石川県にお住いの47歳女性(主婦)が2022年7月頃に「映画館」で鑑賞した映画『ALIVEHOON アライブフーン』のレビューをご紹介いたします。
映画の感想や見どころをネタバレありで解説していますので、映画を観る前に興味がある方や、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『ALIVEHOON アライブフーン』を見ようと思ったきっかけ
夫が車好きで、特に「イニシャルD」などのドリフト系が好きだったこと、そして夫の勤めている会社の人達の間で「面白い」と話題になっていたからです。
それに加え、昔、私もドリフトをする車の助手席に乗ったことがあり、ガソリンスタンドで働いていた経験もあります。
そういう車がかなり好きだったので、一緒に見に行きました。
「トップガン・マーベリック」も見に行こうかと思いましたが、どちらを先に見るか迷いました。
しかし、「ALIVEHOON アライブフーン」がマニアックな映画だったため、上映終了にならないうちにこちらを先に見ることにしました。
映画『ALIVEHOON アライブフーン』の内容
主人公は、eスポーツで日本一のレーサーの男性です。
彼は解散の危機に陥ったドリフトチームからスカウトを受け、リアルドリフトの頂点を目指すというストーリーです。
当初、ドリフトチームからは「ゲームでしか運転したことのない人間がリアルな車でドリフトすることなど、絶対に無理だろう!」と罵られます。
実際、最初は彼にはドリフトができませんでした。
しかし、チームの車の助手席に乗り、ドリフトを体験すると、主人公は感覚をつかんでドリフトを行うようになります。
車の爆音や、ギリギリの状況で挑むドリフトレースの「ドライブテクニック」に興奮が止まらないでしょう。
ブレーキ音や、曲がバックで流れる様子など、すべてがクールさを醸し出しています。
作品情報
- ジャンル:アクション
- 製作国:日本
- 製作年:2022
- 公開年月日:2022年6月10日
- 上映時間:120分
- 製作会社:「アライブフーン」製作委員会(無限フィルムズ=福島民報社=ソウルボート)(製作協力:電通)
- 配給:イオンエンターテイメント
- 公式サイト:https://alivehoon.com/
映画『ALIVEHOON アライブフーン』の見どころをネタバレ覚悟で解説
映画『ALIVEHOON アライブフーン』の見どころをネタバレ覚悟で解説します。
大きく3つあります。
この映画の見どころ
- 凄まじきドリフトレース
- 主人公の心の描写に欠ける映画
- 何を考えているか分からない主人公、それでも応援したくなる人物
凄まじきドリフトレース
CGには一切頼らず、リアルなドリフト映画となっています。
実際に走行し、ドリフトを披露する人々は、本物のカーレーサーです。
主人公が演じるカーレーサーを務めたのは「全日本プロドリフト選手権(通称:D1)」に参戦している中村直樹さん。
彼は2021年のD1グランプリチャンピオンです。
そして、主人公のライバルを演じるレースカーの実際のドライバーは横井晶志さん。
彼もまた、2018年と2019年のD1グランプリチャンピオンです。
この二人が競い合うレースシーンが驚くほど見ごたえあり、その点が一番の見どころだと思います。
主人公の心の描写に欠ける映画
映画の主人公は人付き合いが苦手なキャラクターで、他人に質問されても必要以上には答えません。
主人公が自ら他の人に声をかけるシーンはなく、大人しく静かな雰囲気が続きますが、「なぜ人と話すのが苦手なのか?」、「なぜe-sportsにハマったのか?」、「なぜ日本一を目指したのか?」といった視聴者が主人公に個人的な興味を持つ理由が描写されず、他の登場人物が主人公の過去を語るわけでもないため、それが謎のまま終わります。
何を考えているか分からない主人公、それでも応援したくなる人物
主人公の心理的描写はほとんどなく、静かな映画でしたが、それでもレースには勝ってほしいと思い応援したくなります。
なぜなら、彼が大人しくても、eスポーツやリアルなドリフトレースに敗れるたびに、その悔しさが表情や動作に表れるからです。
直接は語らないものの、心が優しい人物です。
レースで敗れた元レースチームのメンバーに「なんだ、笑いにきたのか!」と言われますが、「アンタに頼みがある」と自分がチームを抜け、再びeスポーツの道を進むことを告げ、その後のチームを頼むときには頭を下げます。
この場面が一番心に響きました。
映画『ALIVEHOON アライブフーン』の感想
この映画の最大の見どころ、それは何と言ってもドライブテクニックです。
2台の車が並走し、互いに追い抜き合う様子はまさにギリギリの状態で、そのスリリングな展開にハラハラしました。
「少しでもカラミあうと終わりだ」と感じるような緊密な車間距離。
そんなシーンをドリフトしながら進んでいくドライバーの技量は、さすがと言う他ありません。
映画の初期に描かれるレース中のクラッシュシーンは、CGではないリアルな映像が魅力的で、その迫力に圧倒されました。
映画『ALIVEHOON アライブフーン』で印象に残った名言
映画『ALIVEHOON アライブフーン』で私が特に印象に残った名言を述べます。
「檜山三郎」のセリフ
私も好きなことだけしてきたし、そんな私でも店を持つことができました。
皆のおかげでチームも持つことができました。
私は常にゲームばかりで人付き合いが苦手でした。
そんな状態で年を重ねると苦労します。
こちらで上手く行っているようで、それは幸いでした。
映画『ALIVEHOON アライブフーン』の評価や口コミ
他の方が映画『ALIVEHOON アライブフーン』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
【 お知らせ! 】
私、アスタルテアは
このたび 映画 [ALIVEHOON] の下山天監督より許可を頂き
バーチャル世界でのレース活動における
公認ドライバーになりましたっ!この映画の魅力をもっとたくさんの人にお伝えできるように頑張ります!#VRChat #VR_GTCC#AliveHoon#アライブフーン pic.twitter.com/s1f3ft1MDP
— アスタルテア (@Astartea_JP) July 12, 2023
映画『ALIVEHOON #アライブフーン』
Blu-ray&DVD
2023年7月12日(水)発売決定です!
柴崎 快 役で出演しております。
大迫力の映像体験をこの機会にぜひ! pic.twitter.com/Yc4Qler900— 福山翔大 (@fukuyamashodai) May 19, 2023
映画『ALIVEHOON アライブフーン』国道完全封鎖によるお役所お墨付でのガチドリフト撮影 pic.twitter.com/AvXlUhFU27
— Hellcat (@MaidChainsaw) February 15, 2023
みなさんの映画を見た感想が面白いですね!
おわりに
私が映画『ALIVEHOON アライブフーン』の感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきました。
これを「面白い」と感じた方は、ぜひご覧ください。
次に観る予定の映画は『キングダム2 遥かなる大地へ』です。
映画「キングダム」の続編となります。
前作において、信(演:山﨑賢人)が秦王の政(演:吉沢亮)に協力し、反乱を終結させた時から半年後のストーリーを描いています。