埼玉県にお住いの63歳男性(一般住宅のリフォーム業:営業管理事務)が2023年8月頃に読んだ『祖母姫、ロンドンへ行く!』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
『祖母姫、ロンドンへ行く!』を購入したきっかけ
30代後半の娘がとても本が好きなタイプです。
その娘がとてもニコニコしながら読んでいたのを見て、何の本を読んでるのと声をかけたのがこの本を読んでみようと思ったきっかけです。
私は電気業界のの営業マンとして定年まで勤務した後、現在は住宅リフォーム業の会社で事務職をしています。
手に取った本というのは、ほとんどが専門書が多くて、ただ楽しみのために読むと言ったことは少なかったです。
そんな私が楽しそうにニコニコしながら本を読んでいる娘を見て、ただ楽しむために本を読んでみようと思ったのです。
『祖母姫、ロンドンへ行く!』の概要
「祖母姫、ロンドンへ行く!」は、孫である著者と祖母の特別なロンドン旅行を描いたエッセイです。
とてもプライドの高い祖母が、孫とともに英国を訪れ、新しい文化や習慣に触れながら内面的な成長を遂げる様子が描かれています。
この旅を通じて、孫は祖母の過去と現在を理解し、二人の絆が深まります。
異世代間のコミュニケーション、家族の愛、自己発見の重要性をテーマに、心温まる物語が展開されます。
ロンドンの魅力的な風景と文化を背景に、祖母と孫の関係が深く掘り下げられています。
基本情報
- 著:椹野 道流
- ISBN:9784093891134
- 出版社:小学館
- 判型:4-6
- ページ数:256ページ
- 定価:1600円(本体)
- 発行年月日:2023年04月
- 発売日:2023年04月20日
- 国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DND
- 国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ
- 公式サイト:http://jpo.tameshiyo.me/9784093891134
『祖母姫、ロンドンへ行く!』のYouTube(ユーチューブ)
『祖母姫、ロンドンへ行く!』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。
残念ながら本書を詳しく紹介しているYouTubeチャンネルはなかったため、本ブログにて要点をまとめてお伝えできればと思います。
『祖母姫、ロンドンへ行く!』から学んだことの要約とまとめ
『祖母姫、ロンドンへ行く!』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。
私が学んだこと
- 世代間コミュニケーションの重要性 や理解と共感
- 家族の絆と愛の価値
- 自己発見と成長のプロセス
「祖母姫、ロンドンへ行く!」を読むことで、いくつかの気付きを得ました。
まず、世代間のコミュニケーションの大切さが強調されています。
祖母と孫の関係を通じて、異なる世代間の理解と共感を深める方法が描かれていました。
また、家族の絆の重要性にも焦点が当てられており、家族内の愛とサポートがどのように人生を豊かにするかにも思いを馳せることができる場面が多かったです。
この物語はまた、自己発見と成長の旅でもあると思います。
孫が祖母との経験を通じて自己理解を深め、自身の内面と向き合う過程が描かれていました。
読者は、人生のどの段階においても新たな発見や成長が可能であることが学べると思います。
加えて、この本は文化的な発見と経験の価値も教えてくれます。
ロンドンという新しい環境に身を置くことで、異文化を体験し、その中での自己の位置づけを見つけることができるかもしれません。
また、旅行がもたらす視野の拡大と、異文化への理解を深めることの重要性も学べますい。
総じて、「祖母姫、ロンドンへ行く!」は、家族の絆、世代間の理解、自己発見、文化的経験といった、人生の多くの側面に光を当てる一冊と感じました。
世代間コミュニケーションの重要性 や理解と共感
