神奈川県に在住の19歳男性(学生)が2023年8月頃に読んだ『天才性が見つかる才能の地図』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約し、まとめています。
書籍から学んだことや感想、評価や口コミが気になる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
『天才性が見つかる才能の地図』を購入したきっかけ
自分の強みを仕事に活かすことはよく言われますが、具体的に自分の強みが何であるのか、自分では理解できませんでした。
意識している強みでも、他の優れた人々と比較すると自身の才能を否定してしまいがちでした。
もしかしたら自分はただの平凡な人間で、どんなに努力しても成功できないのかもしれないと、落ち込む気持ちになりました。
そんな時、この本が科学的に自分の才能を探す方法を説明していると知り、自分の強みを発見するチャンスかもしれないと思い、読むことにしました。
『天才性が見つかる才能の地図』の概要
まず、科学的に才能とは何かの定義を明確にします。
IQや学歴、遺伝が成功にはほとんど関係ないことも証明しますので、学歴等にコンプレックスがある方でも安心です。
ここでは、才能とは他人よりも優れていることではない、という点が理解できます。
内容は皆さんに勇気を与えるものとなっています。
その後、才能がどんな人にもあることを証明します。
自分の才能の見つけ方は、ワーク形式で分析し、見つけていく流れになっています。
基本情報
- ジャンル:スキルアップ・キャリア
- 著者:鈴木祐
- 出版社:きずな出版
- 定価:1,650円(税込)
- 出版日:2023年08月10日
『天才性が見つかる才能の地図』のYouTube(ユーチューブ)
『天才性が見つかる才能の地図』についてYouTube(ユーチューブ)で易しく解説している動画があるかどうか調べてみました。
「しゅんの最新刊ビジネス書要約チャンネル」が詳しく解説してくれていますので、本を読む時間がない方はこちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。
『天才性が見つかる才能の地図』から学んだことの要約とまとめ
『天才性が見つかる才能の地図』から学んだポイントは大きく3つあります。
私が学んだこと
- 自分の弱みが才能として活かせること
- 遺伝や学歴、IQと成功の関係性
- 自分の強みの分析と活用方法
自分の強みを仕事や人間関係に活かすとはどういうことかが、科学的に解説されています。
皆さんは得意なことや好きなことを活かすという意義を認識しているかもしれません。
しかし、苦手なことを才能ととらえ、活かすことができるという事実が重要だということを理解しました。
才能は誰しも持っていて、それを見つける方法次第で、ユニークな価値を提供できます。
自分には才能がないと感じている方は、まずこの本を読むことをお勧めします。
自分の弱みが才能として活かせること
自分の苦手や不得意な分野を受け入れ、活かすことが可能です。
好きなことや得意なことが必ずしも自分の強みになるわけではありません。
得意であろうと苦手であろうと、それらを全て受け入れ、他人と比較した時の相違点が才能となるのです。
つまり、自分の弱みを素直に認識し、受け入れることこそが、自分独自の才能を見つける鍵となります。
遺伝や学歴、IQと成功の関係性
多くの研究結果が示していますが、学歴やIQの高さが成功と直結するわけではないのです。
人の性格や特性は一部遺伝によるものですが、「遺伝が全て」とは限りません。
したがって、学歴や遺伝に縛られず、自由に人生を歩むことが可能です。
少しの工夫や努力で、遺伝などの要素を克服することも可能です。
自分の強みの分析と活用方法
自分が属するコミュニティにより、活かせる能力は異なります。
自分がどのような特性を持つコミュニティに所属しているのか、そのコミュニティのルールは何かを理解し、分析することが重要です。
また、自身の強みを最大限に活かせるコミュニティへ自発的に移動することも一つの手段です。
自分の才能はコミュニティによって磨かれるため、適切な環境を整えることも大切です。
『天才性が見つかる才能の地図』の感想
「自分には才能がないかもしれない」という不安を取り除くことができました。
人間関係や仕事で大いに活用できる考え方であり、一生ものの知識を得られたと感じています。
自分の才能を見つけるためには、自分の長所や短所を素直に受け入れることが重要であると認識しました。
それにより、弱みを必死に隠したり、必死に改善しようとして空回りする必要性が消え、心が軽くなったと感じています。
また、「他人と違うこと」が悪いことではないと理解できて、非常に有意義でした。
『天才性が見つかる才能の地図』の評価や口コミ
