神奈川県にお住いの37歳男性(IT・通信系:ライティング)が2022年2月頃に「ツタヤディスカス」で見た映画『セトウツミ』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『セトウツミ』を見ようと思ったきっかけ
セトウツミという作品はテレビドラマの方を先に見ていたのですが、この作品のことを調べていくと先に映画が公開されていたことを初めて知りました。
テレビシリーズのシュールなやりとりが大好きだったので映画も見てみようとツタヤディスカスでレンタルして見始めたのですが、テレビドラマとは違う面白さがありました。
映画はキャストがドラマ版とは違っていて、そういうところもすごく新鮮で良かったです。
会話のテンポがやはり映画でも独特でした。
映画『セトウツミ』の内容
瀬戸と内海は同じ高校の同級生である。
放課後、塾までの時間の暇つぶしとして内海は河川敷の階段で読書をしていた。
そんな時瀬戸という別のクラスの男子が話しかけてきた。
内海は最初、瀬戸に対して警戒心剥き出しで接していたが、段々とお互いの波長が合うことに気付き出し、会話の最中に内海はツッコミを入れてしまう。
その後も、瀬戸と内海は放課後決まった場所で談笑するのが日課となり、物事に対して気になることを雑談して物語が進展する。
映画『セトウツミ』の作品情報
作品情報
- 監督:大森立嗣
- 脚本:大森立嗣
- 原作:此元和津也
- キャスト/出演者:
- 内海想 - 池松壮亮
- 瀬戸小吉 - 菅田将暉
- 樫村一期 - 中条あやみ
- おじさん - 鈴木卓爾
- 鳴山 - 成田瑛基
- 堤 - 岡山天音
- 主題歌:-
- 日本公開日:2016年7月2日
- 上映時間:75分
- 公式サイト:https://cinema.broadmedia.co.jp/movie/3763
映画『セトウツミ』のあらすじ
学校帰りの放課後、お決まりの川べりで高校2年生の内海想と瀬戸小吉は、たわいもない会話をしながら今日も過ごします。
性格の異なる内海と瀬戸だが、くだらない言葉遊びで盛り上がったり、瀬戸が片思いする樫村へ送るメールで悩んだり、時には深い話も語り合ったりします。
内海と瀬戸の2人の会話には、全く中身がなく、だらだらと話をするだけなのです。
映画『セトウツミ』の予告編
映画『セトウツミ』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『セトウツミ』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 瀬戸と内海の会話劇がシュール
- 俳優陣の演技が秀逸
- 青春を感じられる描写が多い
瀬戸と内海の会話劇がシュール
この作品は瀬戸と内海が河川敷の階段で喋っているシーンがほとんどなので、その場面に注目ですね。
人との関わりを嫌う内海なのですが、そんな内海の心の扉を自然と開いていく瀬戸のコミュ力の高さには驚きました。
相手が突っ込まざる終えないような会話に持っていって言葉を引き出していくので、本当にうまいです。
関西弁で会話していくので、ある種の漫才を聴いているような軽妙さがありずっと聞いてられます。
間の取り方が独特で非常に面白いです。
俳優陣の演技が秀逸
この作品に出ている俳優陣は今人気の俳優さんがたくさん出ているので、改めて見てみると凄く豪華です。
瀬戸役には菅田将暉さんが参加していて、関西弁がすごく板についています。
確かご本人の出身も関西だったと思うのである種関西弁は故郷の言葉なわけで、自然なのも納得できますね。
内海役の池松壮亮さんはちょっとクールな内海の性格を最大限自然な表情で表現しているので素晴らしいです。
ヒロインの樫村さん役は中条あやみさんなのですが、内海に対しての一途な想いを抱いている乙女をナチュラルに演じていて見逃せません。
青春を感じられる描写が多い
学校でのシーンはあまりなのですが、放課後の下校風景を見ていると凄く青春を感じることができるので良いですね。
河川敷で瀬戸と内海が何気ない会話をしているだけでも、青春感が匂い立ってくるので本当におすすめの場面です。
一番の注目ポイントは内海が瀬戸の誕生日を祝う場面ですね。
バルーンアートの被り物を瀬戸に無理やり装着させてお祝いをするのですが、なんと瀬戸の飼い猫が亡くなったという話を突然聞かされて意気消沈してしまうので、そこでの空気感がとにかく堪りません。
映画『セトウツミ』を見終わった感想
セトウツミという作品が大好きでドラマ版を何度も見ていたのですがこの映画版もそれに引けを取らないくらい凄く良い作品でした。
映画なのですが、話数ごとに話が展開していくので凄くお得感を感じられます。
物語のテンポもすごく良い感じに緩やかに描かれていくのでラジオを聴いているような安心感がありましたね。
派手な絵変わりは無いのですが、それがこの作品の魅力でもあります。
河川敷で二人の男子がどうでも良い話を永遠にしているだけで全然楽しめるのでおすすめですね。
映画『セトウツミ』で印象に残った名言
私が映画『セトウツミ』を見て特に印象に残った名言です。
「樫村一期」のセリフ
「彼らもまた一期一会を大切にしているのでしょう」
映画『セトウツミ』の評価や口コミ
他の方が映画『セトウツミ』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
ZIPで細田佳央太くんがセトウツミをイチオシ映画としてプレゼンしてくれてるー❤️朝から菅田くん見られてテンション上がる🤗
10回観たらしい。瀬戸が内海に恋愛相談するシーンが好きだそう
細田くんの好感度も爆上がり(笑)#zip #細田佳央太 #セトウツミ#菅田将暉 pic.twitter.com/0cQeuTeDCv— aki☆★generale★☆ (@AkiGenerale) September 16, 2021
映画『セトウツミ』の2人が遂に両名とも
仮面ライダーになるとは思わなかった。
しかも本郷猛とフィリップという
美味しすぎる組み合わせ。。。#仮面ライダーW #シン・仮面ライダー pic.twitter.com/ASXCRieBb5
— べらぼうな風来坊【特撮】 (@obakelope0530) August 30, 2022
脳空っぽにしてずーっと見てられる作品といえば私の中では『セトウツミ』映画ver何だよなあ、、大好きすぎて永遠に見てられるwww池松壮亮と菅田将暉の最強コンビ、、、もう、もう、言葉はいらない見ればわかるあのシュールな笑いを完璧に演じる2人さすが、、、#セトウツミ #池松壮亮 #菅田将暉 pic.twitter.com/yXsXGaacOt
— 沼野チョロ子 (@so_re_na_a) October 12, 2022
おわりに
私が映画『セトウツミ』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。