京都府にお住いの21歳女性(学生)から、2022年3月頃に「Netflix」で視聴した映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』についてのレビューをご紹介いたします。
この映画の感想や見どころをネタバレを含む形で解説しています。
映画を観る前にその内容を知りたい方や、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を見ようと思ったきっかけ
この映画は私が高校生の時に上映されました。
しかし、当時の私には恋愛映画に興味がなく、全く見ることはありませんでした。
しかし、去年20歳になって初めて好きな彼氏ができ、その人は心からずっと一緒にいたいと思える人でした。
その時期、彼氏と上手くいっておらず、悲しい恋愛映画が見たくなり、色々な作品を観ていました。
この映画に出会ったきっかけはNetflixのおすすめに出てきたからです。
予告動画を見たとき、最初に彼女が涙しているシーンがあり、その理由が気になり、この映画を見ようと思いました。
映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の内容
20歳の主人公とその彼女は電車で出会い、その後も時折会うようになります。
付き合うまでにそれほど月日を要すことなく、すぐにカップルとなりました。
とても順調な関係でしたが、途中から彼女が突如として未来を予知したり、無理なく泣き出すような行動をとるようになります。
その原因を探ると彼女が実は主人公とは違う世界で過ごしていることが明らかになります。
この世界は時間が主人公の住む世界とは逆流するという特徴があります。
主人公と彼女が同じ世界にいられるのは5年に一度、月に一度だけです。
ただし、その時でも時間の流れは逆のままです。
だから、主人公が今日会う彼女は実は明日を既に過ごした彼女なのです。
この運命は2人を引き離すこととなります。
しかし、彼らは幼年期にお互いを助け合うことで現在、20歳で出会うことができています。
そして、葛藤の末、未来の自分たちのためにも確定的な運命を受け入れることを決意します。
1日しか思い出を共有できない上に1か月というタイムリミット、運命に立ち向かった彼らの葛藤を描いた映画です。
作品情報
- ジャンル:ラブロマンス・ドラマ
- 製作国:日本
- 製作年:2016年
- 公開年月日:2016年12月17日
- 上映時間:110分
- 製作会社:東宝=博報堂DYミュージック&ピクチャーズ=ジェイアール東日本企画=KDDI=研音=日本出版販売=博報堂=GYAO(製作プロダクション:東宝映画)
- 配給:東宝
- 公式サイト:http://www.bokuasu-movie.com/
映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の見どころをネタバレ覚悟で解説
映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の見どころをネタバレ覚悟で解説します。
大きく分けると3つあります。
この映画の見どころ
- 運命を辿ると決めた2人が最後の日を迎えるシーン
- 主人公が精神面と見た目で大人になっていく過程
- 主人公が彼女を連れて実家に帰るシーン
運命を辿ると決めた2人が最後の日を迎えるシーン
お互いに流れる歳月の向きが逆方向であるため、2人の関係性は未熟なままです。
彼らの間柄は、体も心も親密さに欠けていきます。
しかし、主人公は自身の理性を抑制し続けます。
彼の最終日には、彼女の絵を描きつつ、これから彼女に起こる全ての出来事を語り、それに従って彼女に行動してもらうように誘導します。
また、彼女の最終日は電車で見知らぬ人を装い、初対面らしく接触することが求められます。
不易の運命に対して葛藤するものの、最終的に2人が出した答えが非常に切なく、力強いものとなりました。
これが印象深く、見どころとしたいと思います。
主人公が精神面と見た目で大人になっていく過程
映画の最初では、主人公はメガネをかけ、髪をモサモサにしており、服装にも無頓着でした。
しかし、主人公の髪を切るなど通じて彼女により、イケメンとしての魅力が合わせて引き出されていきます。
彼と彼女が最後に出会う日には、主人公は初めて電車で出会った当初とは全く違う大人びた姿を見せます。
その様子は、話し方や仕草から自信に満ちた男性を感じさせました。
彼と彼女が過ごした1か月間は、主人公を一人前の男性に変えるきっかけとなりました。
これが印象に残る見どころとしたいと思います。
主人公が彼女を連れて実家に帰るシーン
結婚することが無理なこの2人は、主人公の両親に事情を伏せたまま会い、最後にはまるで親しい関係かのように写真を取ります。
話好きな主人公の母親と対照的に、無口な主人公の父親からは深い愛情が滲み出ていました。
また、彼らが帰る際に撮った写真は彼女がその後ずっと持ち続けるものでした。
これが非常に心に殞み、印象に残ると思ったため、見どころとしました。
映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を見終わった感想
この映画では、途方もない運命を辿る彼女の秘密を知ってから終了まで、私は止めどなく涙を流し続けました。
福士蒼汰と小松奈々の演技による繊細な表情の変化には何度も心を打たれました。
