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映画のレビュー

【ネタバレ注意】映画『ジョゼと虎と魚たち』のレビュー|映画を見た感想は「前途多難な道のりを二人三脚で歩き出す純愛ストーリー」

千葉県にお住いの40歳男性(流通・小売系:物流センターの検品担当)が2023年5月頃に「日本映画専門チャンネルHD」で見た映画『ジョゼと虎と魚たち』のレビューをご紹介します。

映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。

この映画の見どころ

  • 大物手あがって転がり込んできたのは
  • クミ子がジョゼに変わる瞬間
  • ふたりの恋路を阻むもの

映画『ジョゼと虎と魚たち』を見ようと思ったきっかけ

美しい女性とイケメンがドラマチックに出会ってハッピーエンド、そんなキラキラ映画が数多く作られては消えていく今日この頃。

社会の片隅で息を殺しながら生きるような、不恰好なヒロインに光を当てた異色のラブストーリーを観てみたくなりました。

お相手役もだらしなく不器用な青年ということで、おのずと親近感が湧いてきます。

脚本は渡辺あや、「エルピス-希望、あるいは災い-」で脚光を浴びる前の彼女が無名時代に執筆したというのも魅力的です。

映画『ジョゼと虎と魚たち』の内容

大学生になった恒夫でしたが学業そっちのけで女の子と遊び歩いたり、お小遣い稼ぎのためのアルバイトに熱を上げていました。

バイト先は路地裏の麻雀屋、柄の悪い客ばかりでみんな噂好き、近頃話題になっているのは荷車で何かを運んでいる老婆のこと。

仕事終わりにその場を目撃した恒夫、運ばれていたのは彼女の孫にあたる山村クミ子という若い女性です。

ハンディキャップを抱えて引きこもりのような続けている自称「ジョゼ」、恒夫は外の世界へと連れ出すことができるのでしょうか?

作品情報

  • ジャンル:ラブロマンス ドラマ
  • 製作国:日本
  • 製作年:2003
  • 公開年月日:2003年12月13日
  • 上映時間:116分
  • 製作会社:アスミック・エースエンタテインメント=IMJエンタテインメント=関西テレビ放送=エス・エス・エム=博報堂
  • 配給:アスミック・エース
  • 公式サイト:http://www.asmik-ace.co.jp/