「祖母姫、ロンドンへ行く!」を読んで、一番大事だと思ったことは、家族や異なる年代の人とうまく話すことの大切さです。
この本では、おばあちゃんと孫がロンドンで一緒に過ごす話が描かれていて、二人がどうやって互いを理解し合うかがよくわかります。
おばあちゃんと孫が一緒に楽しい時間を過ごしながら、お互いの気持ちを共有することで、もっと仲良くなるんです。
この話から、年齢が違っても、お互いに話を聞いて理解し合うことが、家族や友だちとの関係を良くする秘訣だってことが学べます。
これは、私たちの日常生活にも役立つ大切なことです。
家族の絆と愛の価値
「祖母姫、ロンドンへ行く!」から学んだ重要な教訓の一つが、家族の絆と愛の価値です。
この物語を通じて、家族間の深いつながりと、世代を超えた愛情がいかに私たちの人生を豊かにするかが描かれています。
祖母と孫の特別な関係は、お互いを理解し、支え合うことの美しさを示しています。
この絆は、日常生活の小さな瞬間においても、大きな旅行の冒険においても、相互の信頼と尊重を基盤として築かれています。
また、家族愛が自己成長と自己発見の源泉であり、人生の困難を乗り越える力を与えてくれることも、この物語から学び取ることができました。
この本は、家族の絆がもたらす無条件の愛と支援の重要性を、心温まるエピソードを通して伝えていると感じました。
自己発見と成長のプロセス
「祖母姫、ロンドンへ行く!」から学んだ教訓の一つは、自己発見と成長のプロセスの重要性です。
この物語を通じて、孫は祖母との旅行中に多くの内面的な変化を経験します。
祖母との絆を深める過程で、孫は自分自身について深く考え、人生における自分の役割と目的を再評価します。
異文化の環境に身を置くことで、孫は自分自身の限界を試し、新たな価値観や視野を開拓します。
この旅行は、孫にとってただの旅ではなく、自己理解を深め、成長するための旅となりました。
このような経験から、私たちは人生のどの段階においても、自己発見と成長が可能であることを学べます。
『祖母姫、ロンドンへ行く!』の感想
読み終えた感想として、私は深い感動と共に多くの気づきを得ました。
この物語は、単なる旅行記を超え、世代間の絆と理解、自己発見の旅を描いています。
祖母と孫の関係を通じて展開される物語は、家族の愛の深さと、異なる世代間での共感と理解の可能性を浮き彫りにします。
特に印象的だったのは、孫が祖母の過去と現在を理解し、それによって自身も成長していく様子です。
祖母との交流は、孫にとって新たな自己認識の機会となり、彼女自身の人生観や価値観を形成する大切な要素となりました。
この物語は、家族間の関係だけでなく、個人の内面的な成長においても深い洞察を提供しています。
また、ロンドンという異文化の環境が物語に深みを加えています。
新しい文化に触れることで、孫は自分自身の世界観を拡張し、異文化理解の重要性を学びます。
この経験は、読者にとっても異文化への理解と受容の大切さを教えてくれます。
この本は、単に楽しい旅行記ではなく、人生の多様な教訓を含む作品です。
読み終えた後、私は自分自身の家族関係や、異文化への理解について深く考えさせられました。
また、人生のどの段階においても新たな発見や成長が可能であるというメッセージに、大きな希望を感じました。
『祖母姫、ロンドンへ行く!』の評価や口コミ
他の方が『祖母姫、ロンドンへ行く!』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
■売れ筋ランキング(エッセイ部門)
[At 2024/02/25 10:10:42+09:00]
8位:「祖母姫、ロンドンへ行く! [ 椹野 道流 ]」https://t.co/UtdwtCL0R1— エッセイ新刊情報 (@EssayNew) February 25, 2024
■売れ筋ランキング(エッセイ部門)
[At 2024/02/24 16:10:35+09:00]
8位:「祖母姫、ロンドンへ行く! [ 椹野 道流 ]」https://t.co/UtdwtCL0R1— エッセイ新刊情報 (@EssayNew) February 24, 2024
祖母姫、ロンドンへ行く!
