埼玉県にお住いの55歳女性(サービス系:葬儀関係)が2023年5月頃に「DVD」で見た映画『図書館戦争』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『図書館戦争』を見ようと思ったきっかけ
大河ドラマ「どうする家康」で織田信長を演じ、凄まじい存在感の岡田准一さん。
彼の出演してきた作品の中で「もっとも好きな『図書館戦争』の映画を観なおし、有川浩さんの原作小説を読み返す」ことをゴールデンウイークの目標の一つにしたので、初版で買ったDVDを本棚から発掘して一人鑑賞会を行いました。
現在は多数の作品を経て貫録を身に着けられた岡田准一さんですが、『SP』シリーズの後で凄いアクションを展開した作品として大好きだったので、リアルタイムで視聴する大河の織田信長と見比べるのにはぴったりだと思いました。
映画『図書館戦争』の内容
架空の近未来、元号が『正化(せいか)』と改められた時代の日本では、強引な検閲を認める法律が制定され、その結果、各種メディアが理不尽な取り締まりを受けることになっていました。
その中で『図書館法』を遵守する目的で『図書隊』という武装組織が作られ、図書館の自由を守るために政府の手先であるメディア良化委員会と戦うことになったのです。
新人隊員の笠原郁(榮倉奈々)は図書特殊部隊(ライブラリー・タスクフォース)に配属され、鬼教官の堂上篤(岡田准一)にしごかれる日々が始まりました。
作品情報
- ジャンル:SF アクション
- 製作国:日本
- 製作年:2013
- 公開年月日:2013年4月27日
- 上映時間:128分
- 製作会社:“Library Wars” Movie Project(TBS=角川書店=東宝=ジェイ・ストーム=セディックインターナショナル=CBC=WOWOW=毎日新聞社=MBS=HBC)(制作プロダクション セディックインターナショナル)
- 配給:東宝
- 公式サイト:http://www.toshokan-sensou-movie.com/
映画『図書館戦争』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『図書館戦争』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 雑誌『ダ・ヴィンチ』のファン投票でぶっちぎりの一位だった『岡田准一&榮倉奈々』の主演コンビ
- 自衛隊の全面協力の元に撮影されたリアルな訓練風景
- 田中圭さん&福士蒼汰さんもめちゃめちゃカッコいい!
雑誌『ダ・ヴィンチ』のファン投票でぶっちぎりの一位だった『岡田准一&榮倉奈々』の主演コンビ
図書特殊部隊に配属になった笠原郁はしょっぱなから鬼教官の堂上篤のしごきでへとへとになるまで鍛えられました。
設定では小柄な堂上と、彼よりも身長が高い女子の笠原ということでしたが、そのキャラ設定をそのまま体現している岡田准一さんと榮倉奈々さんのキャスティングです。
実はこのお二人は、まだ実写化されていなかった時期に有川浩さん特集を組んだ雑誌『ダ・ヴィンチ』のファン投票でぶっちぎりの一位を勝ち取った「堂上&郁」の理想的なキャスティングだったのです。
身体能力も素晴らしく、お二人ともかなりのトレーニングを積んだうえでの撮影でしたが、本の中から抜け出たかのような素晴らしいキャラ構築でした。
自衛隊の全面協力の元に撮影されたリアルな訓練風景
有川浩さんは「図書館戦争」シリーズと並行して自衛隊三部作と呼ばれるようになったシリーズ作品を執筆されていて、ファンにとってはそのテーマである『ミリタリー&ラブ』が共通項として認識されていました。
有川さんがその作品を執筆するにあたり、自衛隊関係者に取材を重ねていたことが功を奏して図書隊の描写が非常にリアルになり、さらにそこから映画化するにあたって全面的な撮影協力を得ることができたのだそうです。
図書隊の訓練風景や車両シーンは陸上自衛隊・航空自衛隊の施設が使われ、さらに陸上自衛他のヘリコプターUH-60Jも登場するなど、リアルを極めていました。
田中圭さん&福士蒼汰さんもめちゃめちゃカッコいい!
