愛媛県にお住いの55歳女性(医療系:看護師)が2022年5月頃に「映画館」で見た映画『バブル』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『バブル』を見ようと思ったきっかけ
友達とランチに出かけた後、映画でも観ようかという話になり、なんの予備知識もなく、映画館へ足を運びました。
特に観たい映画もなかったので何を観ようか迷ったのですが、テレビCMでこの作品の一部が放送されていた時に、その疾走感が印象に残っていたため、友人を誘って一緒に観ることにしました。
友人がわりとアニメ好きだったことも、この映画を選んだ理由の一つです。
たまたま暇つぶしに観ようとしただけだったので、特に映画に対して期待はしていませんでした。
映画『バブル』の内容
世界中に謎の「バブル(泡)」が降り注ぎ、日本の東京都は重力が破壊されてしまいます。
多くの都民たちは別の場所に移住し、東京都には日夜、パルクールのゲームバトルを繰り広げる若者たちだけが集まる特異な場所と化していました。
そんな場所で暮らす、少年ヒビキは、ある日、海に落下して、あやうく命を落としそうになりますが、不思議な少女ウタに助けられ、ウタはヒビキの仲間たちを一緒に暮らし始めます。
楽しい日々を過ごし、次第に心を通わせ惹かれ合っていく二人ですが、ふたたび世界に「バブル」がふりそそぎはじめ、東京は沈没の危機に。
果たして東京はどうなるのか、ヒビキとウタの運命は?
映画『バブル』の作品情報
作品情報
- 監督:荒木哲郎
- 脚本:虚淵玄(ニトロプラス) 大樹連司(ニトロプラス) 佐藤直子
- 制作:加瀬未来 中武哲也
- キャスト/出演者:志尊淳 りりあ。 宮野真守 梶裕貴 畠中祐 千本木彩花
井上麻里奈 三木眞一郎 広瀬アリス - 主題歌:Eve feat. ウタ(りりあ。)「Bubble」
- 日本公開日:2022年5月13日
- 上映時間:100分
- 公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/bubble-moviejp/
映画『バブル』のあらすじ
世界に降り注いだ泡によって重力が壊れた東京。ライフラインが断たれ、廃墟と化した東京に残って暮らす若者たちは、日々生活物資を賭けてビルからビルへと駆け回るパルクールのチームバトルを繰り広げている。そんな中、バトル中に誤って海へ落下した少年を、不思議な少女が助ける。このことをきっかけに、2人は互いに惹かれ合っていく
映画『バブル』の予告編
映画『バブル』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『バブル』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 疾走感あふれるド迫力の映像に度肝を抜かれる、かならず映画館で観たい作品。
- 美しくも悲しいストーリーに涙なしではみられない感動作。
- 短時間でキャラクターの魅力にどっぷりはまってしまう完成されたアニメ作品。
疾走感あふれるド迫力の映像に度肝を抜かれる、かならず映画館で観たい作品。
重力が破壊された東京都で繰り広げられるパルクールがテーマとなっているため、とにかく疾走感と臨場感がすごくて、観ているだけでワクワクとした気持ちになれます。
専門的な技術などについてはよくわからないのですが、まるで主人公たちと共に、パルクールに参加しているような気分が味わえます。
地面を歩くのとはもちろん違いますし、空を飛んでいるのとも全く違う、これまでには味わえなかった独特の感覚が味わえる、すごい作品です。
美しくも悲しいストーリーに涙なしではみられない感動作。
ウタとヒビキの愛は最終的には悲しい結末を迎えるのですが、美しい景色や、象徴的なハミング、キャラクターたちの表情や愛くるしさなどが、ストーリーをいっそう切なくて涙を誘うものへと高めています。
観ている間、何度ヒビキとウタの幸せを心から願ったことでしょうか。
私自身も最後には泣いてしまいましたし、映画館の会場から何人もの嗚咽が聞こえていました。
エンディングでも、かなわなかったウタの幸せを想像させるような演出が施されており、さらに涙を誘います。
短時間でキャラクターの魅力にどっぷりはまってしまう完成されたアニメ作品。
どこかさみし気で、孤独を抱えた少年、ヒビキ、彼自身のキャラクターも魅力的でしたが、彼が次第に心を開いていく過程や、それを受け入れていく仲間たちも素敵でした。
とにかく明るくておちゃめなマコトさんや、大人の魅力たっぷりで頼りになるシンさんなども、物語のいいアクセントになっています。
さらになんといっても、良かったのはウタのキャラクターです。
外見はもちろん、しぐさの一つ一つが愛らしくて健気で、一瞬でとりこになりました。
映画『バブル』を見終わった感想
正直、あまり期待していなかったのですが、予想に反して、ものすごく感動しました。
丁寧に作りこまれた映像自体も楽しめましたし、感動的なストーリーにも心を揺さぶられました。
とくに主人公のウタが可愛くて、すっかりファンになってしまいました。
劇場でいただいたい色紙は、今もしっかりと部屋に飾って眺めています。
できれば、ヒビキとウタを幸せにしてあげたかったなあと感じましたが、そんな観客の思いを想定したかのようなエンディングの映像が流れた時には、やられたと思いました。
作成したスタッフ、本当にすごいです。
映画『バブル』で印象に残った名言
私が映画『バブル』を見て特に印象に残った名言です。
「ウタ」のセリフ
じゃあね、またね
映画『バブル』の評価や口コミ
他の方が映画『バブル』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
爽やかで
気持ちよくて
お肌の潤いが増す(気がする)パルクールアクションは
見ててほんとにスカっとします🤸🏻♂️
澤野さんの音楽も最高✨#映画バブル 🫧 pic.twitter.com/eRnMiehiSs— しましま【-30k】-MOD- (@simasima_30k) August 30, 2022
映画バブルやっと見る時間できて見たけど、最高に良かった🤍💙
パルクールの書き方も音楽もキャラクターも映像も感動でした🫧
素敵な作品です🫧🤍
ZENさん監修のパルクールやっぱかっこいい!何回も見ます!
#映画バブル— kkkk17 (@kkkk314017) August 15, 2022
#映画バブル
5月に映画館で観た感想を未だまとめられずにいます。私がみたアニメ映画史上No.1 or 2を争う、世界観の練り込み方が桁違いだったのは確か。No.1を競うのは『AKIRA』
『バブル』全編に込められた、徹底的に網羅された対比関係、オマージュを捧げる心には、感服させられました。
— りくボー (@rikubo_hatena) August 13, 2022
おわりに
私が映画『バブル』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。