ました。
S4の正体は高層マンションのオーナーであり、サクセス荘を解体し新たにマンションを作る計画を立てていることを明かします。
もちろん猛反発をする住民たちですが、古くからいる住民の1人がS4側に寝返ったり、なにか弱みを握ろうとS4の部屋に忍び込もうとした住民が人質になってしまったりと、圧倒的不利な状況に追い込まれます。
しかし残った住民達でS4へ自分の夢のプレゼンをしたり、寝返った住民と心の底からぶつかる青春を見せたりします。
最終的にはS4もサクセス荘住民たちに心打たれ、マンション建設の話は無くなり大団円で話は終わりを迎えます。
映画『映画演劇 サクセス荘 ～侵略者Sと西荻窪の奇跡～』の作品情報
作品情報
- 監督：川尻恵太
- 脚本：徳尾浩司 川尻恵太 ニシオカ・ト・ニール
- 原作：松田誠（ネルケプランニング）
- キャスト/出演者：和田雅成 高橋健介 高野洸 髙木俊 黒羽麻璃央 spi 立石俊樹
有澤樟太郎 荒牧慶彦 定本楓馬 玉城裕規 寺山武志 小西詠斗 唐橋充 - 主題歌：サクセスの魔法
- 日本公開日：2021.12.31
- 上映時間：105分
- 公式サイト：https://www.tv-tokyo.co.jp/success_soum/
映画『映画演劇 サクセス荘 ～侵略者Sと西荻窪の奇跡～』のあらすじ
都会の片隅にひっそりと佇む一軒のアパート「サクセス荘」。そこには、“ひと旗あげたい”と成功(サクセス)を夢みる若者たちが住んでいて、いつか必ず夢を叶えて巣立っていくという伝説があった…。芸人、漫画家、占い師、料理人…ジャンルは違えど、成功したい気持ちは皆同じで、個性豊かな住人が集っていた。映画になっても変わらない予測不能な展開、役者たちのリアルなリアクションや垣間見える素の表情など、テレビサイズに収まらない壮大なスケールとなっております！お楽しみください！
映画『映画演劇 サクセス荘 ～侵略者Sと西荻窪の奇跡～』の予告編
映画『映画演劇 サクセス荘 ～侵略者Sと西荻窪の奇跡～』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『映画演劇 サクセス荘 ～侵略者Sと西荻窪の奇跡～』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 90分一発録りの映画に2.5次元俳優が挑む作品
- サクセス荘の取り壊しに必死に反抗する住民
- エチュード苦手な俳優がエチュードに参加
90分一発録りの映画に2.5次元俳優が挑む作品
普段は2.5次元と呼ばれるゲームや漫画、アニメなどを原作とした舞台に出ている俳優たちがテレビ、映画へ活躍の場を移したシリーズ作品です。
一発録りという点は舞台本番と変わりませんがリハーサルなしの状態で挑むため、役者の緊張感も楽しめる作品となっています。
映画自体も90分を一発録りのため、恐らくどこかでセリフや動作が飛んでいる部分もあるはずなのですが、それが全く分からないのも役者さんのプロ根性を見せつけられていて、楽しい作品です。
サクセス荘の取り壊しに必死に反抗する住民
S4と呼ばれるお金持ち軍団は、サクセス荘を買い取り、取り壊してマンションを建てるため住民に立ち退きを迫ります。
そこでお金はないけれど夢と情熱を持ったサクセス荘住民たちが、自分たちの持てるアイデアを使って立ち退き、取り壊し自体を阻止するお話です。
抵抗策のひとつとして住民たちの夢をそれぞれS4に語ったり提案したりする場面があるのですが、アドリブ感が強く、笑ってしまっている役者さんがいたりと熱量の高い場面の筈なのにどこか笑える1場面です。
エチュード苦手な俳優がエチュードに参加
S4にサクセス荘の取り壊しを諦めてもらうため、それぞれの夢をS4へ語る場面です。
映画監督をめざしている住民から、映画のタイトルだけ与えられて、他の住民がそのタイトルにそったお芝居を即興で行うというエチュードの場面に強制参加をさせられるのが毎回エチュードが苦手だと言っている役者さんです。
その場で演者が決められるため、名前を呼ばれた後の表情がおもしろいのと、エチュードが始まってから不安そうに周りの様子を伺っているのが楽しいです。
映画『映画演劇 サクセス荘 ～侵略者Sと西荻窪の奇跡～』を見終わった感想
"テレビで放送されている時から見ていましたが、まさか映画になるとは思わず、どうやって一発録りを行うのだろうと疑問に思っていました。
出来上がった作品を見て、部屋のセットを2つ組んで上手いこと俳優達を行き来させることによって話が展開されているのが凄いと思いました。
また映画ならではのゲストがとても豪華で、普段テレビ等で必ず1度は声を聞いたことがある有名な声優さんが出演されているのも見所のひとつだと思います。"
映画『映画演劇 サクセス荘 ～侵略者Sと西荻窪の奇跡～』で印象に残った名言
私が映画『映画演劇 サクセス荘 ～侵略者Sと西荻窪の奇跡～』を見て特に印象に残った名言です。
「ゴーちゃん」のセリフ
必ずサーを取り戻す
映画『映画演劇 サクセス荘 ～侵略者Sと西荻窪の奇跡～』の評価や口コミ
他の方が映画『映画演劇 サクセス荘 ～侵略者Sと西荻窪の奇跡～』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
映画演劇 サクセス荘 侵略者Sと西荻窪の奇跡 https://t.co/GWErHIW7zr
ギリギリ観に行ってきた！！
みんなこれ絶対観るべき！！
豪華…豪華すぎてやばい楽しい泣けるところもある最高の映画演劇ですよ～明日までなので興味と時間のある方是非
\(๑´ω`๑)/— マッキー☆ (@mizumacky) February 2, 2022
「映画演劇サクセス荘 侵略者Sと西荻窪の奇跡」観に行けた。
良かった！😭🤣😆笑って泣いて、面白かった。やっぱり最後のカットが、かかるとみなさんのホッとした顔が好きだなぁ。🤭おかわりしたくなるの分かる。スマスパのお2人が映画で共演してる。泣けてくる！ pic.twitter.com/sKSWfPKHpH— 🍎🍍🇫🇷まか。 (@MAHOUNOYOUSEI) January 26, 2022
映画「映画演劇 サクセス荘 侵略者Sと西荻窪の奇跡」
映画でも本番一発撮りなのね…！？
2.5次元でお世話になってる方々なので非常に美。
目に優しい、視力が上がる。そして面白い。
最近欠番気味の住人も揃ってて最高でした🙌✨
スマスパのターンは感謝でしかない、大好き🌛— まゆみん(かもしれない) (@arukumayumin) January 23, 2022
おわりに
私が映画『映画演劇 サクセス荘 ～侵略者Sと西荻窪の奇跡～』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
