埼玉県にお住いの36歳女性(サービス系:販売員)が2023年7月頃に「U-NEXT」で見た映画『聖闘士星矢 The Beginning』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『聖闘士星矢 The Beginning』を見ようと思ったきっかけ
新田真剣佑さんがハリウッドで主演を務めると大々的に発表された時からずっと気になっていたタイトルだったので、インターネット配信されると同時に直ぐにレンタル購入して視聴しました。
同じ日本人が海外で活躍している姿を応援したい純粋な思いと、主演を務めた作品が日本の人気原作漫画の実写化と言うこともあり、どれほどのクオリティで再現されているのか深く興味を持ったのがきっかけです。
それと、興行収入的には失敗に終わってしまいましたが、レンタルして購入することで少しでも貢献できたらと思い視聴したかたちです。
映画『聖闘士星矢 The Beginning』の内容
特殊な力を持っている星矢という青年が主人公で、生き別れた姉を探すと共に、様々な苦難に立ち向かっていくストーリーになります。
身寄りのない星矢は生活費を稼ぐ為にスラム街の格闘技場で戦う毎日を送っていましたが、ある日急に内なる力を手にすることになり、その日から何者かに命を狙われます。
しかし、突如現れたアルマン・キドに助けられて屋敷に招待されるのです。
そこでアテナの生まれ変わりのシエナと言う女性と出会い、星矢がシエナを守るペガサスの聖闘士であることを告げらます。
それ以来、シエナを全力で守る為に高い崖を登って修行に励み、ガサスの聖衣を手に入れて悪を倒していくと言ったストーリーです。
作品情報
- ジャンル:アクション 冒険 ファンタジー ドラマ
- 製作国:日本 アメリカ
- 製作年:2023
- 公開年月日:2023年4月28日
- 上映時間:112分
- 製作会社:東映アニメーション(制作:東映アニメーション)
- 配給:東映
- 公式サイト:https://kotzmovie.jp/
映画『聖闘士星矢 The Beginning』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『聖闘士星矢 The Beginning』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 新田真剣佑さんの肉体美と圧倒的なアクション、見ごたえのあるCG戦闘は迫力満点
- 原作へのリスペクトが随所に感じられるストーリー構成
- 親子の絆などサイドストーリーまで丁寧に作られている
新田真剣佑さんの肉体美と圧倒的なアクション、見ごたえのあるCG戦闘は迫力満点
新田真剣佑さんが日本人とは思えないくらい圧倒的な肉体美を見せつけてくれるシーンがあるため、筋肉好きにはたまらないサービスシーンが最後の方に待っているので最後までしっかりと視聴することをおすすめします。
それと、やはりハリウッドで予算が大量に使用できることもあり、日本の映画と比べるとCGの質が良くて迫力のある映像になっているところも見どころです。
特に星矢が初めて聖衣を手にするところは圧巻なので絶対に見逃さないでください。
原作へのリスペクトが随所に感じられるストーリー構成
日本の漫画原作はハリウッドで制作されると100%違ったものになると言われてきましたが、聖闘士星矢に関しては制作スタッフに日本人がとても多いので、原作に対するリスペクトを感じながらも程よいアレンジを加えているところが素敵だと感じました。
公開する前は星矢の聖衣のデザインが原作と違っていると多くの批判もありましたが、実際に見てみると非常に良く出来ていて星矢の雰囲気を十分に感じることができたので満足できると思います。
親子の絆などサイドストーリーまで丁寧に作られている
シエナの力を封じ込めようとして母親が敵側に回ってしまうのですが、実際にシエナが苦しむ状況になると味方の行動を止めてまで守ろうとする姿に親子愛を感じてとても感動しました。
ハリウッドは心理描写に関しても丁寧に作られている印象なので、キャラクターを掘り下げる意味では非常に効果的だと感じます。
また、敵になった母親は腕を無くしているのですが、最後に助けられたシエナが自分の力を使って母親の腕を蘇らせるところはとても感動的で心に残っているシーンです。
映画『聖闘士星矢 The Beginning』を見終わった感想
最初はあまり期待していませんでしたが、新田真剣佑さんのビジュアルがとにかく格好良くて見惚れてしまったこと、ストーリーもしっかりとしていてCG戦闘にも迫力があったので十分に楽しむことができました。
それと、個人的には新田真剣佑さんの英語の発音がとても綺麗で驚きました。
内容に関してはまだまだ序盤なのでキャラクターの掘り下げなどもそこまでできていない状態ですし、仲間が増えていくのはこれからなので続編が制作されることを強く願っています。
映画『聖闘士星矢 The Beginning』で印象に残った名言
私が映画『聖闘士星矢 The Beginning』を見て特に印象に残った名言です。
「主人公の星矢」のセリフ
彼女は滅びの女神じゃない
映画『聖闘士星矢 The Beginning』の評価や口コミ
他の方が映画『聖闘士星矢 The Beginning』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
聖闘士星矢 The Beginning、観ましたた!