彼女が主人公の親友との交流、主人公との両親とのつながり、それらすべてに終わりが来てしまうと知ると、非常に悲しい気持ちになり、彼女の気持ちを察するだけで胸が苦しくなりました。
こんな運命には耐えられないと強く感じたことで、自分の中に大切な人がいることを改めて認識することができました。
映画『ぼくは明日、昔のきみとデートする』で印象に残った名言
映画『ぼくは明日、昔のきみとデートする』を視聴した際に、特に印象に残った名言を紹介します。
「福士エミ」のセリフ
また会えますよ。
映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の評価や口コミ
他の方が映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
お気に入りの映画️📝
🍒 きみに読む物語
👼🏻 ぼくは明日、昨日のきみとデートする
🦌 Fight Club
🐯 THE FIRST SLAM DUNK
🦊 今を生きる
🍚 あまり見ないけど1つに選べない
🐸 ジョゼと虎と魚たち
🐶 アイアンマン
🦖 Knives Out
🐱🍕🍊🐻❄️ Everything Everywhere All at Once pic.twitter.com/9U1mkRvtWZ— ⚪ (@__kawaii17) June 18, 2023
セブチのお気に入りの映画が、
ジョンハン
→ぼくは明日、昨日のきみとデートするホシ
→THE FIRST SLAM DUNKTHE8
→ジョゼと虎と魚たちって日本の作品が含まれてるの嬉しいな。
ジョンハンは昔からこの作品名よく出してるし、ホシくんはスラムダンク今韓国や中国で人気だからわかるし、— - THUKI - (@svt_3J_Carat) June 18, 2023
Vlogで ヒョンジンが日本の電車が好きな理由 であげてた 映画はバンチャンもおすすめしてたね
映画
my tomorrow your yesterday「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」
pic.twitter.com/3JEO92hFf0— 🧭⁸ 樂✰︎ (@3rdEyeAwakenMIA) April 7, 2023
映画
my tomorrow your yesterdayぼくは明日、昨日のきみとデートする
よかった、と pic.twitter.com/3JEO92hFf0
— 🧭⁸ 樂✰︎ (@3rdEyeAwakenMIA) September 23, 2022
ジェミンが5回もみて大好きだという映画が日本の映画だていうのが本当うれしい!
🎬
ぼくは明日、昨日のきみとデートする
내일 어제의 너와 만난다2016年公開
三木孝浩 監督
福士蒼汰&小松菜奈#JAEMIN #ジェミン #NCTDREAM@TAKAHIROMIKI pic.twitter.com/DPylO3cu7e— EMI🐰NANA HOLIC (@EMI_NANA_HOLIC) February 26, 2023
並行世界やタイムパラドクスなどSFにありがちな要素を取り入れながらも、二人の心情がしっかり描かれた素晴らしい恋愛ストーリーで泣けました。旅猫リポートでも泣かされたけどまた号泣だった・・・^^。ただし、このタイトルは勿体ないかな。まあ確かにそのとおりなんだけど初見だと意味がよくわからなくて見てみたい、という気が薄れるんじゃないかな。デートする、って表現もなんかダサイというか響きが安っぽい感じ。この二人の濃密な30日間はそんな言葉では語れない。
Amazonの口コミ
人生の中で、自分ではどうしても抗うことができない時間という一歩通行の流れを、見事交差と往復の網に絡めた素晴らしい作品でした。彼女の涙の理由が最後になって、ようやく理解できた時、彼女の切ない気落ちが痛いほど心に突き刺さりました。
Amazonの口コミ
涙活のつもりで視聴したが、すごくすっきりした気持ちになった。愛美の最初に泣いた意味を知ったとたんに、思わず号泣してしまいました。「そういうことだったんだなぁ・・・」っと。冒頭の「また明日も会えるよ」と言った愛美の本当の気持ちを想像したら、すごく切なくなった。今度は、愛美がどんな気持ちだったのかを想像しながら、もう一度視聴したいなと思った。
Amazonの口コミ
気持ちが通じ合うふたりが別れる理由が辛くて思わず涙ぐんてしまいました。名作です。ありがとうございました。
Amazonの口コミ
評価が高く、京都ベースなので見てみましたが、冒頭からファンタジーとはいえ、違和感が過ぎて話が分かりにくい。彼女がネタばらししたところでしらけて、離脱モードも我慢して視聴。最後も捻りがなく二人のコアなファン以外は純粋に映画としてはいかがなもか。年寄の私は無理がありました。若い人の恋愛ものも、共感できる作品もあるのですが、これは退屈でした。
Amazonの口コミ
みなさんの映画を見た感想が面白いですね!
おわりに
映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』について、私の感想と見どころをネタバレ覚悟でお話しました。
「面白い」と感じた方は、ぜひご覧ください。
次に観る予定の映画は『桜のような僕の恋人』です。
主人公が美容院で出会った彼女が美容師だったことから話が盛り上がり、それは良かったのですが、彼女が誤って主人公の耳たぶを切ってしまいます。
それがきっかけで2人の恋愛が始まる映画です。