大阪府にお住いの19歳女性(学生)が2022年12月頃に「映画館」で見た映画『すずめの戸締まり』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『すずめの戸締まり』を見ようと思ったきっかけ
非常に人気が高い映画で、周りの友人もほとんど見に行っていたので、以前から気になっていたからです。
新海誠さんの作品「君の名は」や「天気の子」もみましたが、どちらも人気で内容も感動したため、今回の作品も絶対良いと思いました。
また、アマゾンプライムでは、すずめの戸締まりの冒頭15分が公開されていたのでみたところ、非常に綺麗な描写で内容も面白かったため、今後の展開がますます気になりました。
SNS、テレビ等での広告も良かったと思います。
映画『すずめの戸締まり』の内容
大学生の草太と、女子高校生のすずめが出会います。
彼は「近くに廃墟はありませんか。扉を探しています」と彼女に伝えます。
彼女は近くの廃墟を教えるが、心配で後から見に行きました。
廃墟の中には扉があり、扉を開けると綺麗な空間が現れました。
近くの像を引っこ抜くと、むくむくっと猫に変化してどこかへ去っていきました。
気味が悪く感じ、そそくさと学校へ戻ります。するとあの廃墟から謎の赤いミミズのような煙が立ち上っています。
しかし、彼女以外に誰もそのミミズは見えていません。廃墟へ急いで戻ると、扉から勢いよくミミズが出ていて、草太が必死に扉を閉めようとしています。
そう、このミミズは空に向かって登っていき、重さに耐えられなくなると落ちて、地震になるのです。
像だった猫「ダイジン」が要石として、地震を封じていましたが、すずめがその要石を抜いたため、地震が各地で発生します。
ダイジンが魔法で草太を椅子に変えてしまいました。草太さんを元の姿に戻すために、ダイジンを探す旅に出ます。
次々と発生する地震に立ち向かうすずめと草太。そして謎の喋る猫ダイジン。一体どんな展開が待ち構えているのでしょうか。
映画『すずめの戸締まり』の作品情報
作品情報
- 監督:新海誠
- 脚本:新海誠
- 原作:新海誠
- キャスト/出演者:
- 原菜乃華
- 松村北斗(SixTONES)
- 深津絵里
- 染谷将太
- 伊藤沙莉
- 花瀬琴音
- 花澤香菜
- 神木隆之介
- 松本白鸚
- 主題歌:RADWIMPS「すずめ feat. 十明」「カナタハルカ」
- 日本公開日:2022年11月11日
- 上映時間:122分
- 公式サイト:https://suzume-tojimari-movie.jp/
映画『すずめの戸締まり』のあらすじ
平穏に暮らしていた少女がある青年との出会いがきっかけで災いを呼び込む扉の存在を知り、戸締まりの旅に出る。
映画『すずめの戸締まり』の予告編
映画『すずめの戸締まり』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『すずめの戸締まり』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 喋れる猫のダイジン。彼は味方なのか?敵なのか?
- すずめが幼い頃にみた、謎の女性の正体は?
- 100万人が死ぬ関東大地震を、封じ込めることはできるのか?
喋れる猫のダイジン。彼は味方なのか?敵なのか?
ダイジンはすずめのことが好きと言っていました。しかし、地震を次々と発生させ、草太を元の姿に戻してくれません。
本当にすずめのことが好きなら、要石に戻って、地震を抑えるはずです。
しかし、ダイジンが行き先で必ずミミズが現れ、草太とすずめで全ての地震を封じ込むことができました。
また、最終的に行き着いた先はすずめの故郷でした。
そこは、すずめが避けてきた嫌な場所。嫌な思い出。東日本大震災で母が亡くなった場所です。
すずめが幼い頃にみた、謎の女性の正体は?
すずめは東日本大震災の時、扉を開けて、大きな謎の草原を1人で彷徨っていました。
「お母さんどこなの??私のお母さんいませんか??」と泣きながら叫んでいます。
そこで現れた謎の女性が、すずめを救ってくれたことをずっと覚えています。
その世界はあの世です。あの世に入れる扉は、人によって違い、一つしかないそうです。
ダイジンを追いかけて、たどり着いたあの嫌な場所。そこにはすずめが震災の時に入った扉が残っていました。
その扉に今のすずめが入ろうとしています。
100万人が死ぬ関東大地震を、封じ込めることはできるのか?
ダイジンは、関東で一番大きな扉を開けてしまいまいた。その扉を開けてしまえば、大量のミミズが出て、100万人が死ぬ大地震になってしまいます。
ミミズを止める方法はもう要石しかありません。ですがダイジンは要石に戻るどころか、「人がたくさん死ぬね」と喜んでいます。
そして、「ダイジンじゃない。草太が要石だよ」と言います。どうやらこのミミズを抑えるためには草太が要石にならないといけないみたいです。
しかし、要石になってしまえば、草太は要石になる代わりに死んでしまいます。さて、草太は要石になるのでしょうか?
映画『すずめの戸締まり』を見終わった感想
想像以上に泣ける感動の映画でした。立ち登る不気味なミミズに立ち向かうすずめと草太はとてもかっこよかったです。
映画を最後まで見終わって気づいたことは、ダイジンはすずめたちの味方ではないのかということです。
最初はダイジンが扉をあけ次々と地震を発生させているのかと思っていましたが、ミミズが出てくる場所を教えて誘導させていました。
そして、最終的にはすずめにとって嫌な場所である故郷へ移動させ、過去へと向き合い大切さ、地震の恐ろしさを伝えてるのではないかと感じました。
それらを踏まえて、もう一度見にいきたいです。
映画『すずめの戸締まり』で印象に残った名言
私が映画『すずめの戸締まり』を見て特に印象に残った名言です。
「ダイジン」のセリフ
すずめのこにはなれなかった。
映画『すずめの戸締まり』の評価や口コミ
他の方が映画『すずめの戸締まり』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
何が起こったかわからねぇが、映画「すずめの戸締まり」を観に行ったはずのに、CV神木隆之介のピアスバチバチツンデレ優男メガネ懐メロ大好き教育学部教師志望喫煙家大学生の芹澤朋也のことしか覚えていない…もう一度言うがピアスバチバチツンデレ(略)芹澤朋也のことしか覚えていない… pic.twitter.com/ZEyzD33KE8
— メラン28号 (@syoujikityan) November 20, 2022
今更ながらすずめの戸締まり観てきた。前2作があんまり刺さらなかったからどうかなと思ってたけどベショベショに泣いた
— ももも (@momoyuzu_HM) March 1, 2023
🤓じぶんめも🎬
時間つぶしで何も考えずに見た1本が、大きなきっかけになった❣️
とにかく風景がきれい、今のアニメってこんな風なの⁉️とものすごい衝撃で、聖地巡礼したくなる気分が分かった#すずめの戸締まり pic.twitter.com/KxpdNOMzOM— MTOB (@MTOB28511631) March 1, 2023
おわりに
私が映画『すずめの戸締まり』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
次に見たいと思っている映画は『かぐや様は告らせたい ファーストキッスは終わらない』です。
かぐや様が、会長に濃厚なファーストキッスをしてしまうところからはじまるそうです。
友達以上恋人未満なこの関係に不満なかぐや様と、困惑している会長。
クリスマスパーティーで2人は一体どうなるのでしょうか?とっても楽しみです!