山口県にお住いの57歳男性(福祉施設:パート職員)が2022年6月頃に「Disney+」で見た映画『ザ・ビートルズ:Get Back』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『ザ・ビートルズ:Get Back』を見ようと思ったきっかけ
YouTubeの広告で映画『ザ・ビートルズ:Get Back』を見かけて興味を持ちました。
もともとビートルズのファンであったことから必聴だと思いました。
最終期ビートルズの解散までを記録した貴重なフィルムでYouTubeの広告で大きな話題となっています。
ビートルズファンだけでなく洋楽に興味があれば誰でも楽しめる作品だと思います。
これまで「ビートルズ解散の謎」は関係者を含めて膨大な書籍で語られてきました。
映画『ザ・ビートルズ:Get Back』はドキュメンタリー記録映像として「ビートルズ解散の謎」について多くの発見があると思います。
映画『ザ・ビートルズ:Get Back』の内容
映画『ザ・ビートルズ:Get Back』は「ビートルズ解散の謎」を全くの解説なしで4人の言動を録画したフィルムを編集配信しているだけです。
8時間半に及ぶ膨大な記録映像の中にメンバーの貴重なシーンが多く見られます。
長く様々な書籍などで語られてきたビートルズ像とは違った内容が、映像として浮かび上がっています。
映画『ザ・ビートルズ:Get Back』は、書籍の知識の限界を超えた映像のパワーを視聴することで「ビートルズ解散の謎」が伝わってきます。
熱狂的なビートルズファンを自負してきた人たちに、衝撃的なシーンを多く見られることは間違いないと思います。
映画『ザ・ビートルズ:Get Back』の作品情報
作品情報
- 監督:ピーター・ジャクソン
- 製作:ポール・マッカートニー/リンゴ・スター/オノ・ヨーコ/オリビア・ハリスン/ピーター・ジャクソン/クレア・オルセン/ジョナサン・クライド
- 制作会社:アップル・コア/ウィングナット・フィルムズ
- キャスト/出演者:ビートルズ/マル・エヴァンズ/マイケル・リンゼイ=ホッグ/リンダ・マッカートニー/ヘザー・マッカートニー/オノ・ヨーコ/ビリー・プレストン/グリン・ジョンズ/ジョージ・マーティン
- 音楽:ジョン・レノン/ポール・マッカートニー/ジョージ・ハリスン/リンゴ・スター
- 日本公開日:2021年11月25日
- 上映時間:81分
- 公式サイト:https://disneyplus.disney.co.jp/program/thebeatles.html
映画『ザ・ビートルズ:Get Back』のあらすじ
ザ・ビートルズの伝説のラストライブが、IMAXの巨大スクリーンと高音質で上映される。1969年1月30日、ロンドンのアップル社のサヴィル・ロウ本社屋上でサプライズで披露された通称“ルーフトップ・コンサート”の様子をあますところなく映しだす。監督を手掛けたのは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン。
映画『ザ・ビートルズ:Get Back』の予告編
映画『ザ・ビートルズ:Get Back』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『ザ・ビートルズ:Get Back』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- ヨーコ・オノとポール・マッカートニーの不仲説を打ち消すシーン
- ヨーコ・オノとポール・マッカートニーのバトル説
- ビートルズの4人の仲が修復されたところ
ヨーコ・オノとポール・マッカートニーの不仲説を打ち消すシーン
『ロード・オブ・ザ・リング』を担当したピーター・ジャクソン監督たちが、ビートルズの膨大なプライベート映像を見事に編集しています。
映画『ザ・ビートルズ:Get Back』は長編ドキュメンタリー大作として仕上がっています。
ピーター・ジャクソン監督たちが3年の歳月をかけて復元・編集し、それぞれ約2時間の3つのエピソードで構成されています。
伝説の「ルーフトップ・コンサート」がノーカット完全版で収録されています。
ヨーコ・オノとポール・マッカートニーのバトル説
これまで『レット・イット・ビー』で抱いていたビートルズ解散前のネガティブなイメージとは全く違う、新しいドキュメンタリー映画として評価できる作品でしょう。
ピーター・ジャクソン監督たちが存命中のポール・マッカートニーとリンゴ・スターに未公開映像を見せながら説明したという経緯があります。
映画『ザ・ビートルズ:Get Back』はポール・マッカートニーとリンゴ・スターに承諾された作品です。
前作『レット・イット・ビー』とは違った生々しいドキュメンタリー映画としてファンを驚かせています。
ビートルズの4人の仲が修復されたところ
映画『レット・イット・ビー』に使用されなかった映像の発表は『レット・イット・ビー』公開50周年に向けて新たなドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ:Get Back』となって実現されました。
60時間に及ぶフィルムと150時間もの音声テープが存在していた事実が、ビートルズファンにとっては大発見だと思います。
ビートルズにとって最後のライブとなったロンドンの事務所ビル屋上での42分間の「ルーフトップ・コンサート」を、ノーカット完全版で採用しているところがクライマックスです。
映画『ザ・ビートルズ:Get Back』を見終わった感想
ピーター・ジャクソン監督たちのポール・マッカートニーとリンゴ・スターへの忖度が見えてきます。
今は亡きジョン・レノンとジョージ・ハリスンのネガティブな言動が多く見られます。
そうでなければ映画『レット・イット・ビー』に使用されなかった映像素材を、映画化して配信されることはないでしょう。
ポール・マッカートニー中心の内容となっていてジョージ・ハリスンがヒール的な存在となっています。
ポール・マッカートニーの完全主義者とビートルズ愛がストーリーの中心で無口で何も言えないリンゴ・スターの表情にも注目です。
映画『ザ・ビートルズ:Get Back』で印象に残った名言
私が映画『ザ・ビートルズ:Get Back』を見て特に印象に残った名言です。
「ポール・マッカートニー」のセリフ
ポール・マッカートニーの発言「ヨーコ・オノがアンプに座っていたからビートルズが解散した。この解散理由は50年後には笑い話にされる」
映画『ザ・ビートルズ:Get Back』の評価や口コミ
他の方が映画『ザ・ビートルズ:Get Back』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
昨年配信公開された
ディズニープラスの#ザ・ビートルズ_GetBack
遅ればせながら
ようやくいま観ています❣️
とにかく圧巻。こんなに貴重で見応えある映像が今までストックされ
半世紀以上を経て作品としてまとめ、公開してくれたことに感謝&感動。
生きてて良かった🍏🫶h https://t.co/7a83O6OyWd— 映画*ドラマ☆問わず語り (@pcp_cinema) November 17, 2022
ザ・ビートルズ:Get Back Blu-ray コレクターズ・セットが届いたので観ていたらこんな時間
まだdisc2に入ったばかりだけと今日は寝る#ビートルズ #ザビートルズ#ザビートルズ_getback #getback #beatles #thebeatles https://t.co/syG2rZ1Sk9— さくら(おっさぽ) (@makimiyomano) July 13, 2022
GET BACK全部見終わってしまうのがもったいなくて残り20分ほど取っておいてある。めちゃくちゃいい。でもビートルズファンじゃない人に見てごらんなさいと薦めようとは全く思わない。
こちらはジョンってこういうの手伝うんだぁってちょっと感心した場面😂#ザ・ビートルズ_GetBack #ビートルズ pic.twitter.com/YNYoClShid
— Layla Lane レイラ・レーン (@LaylaLaneHeday) November 30, 2021
おわりに
私が映画『ザ・ビートルズ:Get Back』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。