沖縄県にお住いの23歳男性(サービス系:会社員)が2022年6月頃に読んだ『小さな暮らしは生きやすい』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
『小さな暮らしは生きやすい』を購入したきっかけ
ここ数年断捨離やミニマリストと呼ばれる人たちが増えてきて、自分自身も物が少ない方が生活しやすそうだなと思っていました。
知るきっかけとして本を読んでみようと思ったのですが、極端に物が少ない人の書籍だったり、文章ばかりでイメージが湧きにくい本が多く、参考書籍を探すのに苦戦していた時にこの本と出会いました。
文章だけでなくイラストが多く描かれているので、初心者の私でもイメージがしやすそうだと感じ、そのまま購入して読んでみようと思いました。
『小さな暮らしは生きやすい』の概要
ミニマリストとして生活する事のメリットが多く書かれています。
この本の作者の方は女性なのですが、元々物が多いマキシマリストで「捨てる」という考え方があまりないタイプの人でした。
しかし、私生活でトラブルが続いた時ネットで見かけた言葉をきっかけに、今まで重要視していなかった掃除をマメに行う様なりました。
その過程の中で「掃除がしやすい様にするにはまず片づけをしなくてはいけないんだ」という気づきから、物を減らしていくことのメリットを実感したという、ミニマリズムに目覚めるきっかけが書かれています。
『小さな暮らしは生きやすい』の基本情報
基本情報
- 出版社:大和書房
- 著者:おふみ
- 定価:本体1,400円+税
- 発行年月:2021年12月09日
- ページ数:128ページ
- ISBN:9784479785477
- 言語:日本語
- 公式サイト:https://www.daiwashobo.co.jp/book/b590900.html
『小さな暮らしは生きやすい』の目次
目次
- 1章 小さな暮らしで毎日が変わる
- 2章 減らして暮らしを小さくする
- 3章 「好きなもの」も大事にしたい
- 4章 片づく 「仕組み」 も大事
- 5章 暮らしの 「先」 を見つめて
- おわりに
『小さな暮らしは生きやすい』のYouTube(ユーチューブ)
『小さな暮らしは生きやすい』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。
残念ながら本書を紹介しているYouTubeチャンネルはなかったため、本ブログにて要点をまとめてお伝えできればと思います。
『小さな暮らしは生きやすい』から学んだことの要約とまとめ
『小さな暮らしは生きやすい』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。
私が学んだこと
- 小さく暮らす事でお金への不安が軽くなる事
- 物を減らせば様々な選択肢が広がる事
- 思い出のものはボックス一つに収まる分だけ残す事
物を減らす=暮らしを小さくすることで、無駄な時間やお金を使わずに済む事が分かりました。
今は物がなくても生活にそこまで不便するような事はあまりないので、スペースを沢山使ってわざわざ物を所有する必要はないのだと感じました。
物をあまり持たないという事はその分自分自身が身軽になるという事なので、その分だけ選択肢が広まったという作者の言葉にハッとさせられました。
今までは少ない=不便だと解釈していたのですが必ずしもそうではないと気が付きました。
小さく暮らす事でお金への不安が軽くなる事
物を減らす事で掃除がしやすくなるのもそうですが、時間や物に過度に縛られなくても良いのだ、という事が分かりました。
不必要なものを持って余分な家賃を払わなくても良くなれば、仕事に縛られる時間を減らす事が出来ます。
物を買って増やす事ばかりを考えるのではなく投資に回したりと物から解放される事で生活しやすさが格段にあがるのだという作者の言葉に納得させられました。
この言葉が自分もミニマリストに近づいてみようかと思えたきっかけの一つになります。
物を減らせば様々な選択肢が広がる事
先述したように物を減らす=今までよりも物事に縛られなくて済む、と書いていた事と少し似ていますが、所有するものが少なければそこまで大きな家に住む必要はなく、家賃を以前よりも気にしなくて済むため住居の選択肢が増えます。
身軽になる事でフットワークも軽くなり、引っ越しそのものの負担も減りますし、給与面で考えるともっと様々な働き方を選ぶ事も出来ます。
その人の希望次第でお金を今までよりも自由に使う事が出来るようになるのは大きなメリットだと思います。
思い出のものはボックス一つに収まる分だけ残す事
物を減らしていく過程で一番時間がかかるのが自分にとって思い入れのある物の処遇を決めていくことだと思うのですが、どうやって物への情を引き離して処分するのか、という方法がとても面白かったです。
まず全ての物を捨てる必要性はなく、「鑑賞して楽しむ」という考え方で残すものに意味を与えてあげると自分の心にも余裕が持てそうだと感じました。
そこからあふれてしまった物に関しては思い出ノートを作って物への思いをつづる事で手放す気持ちを軽くするというのはぜひやってみたいと思いました。
『小さな暮らしは生きやすい』の感想
今までもっていたミニマリストのイメージが大きく変わりました。
それまでミニマリストと聞くとどうしても「無駄な物を排除して必要最低限しか持たない」というどこか冷たい印象を抱いていたのですが、決してそんなことはなく、むしろ自分が大事にしたいことを見極めている思慮深い人が多いのではと感じました。
むやみに物を捨てているわけでもなく、あくまでも「私はこうだけど、人によって必要なラインはそれぞれだよね」と歩み寄れる余裕を持っているのだと思いました。
『小さな暮らしは生きやすい』の評価や口コミ
他の方が『小さな暮らしは生きやすい』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
小さな暮らしは生きやすい おふみ
ミニマリスト7年目のイラストレーターによる、ものを減らすコツと、得られる幸せを知れる本🍀
確かに部屋が散らかっている時って何事も上手くいかない日が多いなと思いますね。ちなみに作者はオタクだそうです、色々と共感できる所が多くて嬉しい😄
#読了 pic.twitter.com/4TJokets9V— 金木犀 (@O1HCT1K4iixHP9E) November 29, 2022
4:30起床
先日おふみさんの「小さな暮らしは生きやすい」を読み、早速毎朝トイレ掃除を始めて3日目。
朝やることで気分が良い!トイレが毎日綺麗だと嬉しい!
片付けもしたいし、コーピングリストとやりたいこと100のリストも作ってみようと思う。#朝活— mogu (@mogu26513915) August 26, 2022
おふみさんの新刊。
小さな暮らしは生きやすい 読み終わりました🥳🥳
私は、コロナで外出できなくなって自炊するようになったんだけど、調理道具を買うことが怖くて増やせずにいる。
でも、この本を読んで、"目的は自由時間を増やすためです"って言葉に泣きそうになった
私が→ pic.twitter.com/tBwSRgKOiK— テリーヌ (@teriiinun) December 26, 2021
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
今回の本を通して物を余分に持ちすぎる事が自分に良い影響を与えなさそうだという事が分かったので、まずは不必要なものを見極めて減らしていくところから始めていきたいと思いました。
今の家には家族で学生の頃から住んでいる事もありどうしても物が増えがちなのですが、自分の持ち物だけでも最低限にする事で自分が使うスペースをすっきりさせて生活の質を上げられる様にしたいと思います。
いずれ近いうちに一人暮らしを始めようと思っていたので良いきっかけになりました。