埼玉県にお住いの55歳女性(サービス系:葬儀関係)が2023年3月頃に「DVD」で見た映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』を見ようと思ったきっかけ
ある番組でマイケルジャクソンの名曲『Man in the Mirror』が流れていたのを耳にして、「そういえば『THIS IS IT』のラストにはこの曲が流れていたなぁ…とふと思い出したのが直接のきっかけでした。
マイケルだけではなく、コーラスの声と、そのステージにかける多くの人々のマインドがまるでより合わさったかのような素敵なメロディを思い出し、観てみたくなって本棚のDVDの中から発掘してテレビの大きな画面で視聴したのです。
当時はまだBlu-rayの普及が追い付いていませんでした。
深夜にヘッドホンで大音響で観たマイケルの最後の日々はキラキラに輝いていました。
映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の内容
2009年春、マイケル・ジャクソンと彼のスタッフたちは『THIS IS IT』と銘打った50公演にも及ぶツアーを敢行することを発表しました。
そのために大規模な新人発掘のオーディションを行い、マイケルに憧れる若い才能の持ち主たちが集まってきたのです。
準備は進み、かつて見たことがないほどのゴージャスなステージが構築されて行きました。
衣装、演出、そして何よりも世界最高のクオリティの音楽!この作品は、そのステージを3週間後に控えて急逝してしまったマイケル・ジャクソンの最後の日々を克明に映しとっていたものです。
作品情報
- ジャンル:伝記
- 製作国:アメリカ
- 製作年:2009
- 公開年月日:2009年10月28日
- 上映時間:111分
- 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 憧れの彼をめざして…
- 刻々と作り上げられる『THIS IS IT』のステージ
- 50歳のマイケル・ジャクソン
憧れの彼をめざして…
映画の冒頭で行われたのは、巨大コンサート『THIS IS IT』の制作発表と、そのために世界中から新しい才能を探し出そうとする大規模オーディションです。
マイケル・ジャクソンをまるで神のようにあがめる若者たちが集い、ステージいっぱいに歌い踊るシーンは夢と野望のオーラが溢れるようで、本当にキラキラしています。
そうして選ばれた男女は憧れのマイケルと同じステージで、同じ歌を歌い踊ることに興奮し、ぐいぐいと高みへ引き上げられて才能を発揮していったのです。
刻々と作り上げられる『THIS IS IT』のステージ
『THIS IS IT』のステージは急ピッチで仕上げられていきました。
マイケルがチョイスした曲は彼の古典とも言うべき『Thriller』や『ビリー・ジーン』『Smooth Criminal』など、ファンにはお馴染みの曲ばかりです。
それを新しい構成やダンス、素晴らしい衣装や演出を加えて全く新しいものに作り替えていったのです。
作中ではその準備段階のバックヤードの様子やテストのシーン、新たなPVを付け加えてまるでマイケルのキャリアを辿るかのような構成になっていました。
50歳のマイケル・ジャクソン
亡くなってから振り返ると、それはマイケル・ジャクソンの最晩年の日々でした。
意図せずその記録となってしまった本作ですが、その中で、マイケルは本当に楽しそうにのびのびと歌い、そして踊っていました。
本作の監督としてマイケルとともに名前を連ねているケニー・オルテガ氏は、その振付、演出を手掛け、コンサートの総合プロデュースを務めていましたが、そのままこの映画の制作にも携わったのです。
理解者としてマイケルのすぐ傍にいて、恐らくその場にいた誰よりもマイケルのことを知っていた彼だからこそ、その最期の輝きを詰め込んだ111分になっているのです。
朽ちることなく、その面影は永遠にファンの心の中に残されることになりました。
しかし、ファンとしては…80歳になってもムーンウォークをして見せてくれるような彼にも会いたかった…と思ってしまいますね。
映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』を見終わった感想
この当時、マイケル・ジャクソン本人は健康不安や謂れのない中傷、そして理不尽な訴訟など、多くの問題を抱えていたはずですが、ツアーに向かって邁進していく彼は本当に楽しそうで、心の底から音楽とエンターテインメントを楽しんでいるといった様子でした。
そして、彼に憧れてダンスや音楽の道に進んできた若い才能の持ち主たちがオーディションで選ばれ、彼の隣で存分に歌い踊っている様子を見て、幸福そうに笑っていたのです。
あと三週間でこのステージが観られるはずだったのに、ぷつりと切り取られてそこに届かず、終わってしまったマイケル・ジャクソンの人生…本当はこんな映画にまとめられるはずではなかった記録が、こうして最晩年を永遠に残すことになってしまったのです。
公開当時、映画館で7回観て、最後はそのシネコンで見られるラストの上映回でした。
平日夜だ回たのに、ほぼ満席だったその空間では、エンドロールの終わりに盛大な拍手が沸き上がったことを今でも覚えています。
映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』で印象に残った名言
私が映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』を見て特に印象に残った名言です。
「マイケル・ジャクソン」のセリフ
Make the change!