堂上のバディとして冷静沈着に図書隊を動かしていく小牧幹久を田中圭さんが、そして笠原の同期のエリート隊員である手塚光を福士蒼汰さんが演じています。
田中圭さんは当時準主役級のキャラを演じることが多く、また、福士蒼汰さんは「仮面ライダーフォーゼ」で一年間主演を務めた直後で、そんな二人が主演コンビの背後をがっちりと守るポジションにいました。
長身で、鍛えられた筋肉質の体を存分に使った銃撃戦や格闘シーンなど、今見直すと彼らの魅力をこんなにも堪能できる映画は他にはなかったのでは?と思ってしまいます。
また、福士蒼汰さんはこの作品の共演がもとで岡田准一さんに弟子入りし、本格的な格闘技とアクションを学び始めたそうで、後に「ザ・ファブル」でも素晴らしいバトルを展開していました。
映画『図書館戦争』を見終わった感想
有川浩さんの『ミリタリー&ラブ』を体現する映画としては最上級の出来栄えだと思われる本作は、佐藤信介監督と野木亜紀子さんの脚本と言うゴールデンコンビのタッグもあり、軽妙な会話と重厚なアクションが入り交じる大作に仕上がっています。
そんな中でも大好きなのは、笠原が堂上にくってかかる柔道場の訓練シーンとか、堂上と小牧が銃撃戦の中で見せる素晴らしいコンビネーションとか、ラストの堂上の手が笠原の髪に触れる瞬間とか…。
シリアスと笑いと萌が絶妙に詰まった作品です。
ドキドキとキュンキュンが詰まっています。
気負わず、気軽に見て下さい!
映画『図書館戦争』で印象に残った名言
私が映画『図書館戦争』を見て特に印象に残った名言です。
「堂上篤」のセリフ
『我々は戦うために戦うのではなく、守るために戦う』
映画『図書館戦争』の評価や口コミ
他の方が映画『図書館戦争』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
「図書館戦争」原作偏愛ラバーズなので映画化は偏愛と偏愛がねじれてこじれてまともな気持ちで観ることができなかった公開当時にくらべて今の方がおとなしく楽しめてる気がする。読後に「今なら砂糖吐けるほど甘い」と評判の甘さが映画では糖分控えめなので映画見たら本読んで糖分補給も忘れずにいたい
— なな (@4am_ontime) January 27, 2024
『 図書館戦争 』‼︎‼︎←クソデカヴォイス
原作超絶面白くて最高なんだが、映画全く遜色無い‼︎ていうか原作キャラまんまじゃね⁈ってレベルよ✨
岡田准一の堂上教官マジ最高😍
コミックスも最高なのよぅ💕
原作映画漫画全部大好きーー‼️
#原作ファンも納得の実写化作品教えて pic.twitter.com/PTmOMdYSrS— あキぞの (@aqui_20no) January 27, 2024
コールドケース2 の朔とか、ダブルファンタジーの岩井とか、図書館戦争の小牧とか、
色気ダダ漏れの田中圭は今まで映画や有料放送が主だった。秋斗が地上波に出たことで、世間の田中圭像にビッグバンきてるんじゃないだろうか。
もっと見つかれ。すごいぞあの俳優は。秋斗でさえ控えめ…#田中圭
— ぽんこちゅ (@papi42163) January 30, 2024
有川浩の原作の映像化は概ね成功と言うか、原作クラッシャー・改悪、最悪みたいな作品は少ないと思う。全部は観れてないけど、8割は観てる感想として。ドラマは空飛ぶ広報室、映画は阪急電車、図書館戦争など。(と、思って脚本家を調べたら野木亜紀子だった。阪急電車は岡田惠和)>RP
— しょこちん💚🍫 (@shoko56) January 27, 2024
図書館戦争📖📕
たぶん人生で1番見てる映画だし原作も何回も読み返すくらい大好き🌼キャストがあまりにもハマりすぎてるので続編もずっと待ってる🥺✨️
#原作ファンも納得の実写化作品教えて pic.twitter.com/jNma6kwDWw— 椎名 (@tansiuezen) January 27, 2024
2013年のこの映画 10年経ってよく解るテーマが潜んでいる。だが考えるな。今は純粋に岡田君と戦闘シーンを楽しめ。岡田君と奈々ちゃんを楽しめ。テーマはその後考えろ。
Amazonの口コミ
岡田准一、榮倉奈々の演技が凄く良かったです。繰返し見たくなる映画と思う。栗山千明も演技が上手い。
Amazonの口コミ
良い
Amazonの口コミ
たまに物凄く見たくなる。小説と全く同じシナリオではなくても、しっかり重なった感じがする。戦闘シーンも日本人ならではの感じが好き。
Amazonの口コミ
みなさんの映画を見た感想が面白いですね!
おわりに
私が映画『図書館戦争』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
次に見たいと思っている映画は『春に散る』です。
今年の夏に公開される横浜流星さんが主演の作品です。
元ボクサーの広岡(佐藤浩市)は不本意な判定で敗退したことをきっかけに渡米し、40年ぶりに日本に戻ってきました。
たまたま飲み屋で出会った青年・黒木(横浜流星)が自分に似た境遇の元ボクサーでしたが、黒木は広岡を慕うようになり、ボクシングを一から教えて欲しいと請うのです。