他の方が『天才性が見つかる才能の地図』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
「天才性が見つかる才能の地図」― あなたの才能を発見する方法と後半はメンバーシップの方向けにより具体的な手法。 鈴木拓さんによる「天才性が見つかる才能の地図」という本を紹介。この本は、自分の才能を見つけたいと思っている人にとって、勇気を与える一冊です。… pic.twitter.com/C5skZYkqtZ
— ナナタク|NFT creator (@77takuNft) November 4, 2023
装画を担当しました。
7/26(水)発売です。『天才性が見つかる 才能の地図』(きずな出版)
著者/鈴木 祐さん
装丁/鳴田 小夜子さん(KOGUMA OFFICE) pic.twitter.com/rvL431CDIn— イラカアヅコ (@irkadk6) July 14, 2023
😋優れるな異なれ😋
私自身も研究者を目指した時
やり尽くされてる研究と
新規性がある研究を吟味せよ
と教えてもらったな〜(本)天才性が見つかる才能の地図
鈴木祐— にっしん(大学教員)/教育研究Labo (@laboteacher) October 8, 2023
本日のクエスト結果
・LPIC1テキスト1h
・読書:天才性が見つかる才能の地図最高の格言に出会ったのだ☺️ pic.twitter.com/f7rnOORegV
— しぐれ@勉強垢 (@tomotter11) October 10, 2023
週末は『「能力」の生きづらさをほぐす』と『天才性が見つかる才能の地図』読んでました… pic.twitter.com/UIZM5j51pG
— はんだ@エクサウィザーズ 執行役員人事責任者 (@Yoritaka21) August 27, 2023
いわゆる才能(何にも練習してないのにピアノがめちゃくちゃうまいとか)の本だと思って読んだらきっと肩透かしを食らうと思いますなぜなら、この本における才能は「異能」と呼ばれ、集団内での偏りを意味しているからです じゃあ、この本はどういう内容なのかというと、そのような集団内での自分のとがった部分を活かそうぜ!、って本になります かみ砕いていうと、文系学部に進学した元理系が数学の授業で「神!」とあがめられる状態を目指そうぜ、ということです(自分のことですが)この本はそのための前提知識・方法が主人公と猫先生との対話で紹介されています いつもの鈴木祐さんの本のようにエビデンスベースで展開される話は説得的ですが、いわゆる才能を想定していた自分は肩透かしをばっちり食らいました 今後は、いったんその方面はあきらめ、集団内での自分の価値を高めていく生き方をしていきたいです
Amazonの口コミ
内容は読みやすくわかりやすいです!ただ、ワーク用のファイルがあれば助かると思いました。
Amazonの口コミ
書いてある内容は根拠が確かですし、難しい内容もすごく分かりやすく、また繰り返し教えてくれるので、簡単に理解できます。講義を聞いているような感じで読めます。中学生くらいであれば理解出来るのでは?と思います。半分と少しは概論で、後半は実践編です。
Amazonの口コミ
ワークが大変ですが、周りとの立ち位置を模索してる人は見て損はないですね
Amazonの口コミ
パレオさんが好きだから購入。内容は「置かれた場所で花咲なさい」という感じで、今の環境で他者と比較しながらどうやって自分の能力を使うかという感じ。無職・家族無し・趣味無しのように、今属している環境が無い人には役に立たない内容でした。また、合わない仕事で頭痛と睡眠障害でうつ病気味で、今の環境を脱したい僕には合わない内容でした。それと、本の構成が師匠と弟子が会話しながら進んでいくスタイルで読みにくい。映画やドラマの台本のようになっているから、セリフの前に「猫師匠」「弟子」と表示があるんです。これスマホの読み上げ機能使うといちいち読み上げるから聞きにくいのですよ・・・
Amazonの口コミ
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
例えば、人間関係では自分が面白いことを言うのが苦手で、空回りしている感覚がありました。
しかし、そのコミュニティでは自分にしかできないことに専念することで、自分の価値を高めることが可能になります。
仕事でも同様に、他人と違う考え方や感覚で物事を捉えることから、独創的なアイデアが他の人に影響を与えることがあります。
このように、「適材適所」の教訓を持つコミュニティで、自分にしかできないことを探し、才能を活かすことにより、人生のあらゆる面で応用可能だと思います。
次に読む予定の本は『マインドフル・セルフ・コンパッション ワークブック』です。
才能の勉強で学んだ事項の一つとして、自分の弱みを素直に受け入れることの重要性があります。
そのため、自己を受け入れる能力を磨きたいと思います。