映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の評価や口コミ
他の方が映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
マイケル・ジャクソンが亡くなった直後や映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』が公開されたとき、「ずっとマイケルが好きでした」といっている「ファン」が世界中にいっぱい表われた。
「おまえらはマイケルがバッシングされていたとき、どこにいたんだ?」
と言ってやりたくなりましたな。 https://t.co/qkglbgCCOh pic.twitter.com/Oqw9Ka95zx
— 中井かんいち (@ichikawakon) May 5, 2023
ジミンにとってのアイドルはマイケルジャクソン✨
そのマイケルの最後のワールドツアーになるはずだった「ThisIsIt」
は遺作の映画になってしまった最近イン🌟に付けている#ThisIsJimim はそこから取ったのかな?
いろいろなジャンルのダンスをしているけれど、次はラテンなんてどうでしょう😊❤️ pic.twitter.com/fzKBmGSw4y
— ちみた (@jimin_chimita) October 2, 2023
今更ですが
マイケル・ジャクソンさんの映画#thisisit
観ました💎✨これはちゃんとBlu-ray買って
お家に置いておきたい!!! pic.twitter.com/KikXrCA9Nf— 純夏(じゅんか) (@jF8ErpuPD4apai5) March 18, 2023
WOWOWオンエア中のドキュメンタリー映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」(2009 ケニー・オルテガ監督)を観ているが、やっぱり凄いよ、マイケル・ジャクソンは。凄いものは凄いんだよ、とねじ伏せる凄さ。これぞスター、だ。 pic.twitter.com/L4aLsoHKqm
— shinichi A BE-AR (@purissima_bear) November 5, 2023
これは一家に1つ。Michael Jacksonは不滅です!
Amazonの口コミ
物心ついた時に親がマイケルのファンでこちらのDVDが自宅にありました。ライブへの熱意!情熱!裏側!ってだけでなく、彼を中心にした皆様のプロフェッショナルさにすごく心が躍ります。このステージ、みたかったなぁ。
Amazonの口コミ
本番を見たかった…のは当たり前だけど、本番にかなり近い形でのリハーサルが収録されているだけでなく、メイキング映像でもあるので、本番よりも興味深いかもしれない。編集も、いくつかのテークを重ね合わせてスムーズになされている。タイトルのThis is itはもちろん晩年の曲名でもあるが、冒頭に紹介される、「You give a meaning to life… this is it. あなたは私の人生に意味を与えてくれました。これこそ私が生きる意味なのです。」と、参加するダンサーのセリフにも、さりげなくオーバーラップさせている。メイキング映像として、あのソフトな歌声のまま指示だしするんだ!とわかったし、インナーイヤーモニタから音を聞くのに慣れていないから少し音量を下げてくれ、と注文するのも、職業柄そんなことがあるのか~繊細なんだな、と思った。代表曲ぞろいだが、個人的には兵隊の行進っぽいThey don’t care about us,フィルムノワール仕立てのSmooth Criminal,日本出身の母親を持つJudith Hill とのI cant stop loving you,日本でも人気が出たオリアンティのソロ、そしてなんといってもBilly Jean,らへんがよかった。でもなぜかそこまでのめりこめなかったのは、淡々としたリハーサル映像で観客と会場の熱気が伝わってこないからか、15年も経ってしまったからか、、、、でもこれくらい静かに落ち着いて見られるのもいいのかもしれない。続きを読む
Amazonの口コミ
ついぞ生で見る事はなかったけど、残された映像からも、どれだけスゴイ事をやってるのかが伝わってきます。アーティストとして、音楽もダンスも完璧で、しかも自分を客観視してプロデュースできる人は、マイケル・ジャクソンをおいていないでしょう。彼のモノマネをする人はいても、彼のオリジナリティを超えるような人はいない。ほんとに惜しい人を亡くしました。今も生きていたら、どんなメッセージを世界に発信してたのかな?
Amazonの口コミ
ボヘミアン・ラプソディのような映画化と思ったらリハーサルのメイキング映像でしたなので面白いか面白くないかでいうと面白くはないライブ映像としても未完成だし裏側見れて嬉しい人にはいいと思う音楽は知っているものもあり楽しめた奇人変人とテレビで扱われているが舞台裏ではとても人が良さそうなのが意外だったそういう点では面白い作品
Amazonの口コミ
みなさんの映画を見た感想が面白いですね!
おわりに
私が映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
次に見たいと思っている映画は『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』です。
数あるガンダムシリーズ劇場版の最新作、三部作になる見込みの一作目です。
ファーストガンダムのキャラであるブライト・ノアとミライ・ヤシマの息子、ハサウェイ・ノアが地球連邦政府に密かに反乱を企むテロリスト「マフティー・ナビーユ・エリン」として地球に降り立った日々の物語です。
少年の頃のトラウマに囚われ続けているハサウェイは、すべての人類は地球を捨てて宇宙に出るべきだという主張を掲げていたのです。