神奈川県にお住いの37歳の男性(IT・通信系:ライティング)が、2022年3月頃に「TV」で鑑賞した映画『あたしンち』のレビューをご紹介します。
映画の感想や見どころをネタバレ覚悟で解説していますので、映画を鑑賞する前に興味がある方や、評価や口コミが気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
映画『あたしンち』を見ようと思ったきっかけ
『あたしンチ』という作品が大好きで、久しぶりに映画版の『あたしンチ』を見たくなりました。
昔、深夜にテレビで放送されていた『あたしンチ』をDVDに録画したことを思い出し、そのDVDを探す旅が始まりました。
案の定、それはかなり昔のことだったので、なかなか見つけることができませんでした。
困っているとき、押し入れの奥から一つの段ボールが出てきました。
その中には数枚のDVDが入っていて、運良く『あたしンチ』の入っているディスクを発見することができました。
映画『あたしンち』の内容
悪天候のある大雨の日、みかんと母の体が落雷によって入れ替わってしまいます。
何とか元の姿に戻ろうと試行錯誤を繰り返しますがうまくいきません。
仕方なく、みかんは母として家事をし、母はみかんの肉体で学校へ通うことになります。
しかし、中身は母ですので、みかんの友達がみかんの違う雰囲気に疑問を抱きます。
中でも、親友のシミちゃんは彼女の様子を疑い、本当のことを問い詰めます。
こころなしか苦悩して、みかんは母と身体が入れ替わった事実を彼女に告白します。
その事実をシミちゃんが認めてくれると、次に待ち受けているのは修学旅行です。
みかんは母の高校生活を心配し、旅行にこっそり同行することにします。
そして、鳩と入れ替わった男、田中と出会い、元の姿に戻る方法を立花家全員で探し始めます。
作品情報
- ジャンル:コメディ ファミリー。
- 製作国:日本。
- 製作年:2003。
- 公開年月日:2003年12月6日。
- 上映時間:90分。
- 製作会社:「あたしンち」製作委員会。
- 配給:東映。
映画『あたしンち』の見どころをネタバレ覚悟で解説
映画『あたしンチ』の見どころは、大きく3つに分けられます。
この映画の見どころ
- みかんと母が入れ替わる
- 立花家の動揺
- シミちゃんの優しさ
みかんと母が入れ替わる
この作品の主要な話題は、みかんと母が落雷によって体が入れ替わってしまうことです。
その怒濤の展開が非常に面白いです。
みかんの見た目で母の声が聞こえるため、最初は少し違和感があるかもしれません。
しかし、だんだんとその違和感にも慣れていきます。
母がみかんになって学校に行き、友達と少し気まずい会話を展開する様子は、非常に面白いです。
まるで一人だけおばさんが紛れ込んでいるような状況なので、他の人から見ると、かなり異様に映るでしょう。
立花家の動揺
みかんと母の体が入れ替わったことで立花家全体が揺れ動くエピソードも非常に興味深いです。
最初はユズヒコが半信半疑でこの事実を受け入れがたいようです。
しかし、次第に彼らの行動が母とみかんが入れ替わっているという事実を証明し、信じるようになります。
父がみかんの姿で家事をこなす母を見て違和感を覚える様子も描かれており、その変化を楽しみにしています。
二人が入れ替わることで、立花家の家族全員が心の動揺を経験する様子に注目です。
シミちゃんの優しさ
みかんの親友、シミちゃんという女の子の存在がこの作品の鍵となる部分です。
みかんの言動がおかしいことに気付いたシミちゃんが、その原因を直接みかんに尋ねる様子は、親友の矜持を感じさせます。
また、みかんがシミちゃんに対して正直に事情を打ち明ける場面は感動的です。
これにより、シミちゃんもみかんを助けるために手を差し伸べ、新たな仲間が増えたような喜びを覚えます。
映画『あたしンち』を見終わった感想
この作品は、あたしンチの初の映画となりますが、非常に面白かったです。
久しぶりに見返すと、新たな発見もあり、あたしンチのキャラクターたちが再び愛おしく感じることができました。
シミちゃんの優しさ、みかんの葛藤など、見どころは多くありますが、特筆すべきは、母の言動です。
彼女のユーモラスな言動がとても面白いです。
