東京都にお住いの39歳男性(フリーランス)が2022年7月頃に「ブルーレイディスク」で見た映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』を見ようと思ったきっかけ
元々ガンダム作品は好きだったからです。
近年はテレビアニメでガンダムの最新作がなかなか製作されないので、すっかり自分の中のガンダム熱が冷めていました。
しかしテレビアニメ版の「機動戦士ガンダム THE ORIJIN」の再放送を視聴したのと「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の劇場公開を機に自分の中のガンダム熱が戻りました。
そしてこれまでのガンダム作品の映画をいっきに見直してみようと思ったのがきっかけです。
映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の内容
テレビ版のジャブロー戦後の宇宙~最終決戦であるア・バオア・クー戦まで描かれています。
前2作までと比較して新規で描かれたカットが多くテレビ版を視聴済みの人でも新鮮な気持ちで改めて見ることができます。
その中にはテレビ版では終始やられ役だった量産機のジムがジオン軍のリック・ドムを撃破する描写もあります。
音声や戦闘の演出も良好です。
特に物語の戦場の舞台が宇宙でニュータイプという存在の演出の為かテレビ版よりも演出には力が入っています。
映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の作品情報
作品情報
- 監督:富野喜幸
- 脚本:星山博之、荒木芳久、山本優、松崎健一
- 原作:矢立肇、富野喜幸
- キャスト/出演者:アムロ・レイ(古谷徹)/カイ・シデン(古川登志夫)/ハヤト・コバヤシ(鈴木清信)/シャア・アズナブル(池田秀一)/ララァ・スン(潘恵子)
- 主題歌:「めぐりあい」井上大輔
- 日本公開日:1982年3月13日
- 上映時間:141分
- 公式サイト:https://www.shochiku.co.jp/cinema/database/04118/
映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』のあらすじ
アムロが出会ったララァはシャアをガンダムから守って命を落とし、アムロは取り返しの付かないことをした自分に愕然とする。連邦とジオンの最終決戦の果てに、アムロは何を見出すのか?アニメ史に残る名作、ここに完結。
映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の予告編
映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- ホワイトべース隊VSキャメル艦隊、コンスコン艦隊
- ソロモン戦
- ア・バオア・クー戦
ホワイトべース隊VSキャメル艦隊、コンスコン艦隊
宇宙に舞い戻って来たホワイトべース隊にとっての最初の敵はかつてのシャアの副官であるドレン率いるキャメル艦隊が相手です。
あのシャアの副官だったので実力はありますが、それ以上にホワイトべース隊はこれまで幾多の戦闘を経験しているので、その成長は凄まじくキャメル艦隊は敗れドレンは戦死してしまいます。
続くコンスコンはドズル・ザビ配下で信頼も厚い人物でホワイトべース隊と戦闘しますがホワイトべース隊は簡単にコンスコン艦隊を撃破します。
引き立て役ですがホワイトべース隊の現在の実力を示す演出が見応え抜群です。
ソロモン戦
ソロモン戦はオデッサ作戦に続く地球連邦軍とジオン公国軍の大規模戦闘になります。
地球連邦軍はこの戦闘で切り札でもあるソーラ・システムを使用しソロモンのジオン軍に大打撃を与えます。
これによってソロモン戦は地球連邦軍が優位になりますが、司令官であるドズル・ザビは部下を逃がすためにビグ・ザムに搭乗し自ら囮となり、そして地球連邦軍艦隊に特攻を決意します。
ビグ・ザムの前に連邦の艦隊は大打撃を受け司令官であるティアンム中将も戦死してしまいます。
そこにガンダム(アムロ)とコアブースター(スレッガ)が攻撃をします。
スレッガーの特攻によってスレッガーは戦死してしまいますが、ビグ・ザムに隙が生じてその隙をガンダム(アムロ)が攻撃をして遂にビグ・ザム(ドズル)を撃破します。
そしてドズルの最後の執念の場面も見所です。
ア・バオア・クー戦
ギレン・ザビは和平交渉に向かった父でもあるデギン公王と共にレビル将軍の艦隊を切り札であるソーラーレイで葬ります。
その後ギレンは演説によって兵の士気を高めます。
そして地球連邦軍とジオン軍の最後の戦いが始まります。
ホワイトべース隊もこの戦いに参加します。アムロとシャアにとってもこの戦いが1年戦争の最後の決戦の地になります。
そしてテレビ版では生死不明のシャアも明確に生存が確認できる描写があって見所満載です。
映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』を見終わった感想
テレビ版と比較して新規で描かれた場面も多く、中でもテレビ版では見られなかったセイラの入浴シーンもあります。
テレビ版では未登場で映画版の新規キャラクターも登場したり、テレビ版からの変更点もあり、ハヤトは搭乗機がガンタンクからガンキャノンに変更されています。
声優もドズル・ザビの声がテレビ版のスレッガー役の玄田哲章氏に変更されていてかなり印象が異なります。
物語は概ねテレビ版と一緒なのですがとにかく演出が強化されていて終盤になるほどその演出が更に強化されているように感じられます。
ほとんどリメイク作品という感覚で見れて大変満足です。
映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』で印象に残った名言
私が映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』を見て特に印象に残った名言です。
「ギレン・ザビ」のセリフ
「フフフフフッ。圧倒的じゃないか、我が軍は!」
映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の評価や口コミ
他の方が映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
「機動戦士ガンダム Ⅲ めぐりあい宇宙編」
ララァが他のヒロインと違うところは敵であり戦士であり主人公にこ◯されるところ
アムロは後々、自分の命が尽きるまでその事を悔やみ続ける事になる
ニュータイプの存在自体、荒唐無稽文字数#くさおの映画館 #ガンダム劇場版ボックスセット pic.twitter.com/gTFK8vCV2S— 耳の後ろ臭男 (@nhp_b) November 12, 2022
映画の「機動戦士ガンダム」「機動戦士ガンダムII 哀・戦士編」「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」の3作が最初のガンダムの総集編になってます。
II、IIIと進むごとに新作カットが増えて絵や演出が良くなってます。
— 格子(ただし) (@takabard_taka) October 12, 2022
ジオング戦でボロボロになった時ですかね。
親戚のお兄さんの家に行った時に片手頭無しビームライフル天井撃ちのポスターが貼ってあり、聞いてみたら確かこれガンダムIIIって言う映画のポスターだよと教えてもらった記憶があります。https://t.co/mmwdkhidUV
— FinalGathering™ (@FinalGathering) November 15, 2022
おわりに
私が映画『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。