女神を守る星矢役の真剣佑がかっこよくて、美しくて、まぶしくて、真剣佑こそが神だった。
大地に頭をすりつけて真剣佑を拝みたくなる映画です。 pic.twitter.com/47r7mMdws7— 並庭マチコ「プリンセスお母さん」4巻発売中 (@manga_m) May 9, 2023
「聖闘士星矢 The Beginning」は全米586館で公開され、初日興収はわずか22万ドル(約2900万円)に。
1館辺りのアベレージ成績で見ても、その差は歴然です。
「映画スーパーマリオ」…7856ドル
「攻殻機動隊(実写)」…2226ドル
「ドラゴンボール(実写)」…997ドル
「聖闘士星矢The Beginning」…375ドル pic.twitter.com/Anjn6sh2sF— タロイモ🎬興行収入まとめ (@eigarankingnews) May 13, 2023
聖闘士星矢TheBeginning 本当面白かった。期待せずアクション映画として見にいったら、衣装とか風景とかちゃんとリスペクトしてる所もあって感動した。始まりを丁寧に描いてる星矢じゃんと思って感動した。続編出て欲しい。
星矢fanなら一度見に行って欲しい。ほんとに。#実写聖闘士星矢見た pic.twitter.com/TOlPUe4R4U— 佐藤 (@ichihyohado) May 2, 2023
実写版聖闘士星矢TheBeginning
今はマジでコレ
感想はそれぞれだから高く評価しろとまで言わないから、観てないけど叩いていい映画、バカにする為に観てやっぱり酷いwって扱い(そういう人程叩いてる箇所が嘘や原作映画共に観てない?レベルの勘違い)ってのやめて欲しい#もっと高く評価してほしい映画 pic.twitter.com/z0tzCNFlFR— 紅音 (@06sixx) June 3, 2023
ハリウッドを目指したすごく真摯な実写映画化大体やり玉にあげられる聖衣のデザインも原作そのままだと実写では質感が出ず前作漫画の浸透していない文化圏では防具として認識されないであろうことからきっちりと再構成されて作られているとても丁寧な仕事でそこを攻めるのはお門違いであると思う作品全体として役者たちの演技はいいし原作要素の取り込みも数多くみられ監督をはじめとした製作側はちゃんと聖闘士星矢シリーズを読み込んでいることがうかがえるそのうえでハリウッド向けの味付けとして大ヒット映画モータルコンバットの文法をベースにベストキッドなどの修行シーンのエッセンスを入れつつ聖闘士星矢の序盤のお話として成立させえている何度でも念を押すがとても丁寧な実写映画化であると思う少なくともモータルコンバットのようなアクション映画が好きな人にはとても良く刺さる
Amazonの口コミ
星矢というか車田作品好きな人は見なくて良いですああいう描写は全くやって無くて普通の低予算ヒーロー物です見た人の評価は悪く無いみたいですが少なくともそういう人は当時ワクワクしながら見てた人では無いと思いますここはアレだなとかコレはあれかなとかそういう部分は楽しめなくも無いかもしれませんいや駄目かもしれませんどっちなんだまだ星矢1人だった頃の原作初期から見ていた世代ですがあの5人揃って星矢という作品なんだなと改めて認識させられました星矢役の役者さん自体は悪く無いかなとは思うんですけどねぇ・・・
Amazonの口コミ
楽しく観ることが出来ました。
Amazonの口コミ
聖闘士星矢としての作品としてでは無く別の作品として作成して欲しかった。主人公もペガサスでは無くキグナスかドラゴンの方がイメージに合う。気分的にはキャシャーンを見ている様だった。余りにもイメージを壊し過ぎ‼️
Amazonの口コミ
酷評する人は、どうせ最初から評価する気のない人、聖闘士星矢を実写化するならこれ以上はない、むしろこれ以上にどう作れと興行失敗は公開時期とタイミングであって、映画の中身ではない、レビュー者は、映画を見てDVD購入を即決めました
Amazonの口コミ
みなさんの映画を見た感想が面白いですね!
おわりに
私が映画『聖闘士星矢 The Beginning』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
次に見たいと思っている映画は『怪物』です。
是枝監督の最新作でカンヌのパルムドール賞を受賞した実績を持つ話題作です。
シングルマザーの早織は息子の湊と一緒に大きな湖のある町で暮らしているのですが、湊は同級生の依里という子と非常に仲が良く、いつも自然の中で遊びまわるなど穏やかな日常を過ごしていました。
しかし、ある日学校で喧嘩が起こり、それによって様々な食い違いが発生して大人やメディアを大々的に巻き込んでいく話になっています。