映画『ジョゼと虎と魚たち』の見どころをネタバレ覚悟で解説

私がネタバレ覚悟で解説したい映画『ジョゼと虎と魚たち』の見どころは大きく3つです。

この映画の見どころ

  • 大物手あがって転がり込んできたのは
  • クミ子がジョゼに変わる瞬間
  • ふたりの恋路を阻むもの

大物手あがって転がり込んできたのは

キャンパスよりも雀荘にいることが多いという恒夫、飲み物を運んだり掃除をしたり卓について一局打ったりと大忙し。

麻雀で安い役は平和・タンヤオなどで1000点から、清一色など高い役になると一気に5~6倍にまでつり上がるのをご存じでしょうか。

この日恒夫が達成したのは子が最初のツモで国士無双を上がるダブル役満、64000点とまさに大当たり。

職場から家までの帰路も踊るような足取りですが、途中の十字路では思わぬ落とし物が待っていますよ。

クミ子がジョゼに変わる瞬間

山村クミ子という純和風の響きよいフルネームがありながら、なぜ「ジョゼ」と名乗るのか気になるのでは。

ごみの日に捨ててある本を拾ってくる奇癖があるクミ子、特にお気にいりはフランスを代表する女流作家フランソワ・サガン。

そのサガンが数多く残した名作文学の中でも、少々マイナーな「一年ののち」から名前を頂いているのが渋いですね。

「ある微笑」という続編もありますが既に絶版で書店では売ってないそうで、いかにして恒夫が入手するのか見物でしょう。

ふたりの恋路を阻むもの

行政の補助金を申請して電動車椅子を購入し行動範囲が広がっていくクミ子、運転免許を取得してレンタカーを調達してきた恒夫。

はたから見るとごく普通にデートを楽しんでいる、今どきのカップルにしか見えません。

しかしながらデートコースは完全にバリアフリー化されている訳ではありませんので、旅先で思わぬハプニングに鉢合わせをすることも。

順調に縮まっていくかに思えたふたりの距離感にも、微妙なすれ違いが生じているので見逃さないで下さい。

映画『ジョゼと虎と魚たち』を見終わった感想

障がいを抱えながら自由に恋愛を謳歌しつつ、なおかつ社会的な自立を模索していく。

そんなクミ子の役を引き受けるにあたっては相当に敷居が高かったはずですが、池脇千鶴さんが肩肘張らないでクールに演じていました。

相手役の妻夫木聡さんも程よい脱力感を漂わせつつ、コミカルな一面も披露してくれて好感が持てます。

終盤で突き付けられる現実はかなり残酷で、物語は綺麗事だけでは終わりません。

揺れ動く恒夫が下した決断、そして何事にも屈指ないクミ子の強さが感動的です。

映画『ジョゼと虎と魚たち』で印象に残った名言

私が映画『ジョゼと虎と魚たち』を見て特に印象に残った名言です。

「恒夫」のセリフ

別れの理由はまあいろいろ、でも本当は1つ

映画『ジョゼと虎と魚たち』の評価や口コミ

他の方が映画『ジョゼと虎と魚たち』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

池脇千鶴とてもよかった
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主人公の恒夫:(妻夫木 聡)は大学4年生の22歳で彼には特定の彼女が居るが、それ以外にも身体だけの関係で繋がっているセフレも居て、[チャラい大学生]と云えばそうなるが見た目的には派手な所も無く、ごく普通の大人しそうな兄ちゃんと云った感じだ。恒夫の彼女である香苗:(上野樹里)も22歳の大学4年生だが上野樹里は当時17歳で顔付きがまだ子供っぽい。セフレはノリコ:(江口徳子)=(現:江口のりこ・当時は本名が芸名)。TVドラマと違い江口のりこは映画ではヌードになるシーンの作品は以外と多い。そしてもう一人が祖母と二人暮らしで、下肢麻痺の為、足が不自由で歩く事が出来ない、山村クミ子=ジョゼ:(池脇千鶴)である。彼女が散歩に出たい時は祖母が押す乳母車に乗り出掛けるのだが祖母が人目を気にしてか日中は殆ど出掛けない。(今の若い人に乳母車と言っても通じないと聞いたがベビーカーの事) そんなジョゼと恒夫が出会う事から物語が始まる。私的には出演のキャスト達も映像作品としても好きだが、結末だけは共感も同意も納得も出来なかった。社会へ出たばかりの彼が出した答えが「これ」と云う話だが、彼の選択は仕方がない事なのか?、確かに彼は若いし先の人生も長く、迷いが有る事も理解出来る。だが私には考えの甘い彼の不誠実な言動と中途半端な決心に「本気で無いのなら初めから係わるな」と思った。私は原作未読で原作の結末は不明だが同じならば辛く悲しい話だ。
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2003年の作品です。パッケージにも描かれている通り妻夫木君も千鶴ちゃんの初々しくフレッシュな演技が光ってます!池脇さんがこの後「そこのみにて…」、「…ジルバ」に至る前の本当に可憐な大阪の女の子をしてます。その他、上野樹里さん可愛い!江口のり子さん、まだ本名の「徳子」さんでスマートな肢体を披露してます!犬童監督渾身の一作、こんな作品を400円で観れる幸せ、amazonさんありがとう!
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当時は池脇千鶴が脱いだことで話題になり、ベッドシーンではアドリブで二人とも笑ってしまったエピソードがあったように記憶している。昭和らしく貧しくも力強く生きる姿が描かれている。主人公は複数の女性と付き合っており、軽さと優しさの二面性があるように思えるが、足の不自由なヒロインとしては好きな男性と結ばれ、海やトラを見るという夢を叶えることで、人間として成長し、自立することが出来た。良い作品だが全体的に重い感じのする作品。
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身体的な障がいと、祖母による狭窄的で抑圧的な生活環境が、彼女を貝殻にしました。壊れもんの分。貝殻は海の底を転がるだけ。それでも寂しくはないと言う。はじめからなんにもないんだ、と。そんな彼女は恒夫と出逢い、泳ぎました。魚を知り、恐い虎を知り、彼とこの世で一番エッチなことをするために。そのとき彼女は幸せに違いないでしょう。最上の幸福です。性愛の極みです。「貝殻が泳ぐのか?」彼の何気ない言葉に、彼女の目は海の底を写します。そこはもう寂しさのない元の場所ではありません。魚を知った、虎を知った、エッチを知った、愛を知った。ひとりぼっちで転がり続ける海の底は寂しいでしょう。それでも彼女は言う。「でもまぁ、それもまた良しや。」彼女の世界、海の底は、不幸な世界などではないのです。彼女は幸せを知っているのです。だから生きることに逞しくなれるのでしょう。セリフ構成がとにかく素晴らしいですね。名ゼリフというと少し違う気がします。何気なく放たれた言葉に真実味が溢れているのです。ホロリと溢れた言葉にずっしりと重みを感じるのです。それらが物語に流麗に溶け込んでいるのです。恒夫の繊細さを欠く言葉も、ジョゼの少し飾った言葉も、全てがキャラクターとともに生き生きとしています。原作小説は読んでおりませんし、後のアニメ版も韓国でのリメイク版も知りません。もしかしたらそれらは一生観ることはないかもしれません。そう思わせるだけの圧倒的な魅力が、本作と池脇千鶴さん演じたこのジョゼにあるように思います。素晴らしい演技というだけでは言葉が足りず、元来の声質だったり、小柄な体型(それでいてちゃんと女性らしくもあり)だったり、見窄らしさや押し入れがよく似合う空気感だったり、その魅力を引き出す衣装や小道具だったり撮影だったり、これら全てがジョゼというキャラクターを最上に仕上げたように思います。一方、恒夫の中途半端な好奇心や正義感や、香苗の露骨な嫉妬など、登場人物たちは、実にピュアでありながら飾り立てず痛々しいほどの等身大です。実に平凡的で人間的ですね。だからこそ観る者を作品にすうっと感情移入させるのでしょう。障がい者を扱うデリケートな物語を、隅々まで柔らかくも切実に、繊細でありながら大胆に世界観に仕上げた、他に類をみない作品だと思います。続きを読む
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みなさんの映画を見た感想が面白いですね!

おわりに

私が映画『ジョゼと虎と魚たち』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。

次に見たいと思っている映画は『サガン 悲しみよ こんにちは』です。

メガホンをとったのは文芸作品の映像化や伝記映画で名高い、ディアーヌ・キュリス監督。

ジョゼの名付け親ともいえるサガンの、波乱に満ちた生涯を詳しく知ることができそうです。







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