見た目がみかんという設定も、逆に新鮮さを感じますし、話にどんどん引き込まれました。
ラストで元の姿に戻った二人を見た時、安心感を味わうことができました。
映画『あたしンち』で印象に残った名言
私が映画『あたしンち』を見て特に印象に残った名言についてお話します。
「みかん」のセリフ
「入れ替わっている」
映画『あたしンち』の評価や口コミ
他の方が映画『あたしンち』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
アニメあたしンちの日常で欠かせない存在の西武線の黄色い電車。20年前は普通だった光景も、今となっては珍しくなりつつ……。
① 映画あたしンち(2003年)
② 第530話「母の教えっ」(2008年)
③ 新あたしンち(2015年) pic.twitter.com/PTRGFKBZjH— あたしンちヶ丘5丁目 (@ataoka5chome) May 5, 2023
今日は #母の日💐
母と子の親子愛を感じられるアニメを紹介💫◆『あたしンち』
◆『あひるの空』
◆『宇宙よりも遠い場所』
◆ 映画『聲の形』
◆『クレヨンしんちゃん』
◆『四月は君の嘘』
◆『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
◆『僕だけがいない街』#ネトフリアニメ pic.twitter.com/v78EbBu4xo— Netflix Japan Anime (@NetflixJP_Anime) May 9, 2021
あたしンちによく出てくるスーパー「西反」。新あたしンちで看板の「西反」が「SEITAN」に変わったと思いきや劇場版あたしンちのときに変わっていたのですね。
①アニメあたしンち(2002-2009)
②映画あたしンち(2003)
③劇場版あたしンち(2010)
④新あたしンち(2015-2016)※西反……西友のパロディ pic.twitter.com/JWAV9vEifW
— あたしンちヶ丘5丁目 (@ataoka5chome) July 30, 2023
暴力シーンもなく安心して見せられるアニメ
Amazonの口コミ
カバーは日焼けしてましたが中身はキレイだったので満足です。ありがとうございます。
Amazonの口コミ
立花母にイライラしましたが、後半はほっこりして良かった母とみかん、それぞれが出来なかった事を出来ていた…
Amazonの口コミ
「あたしンち」は読売新聞の日曜版からの読者で、単行本も全巻持ってます。TVアニメも観てました。ただ、映画版はSF的要素が入っていて、「あたしンち」の日常ほのぼの系が好きな私からするとちょっと受け付けない感じがあったのですが、観ないことには何も言えないと思い、観ることに。非現実ですが、序盤~みかんの修学旅行あたりは良かったです。うるっ(涙)とくる場面もありました。が、後半はだいぶ様相が変わってしまい、ちょっと引きました。特に「ハトの田中さん」は何のために出したのか、全く分かりません。想像するに「凧の足が絡まるアクシデントを助けるため」だけに登場したのかな、と。正直、最後に、みかんとお母さんが無事に元に戻ったあと「今度は田中さんの番だ」って...1回きりの貴重なチャンスじゃなかったの??と強引さに感動が薄れました。お母さんの同窓会もいらなかったですね。なんか後半はネタ切れで90分持たせるために無理やりエピソードを詰め込んだ印象です。これなら本編にあった番外編的な「江戸時代もの」「料理の魔法対決もの」を少し長くしてやってくれたほうが楽しめたように思います。SFにするなら、別に現代の設定じゃなくてもよかったのでは??続きを読む
Amazonの口コミ
前半までは良かったが、後半が同じことの繰り返しのように感じてしまった。つまり半分の時間に纏められていれば良かった。
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みなさんの映画を見た感想が面白いですね!
おわりに
私が映画『あたしンチ』の感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しました。
「面白い」と感じられた方はぜひご覧ください。