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書籍のレビュー

【書評】『20歳の自分に教えたい本物の教養』のレビュー|書籍を読んだ感想は「何を学んだらいいかを考える」

大阪府にお住まいの49歳男性(流通・小売系:食料品の販売)が2023年9月頃に読んだ『20歳の自分に教えたい本物の教養』のレビューをご紹介します。

本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめております。

書籍で学んだことや感想、評価や口コミが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

この本から学べるポイント

  • お金と資本
  • 思想と哲学
  • 歴史を学ぶ意義

『20歳の自分に教えたい本物の教養』の購入きっかけ

読書を通じた学び直しを少しずつ進めていくつもりで、どの本を読むべきか迷うことがあります。

物事の基礎知識や様々な分野の基本事項を学びたいと考えていたことがきっかけとなり、この本を選びました。

多くの分野が初心者でも理解しやすい形で紹介されている点が魅力でした。

現代に求められる教養が幅広い分野にわたり語られているため、この中から興味を引く項目を見つけて新しい学びを深めていきたいと思っています。

『20歳の自分に教えたい本物の教養』の概要

ただモノを知っているだけでは「知識」に留まります。

「教養」とはそれらの知識を他の知識とつなぎ合わせて深堀りしたものです。

この本では、「お金と資本」「宗教」「哲学・思想」「歴史」「芸術」「言葉と文学」の6つを教養の柱として取り上げています。

これらの要素は相互に関連しており、これらの教養を身につけることで、世界の多様な出来事を理解できるという考え方を説明しています。

題名の通り、若い世代にも分かりやすいように細心の注意を払って説明されている一冊です。

基本情報

  • 著者:齋藤 孝
  • ISBN:9784815620042
  • 出版社:SBクリエイティブ
  • 判型:新書
  • ページ数:272ページ
  • 定価:900円(本体)
  • 発行年月日:2023年06月
  • 発売日:2023年06月07日
  • 国際分類コード【Thema(シーマ)】: VS
  • 公式サイト:https://www.sbcr.jp/product/9784815620042/

『20歳の自分に教えたい本物の教養』のYouTube(ユーチューブ)

『20歳の自分に教えたい本物の教養』について、YouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説している動画があるか調べてみました。

残念なことに、本書を詳しく紹介しているYouTubeチャンネルは見つかりませんでした。

そのため、本ブログで要点をまとめて伝えることにしました。

『20歳の自分に教えたい本物の教養』から学んだことの要約とまとめ

『20歳の自分に教えたい本物の教養』から学んだポイントは、主に3つの項目に納められます。

私が学んだこと

  • お金と資本
  • 思想と哲学
  • 歴史を学ぶ意義

この本では、「お金と資本」「宗教」「哲学・思想」「歴史」「芸術」「言葉と文学」の6つの必須教養について述べられています。

これらをなぜ学ぶべきなのか、どの部分に焦点を当てるべきなのかについても説明されており、非常に有益な学びとなります。

各テーマについて、様々な視点から丁寧で分かりやすく解説されている素晴らしい本です。

新たな視点に目を向ける良い機会を提供してくれるため、若者だけでなく、40代や50代の方々にも学び直すためのおすすめの一冊と言えるでしょう。

お金と資本

この項目では、単にお金の稼ぎ方や仕事についての考え方ではなく、経済や資本主義について、さまざまな視点から解説されています。

社会の動向や経済を歴史と結びつけて説明するとともに、その分野に興味を持つことで、詳細な部分の学習が可能なおすすめの書籍も紹介しています。

現在の経済や社会についてではなく、様々な分野の基本的な部分を解説しており、新たな視点に目を向ける良いきっかけとなりました。

思想と哲学

内容を読み進めていく中で、哲学や思想について深く理解することができました。

ニュースとは対極的な観点から、物事の本質について考えることが思想や哲学であると説明されています。

古代から伝わる教えが物事の真実に迫っており、現代社会で情報量が増え、社会の流れが急速に変わる中、何か迷ったときには原点に戻って考え直すことも、頭の中を整理するうえで有用であると述べられています。

私自身、この本を読んでから、古典に興味を持ち、「論語」の入門書を読み始めることとなりました。

歴史を学ぶ意味

学生時代に習った日本史や世界史の学習意義がわからなかったことに対して、本書では、日本史の重要性も認識しつつ、それ以上に世界史の学習が重要だと説明しています。

未来のことは誰も分からないものですが、過去から学ぶことは可能です。

深く過去を学ぶことで、一定のパターンが浮かび上がってきます。

「歴史は繰り返す」という表現が示すように、人類は同じことを繰り返す傾向があります。

歴史を学ぶことで、より良い世界を目指す可能性が生まれるということです。

したがって、日本史も世界史の一部であり、世界史を学びつつ、日本史の理解を深めることが重要だと感じました。

『20歳の自分に教えたい本物の教養』の感想

さまざまな分野の基礎的なことが前述やすく説明されている本でした。

「お金と資本」「宗教」「哲学・思想」「歴史」「芸術」「言葉と文学」について詳しく書かれていました。

今まで関心がなかったことについて興味を持つきっかけになるのではないかと思いました。

「何のために勉強するのか」「教養を身につけて何になるのか」という部分について疑問に思っている人は、納得できる内容だと思いましたし、新しいことを学ぶきっかけになるかと思いました。

