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書籍のレビュー

【書評】『嫌われる勇気』のレビュー!書籍を読んだ感想は「現代を自分らしく生きる勇気を貰える」

広島県にお住いの34歳女性(自営業:イラストレーター)が2021年5月頃に読んだ『嫌われる勇気-自己啓発の源流「アドラー」の教え-』のレビューをご紹介します。

本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。

この本から学べるポイント

  • 相手が誰であれ、人としての価値は対等であるということ
  • 自分は優越感や劣等感に振り回されて生きていたということ
  • 相手の課題に踏み混んではいけないということ

『嫌われる勇気』を購入したきっかけ

我が家は夫と息子と私の3人家族です。

息子が生まれて1年をすぎた頃、夫が職場のストレスや環境の変化でうつ病になり、その後2年間は休職と復職を繰り返す不安な日々を過ごしました。

同じ時期に息子が発達障害と分かり、病気で寝ている夫を家に残し、母子で療育に通う日々が始まりました。

いざ登園しても不安が強い息子は抱っこで泣きじゃくり、私ばかりが体力を消費し、疲れ果てて帰宅しては夫の心のモヤモヤを聞く日々。

病状が快方に向かった頃、夫は「自分のものの捉え方を変えて、人生を変えたい」と考えるようになり、その過程で購入したのがこちらの本でした。

『嫌われる勇気』の概要

アルフレッド・アドラーの唱えた「個人心理学」(現代では分かりやすく、アドラー心理学と呼ばれています)について、物語ではありながら、2人の人物の対話形式で説明されていきます。

登場するのは「アドラー心理学」をよく知る「哲人」と、不満と不安に満ち「哲人」を論破しようと挑む「青年」です。

一般的な解説書ではないので、「アドラー心理学」について全て述べられているわけではないと思いますが、青年の質問に哲人が答えていくストーリーのお陰で「アドラー心理学」の考え方をイメージし易い内容となっています。

『嫌われる勇気』の基本情報

基本情報

  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 著者:岸見 一郎/古賀 史健
  • 定価:本体1,500円+税
  • 発行年月:2013年12月13日
  • ページ数:296ページ
  • ISBN:978-4-478-02581-9
  • 言語:日本語
  • 公式サイト:https://www.diamond.co.jp/book/9784478025819.html

『嫌われる勇気』の目次

目次

  • 第1夜 トラウマを否定せよ
  • 第2夜 すべての悩みは対人関係
  • 第3夜 他者の課題を切り捨てる
  • 第4夜 世界の中心はどこにあるか
  • 第5夜 「いま、ここ」を真剣に生きる

『嫌われる勇気』のYouTube(ユーチューブ)

『嫌われる勇気』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。

「中田敦彦」の「YouTube大学」がわかりやすくまとめられていたので、本を読む時間がない方はこちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。

『嫌われる勇気』から学んだことの要約とまとめ

『嫌われる勇気』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。

私が学んだこと

  • 相手が誰であれ、人としての価値は対等であるということ
  • 自分は優越感や劣等感に振り回されて生きていたということ
  • 相手の課題に踏み混んではいけないということ

人間関係や劣等感に悩む人、また人より優れていないと不安で心が苦しくなりがちな人にお勧めです。

相手にどのような心持ちで接するべきか、それが出来ない原因は何なのか、自分の心を見つめ直し、考える道しるべになるのではないかと思います。

心理学や哲学の本が苦手な方も、架空の設定で2人の人物が会話していく形式で読みやすい作りです。

一般的な通念と異なる部分もあり、驚くこともあるかもしれませんが、学校や会社、家庭での人間関係などを捉え直す良い機会になると思います。

相手が誰であれ、人としての価値は対等であるということ

こちらの本では優越感や劣等感について多く述べられています。

人が人間関係の中にある時、相手が自分より上か下か判断して生きるのは「縦の概念」であり、そこには優越感と劣等感が生まれます。

しかし、幸せに生きるためには昨日の自分より前に進んでいる各々が、ともに同じ平面を歩いているという「横の概念」を持つ方が良いと分かりました。

また、「叱る」「褒める」「命令する」という行為は、相手を上から見下したコミュニケーションであり、どの人も役割や出来ることが違うだけで「人としての価値は同じ」と考えれば、「感謝」や「尊敬」を伝えられるようになると思いました。

自分は優越感や劣等感に振り回されて生きていたということ

本書を読んで、相手より自分が劣っていると感じた時に、あえてチャレンジしないで「できる可能性を残しておく」行動に思い当たりました。

チャレンジして失敗してしまったら「自分には出来ない」になってしまいますが、チャレンジしなければ「本気を出せば出来たけどやらなかっただけだ」と格好をつけて言い訳できます。

しかし、相手や周りからの見え方に注目したばかりに、人生の数少ないチャンスを棒に振ってしまったと気づき、これからは「自分がどうしたいか」を基準に行動しようと思いました。

相手の課題に踏み混んではいけないということ

本書では、「自分の課題」と「相手の課題」を分ける必要性が述べられています。

子どもが宿題をしない時、無理やりさせるのは「相手の課題」を横取りしていると書かれており、はっとしました。

それをしなくて本当に困るのは誰なのか?と考えた時、相手の課題なのに「ダメな親と思われるんじゃないか」「子どもが宿題をしていないと自分の評価が下がるのでは」と考えるのは、自分の課題と混同していると感じ反省しました。

課題に踏み込まれるのが当たり前になると、相手もやる気が起きなくなったり、自分で解決する練習にもならないと思います。

『嫌われる勇気』の感想

初めは「人に嫌われてもいい」という自己中心的な内容かと思いましたが、全く違いました。

意見の違いはあって当たり前だし、出来ることと出来ないことが違うのも当たり前で、違いを認めあい自分自身に寄り添う考え方を知ることが出来ました。

こちらの本をきっかけに、人間関係で悩みうつ病になった夫は、相手との距離感や出来事の捉え方を変えることができ、復職してからは病気が再発していません。

私自身も、障害のある息子との接し方や、自分の気持ちのバランスのとり方にヒントを得ることが出来ました。

現代に生きる人ならどなたでも1度は読んで欲しいと思います。

『嫌われる勇気』の評価や口コミ

他の方が『嫌われる勇気』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!

おわりに

例えば職場で気の会わない人がいたとしても、その人を自分の上にも下にも置かず、考え方や感じ方が違う人として、適切な距離を置きながら尊敬することが出来ると思います。

また、子どもたちに対して「上から見下す」メッセージを使わないことで、親子や教室内の信頼関係が強くなり、問題行動で気を引こうという子どもが減るのではないかと思います。

最も期待しているのは、ハラスメントや虐待など「相手をパワーで従える」ことに快感を感じるタイプの人に、それは単なる優越コンプレックスで、本来は決して優れた行為ではないと気づいて貰えないか、と思っています。

次に読みたいと思っている本は『ジェイソン流お金の増やし方』です。

これまでの慣例や常識に流された生き方ではなく、自分の選んだものを大切にする生き方を学びたいと思います。







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