半日で最後まで読んでしまった。何よりもバトラーのティムとのやり取りがすごく特別で暖かくて最高。努力することで自分を信じられるようになるというお祖母さまのお話、しっっかり胸に刻んだ。
旅行エッセイでなくて、冒険活劇を読んだようなわくわく感だった。大好き。 pic.twitter.com/LQmaZNlSEM— ねこけだま (@NEkoKedamaNEko) February 20, 2024
「たいていの服には、これが合うのよ。たくさんの色が入っているから、旅行にピッタリなの。覚えておきなさいね」
椹野道流著 祖母姫、ロンドンへ行く! 126ページより引用ここ読んで思い出した。20年ぐらい前に私も母からオパールの指輪を貰い受けてたわ。#祖母ロン
— 那須 高子 (@taiba_t) February 24, 2024
『祖母姫、ロンドンへ行く!』を読んで以来、「クロテッドクリームを塗りたくったスコーン」というものがどうにも魅力的で、本日ついにクロテッドクリームを買ってきました。そう、クリームだけ。スコーンを。スコーンをどこかで入手しなければ!
— 錫森むぎ@ライターとか開発者見習いとか (@suzumori_mugi) February 22, 2024
お姫様然とした高齢祖母とのイギリス旅行を軽快な語り口で綴るストーリーの中にはイギリスのジェントルマンの素晴らしさ、祖母姫の侮れない確かな審美眼と自信、一生懸命若さで走り回る孫娘、遠い日だからこそわかる哀愁等が色とりどりに散りばめられ楽しませてくれます
Amazonの口コミ
主人公のおばあちゃんと同じくらいの親を持つ身としてこの年代の接し方が参考になるのと孫娘さんの奮闘ぶりに応援しながら読みました。旅行を終えて数年してからの文章にうるっときました。
Amazonの口コミ
お話が、すごく素晴らしくて、出てくる方々の心遣いに感動して、ブログで一気読みしてこちらも楽しみにKindle版を購入したのですが、私のスマホとの相性なのか、この作品だけページを繰ると度々目次に戻ってしまいページがなかなか先に進まない…。書籍版も買うか?
Amazonの口コミ
著者の英語力、またそれだけではない多才さ、そしてそういうお孫さんを持ったお祖母様の事を羨ましく思う。英国紳士の国のホテルマンの矜持。CAのアドバイス。素適です!著者がお祖母様に対して心の中で悪態を付く例えツッコミ、面白いです。後半お祖母様に言われていちいち「ぐう」が出る処も…身につまされる?これがスマホが当たり前では無い時代の話だったとは。著者の記憶力と謙虚さに喝采!
Amazonの口コミ
久しぶりにスイスイ読めて楽しかったです。私がイギリスに行っていたのはもう30年も前ですが、ロックフェスのために行っていたので、キチンとした所にはどこにも行っておらず、一度でいいからラグジュアリーな旅をしたいと思っていました。是非うちの姫(母)と行きたいと思います!お祖母様とのやりとりも微笑ましく、素敵な孝行をされたんだなぁ〜
Amazonの口コミ
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
学んだ教訓は日常生活の多くの側面で活用できます。
特に、世代間のコミュニケーションの重要性は、家族や職場での関係構築に大きく役立ちます。
この物語から得た異世代間の理解と共感の方法を活用することで、家族内のより深い絆や職場での良好な関係を築くことができると考えます。
具体的には、家族と共に、時間や空間を共有することの大切さを再認識しました。
また、自己発見と成長のプロセスを意識することは、個人的な成長において非常に重要です。
日々の経験や挑戦を通じて、自分自身の理解を深め、より自信を持って新たな目標に取り組むことができるようになります。
私のような高齢のものでも、新しいことに興味を持つことで、自分自身だけでなく孫の世代のような若い方に良い影響を与えることもできると感じました。
さらに、異文化体験の価値を理解することは、より広い世界観を持つために役立ちます。
日常生活において異文化に触れる機会を積極的に求め、新しい視点を取り入れることで、自分の考え方や行動を豊かにすることができます。
この開放的な姿勢は、プライベートだけでなく職業生活においても新たな機会を生み出す可能性があります。
ただこのことにおいては、金銭的にも負担のかかることであるために、私が思うに、時には日常生活から離れるような活動をするのも良いと思います。
例えばボランティアに参加してみるとか、地域活動を積極的にしてみるとかがありますね。