『20歳の自分に教えたい本物の教養』の評価や口コミ

他の方が『20歳の自分に教えたい本物の教養』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

・本書は、教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする文学部教授の著者が、激動の時代である現代に欠かせない6つの必須教養項目を集約し、昨今の世界情勢や社会の空気感、人々の問題意識とリンクさせながら、そのキーポイントや学び方をやさしく解説した1冊。・本書では、「お金と資本」「宗教」「哲学・思想」「歴史」「芸術」「言葉と文学」の6つを教養の柱として取り上げている。・「お金と資本」は、現代では重要度が増しており、他の教養があれば、お金の話はどうでもいいというわけにはいかない。・「宗教」は、21世紀の科学の時代になれば宗教の重要性はなくなるのかと思いきや、むしろ宗教間の対立が目立ったり、宗教に安らぎを求める人が増えたりしている。※「哲学・思想」「歴史」「芸術」「言葉と文学」が教養の柱として取り上げられている理由については、本書をお読みください。・本書では、教養の柱のひとつに、「お金と資本」が取り上げられているが、お金というと、「教養」から少し離れているように人もいると著者は考える。・しかし、お金の知識はこの現代社会において重要な意味を持つ。なぜなら私たちは、お金が必須の資本主義社会に生きているからだ。・お金にまつわる一定の見識を持っていれば、精神も安定し、さらには、「教養」そのものの枠を広げ、現代社会に即したかたちで深めていくことができる。・お金について学ぶ際、ひとつのテーマとして「投資」が挙げられている。・実際に投資をするのは、センスや経験が必要なところがあり、著者は失敗して借金まみれになった人も知っており、簡単にはすすめられないと語っている。・しかし、投資の本を読むのは面白く、学びがある。なぜなら、現代社会や経済について、いろいろなことがわかるからだ。・投資家として大成功したひとりにウォーレン・バフェット(90歳を過ぎた現役投資家で、2022年の世界富豪ランキングでは5位。個人資産が10兆円を超えている)がおり、バフェットの投資哲学は、投資をやらない著者も非常に興味深く、勉強になると感じているとのこと。・バフェットの実例や投資哲学は、投資家だけでなく、企業で働くビジネスマンにとっても役に立つ。これを学ぶことで、企業を見極める目、本質的な部分を見抜く目を養うことに通じる。・また、日本の投資家・蓄財家として、本多静六がおり、彼の著作(私の財産告白・実業之日本社文庫)からも、お金や資本にまつわる流儀を学びとることができる。※お金と資本を身につけるために、何をどのようにして学ぶべきか、おすすめ書籍は何かについての詳細は本書をお読みください。・本書は、20歳の自分に教えたい本物の教養して、「お金と資本」「宗教」「哲学・思想」「歴史」「芸術」「言葉と文学」の6つを中心に取り上げており、◇資本主義の問題点とは何か◇宗教の全体像の手に入れ方◇宗教を学ぶ際、何を読むべきか◇東洋人としてのアイデンティティを獲得するために、何を学ぶべきか◇大人の世界史の学び方とは◇押さえておきたい美術作品と芸術家とは◇今こそ知るべき日本語と日本文学とはといった「本物の教養」を身につけるために必要な項目が、分かりやすく丁寧に解説した内容となっている。続きを読む
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昨今は教養ブームでもあるようなので内容そのものは浅く取っ付きやすくといった感じです。あえて手厳しく言わせて頂くならばこの著者の他の出版物とも重複してる部分あります。ですが。ただ入門用で多忙な中でも少しでも教養の足しになればいいぐらいの方なら丁度いいでしょう。あと個人の見解ですが。ウクライナ侵攻を相当ざっくりですが、多少絡めて出てきた部分は楽しく読めました。多様な解釈がありますしので一概には言えませんが。今回のウクライナ戦争では米英にも仄暗い思惑があるとの事らしいです。まあだからと言ってロシアの行った事は決して容認できませんし、実際に残虐な行為や他国の尊厳を踏みにじってる訳ですし。それに国際情勢なんてものは様々な思惑あって然るべきですし。日本があの悲惨な第二次世界大戦に突き進んだ事すらソ連の利己的な思惑があったと、最近なって一般大衆も知るようになったぐらいですしね。ウクライナ戦争もあと何十年も立てば現在の我々では知る由もなかった、驚愕の事実も出てくるかもしれませんしね。ニュースばかり見ていても日本のメディアでは決して放送しない部分もありますから。情報は浅いですが。ちょっとした気づきを得るには丁度いいです。それに社会人でも以外に物を知らない方もいっらしゃるので、これぐらいの事でも知っておくのは有益だと思います。ヒマな時にどうぞ!続きを読む
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読んでいて、既に読んだよ、と感じる箇所がたくさんありますが、本書のp. 203でこんなことが宣言されています。「自分の書く本が多少似ていても気にしないで生きていくことにしました」物書きとして、こういう態度は常識的なのか否か、それを判断できる程度の教養を、20歳の自分に教えたいですね。「20歳の自分に伝えたい知的生活のすゝめ」(2022年4月刊)のp. 159では「人としての魅力以上に大事なのは、常識があるかどうか」と書かれています。自分の振る舞いが常識的か否か、それを判断できる程度の教養を、20歳の自分に教えたいですね。
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みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!

おわりに

この本では6つの分野について基礎的な事を説明されています。

読者によっては、興味がある内容とそうでないところも存在すると思います。

多岐にわたる分野において、入口になる話が描かれているので、興味を感じた部分から学習を始めていくと良いのではないでしょうか。

私自身、「哲学・思想」の部分に興味を抱き、古典についての簡潔な本から読み始めました。

全てを理解する必要はなく、関心を持った箇所からスタートすることが大切だと感じました。

興味が湧かない部分については、興味が生まれた瞬間から始めていくと良いと思っています。

次に読む予定の本は『日本の戦後を知るための12人』です。

戦後から平成に至るまで社会を動かした人物について記載されています。

その人物の人物像に強い興味があるため、読むのが楽しみです。







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