神奈川県にお住いの37歳男性(IT・通信系:自由業)が2021年6月頃に「TV」で見た映画『ゼログラビティ』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『ゼログラビティ』を見ようと思ったきっかけ
テレビでサンドラブロックの作品をやっていたので、彼女の代表作でもあるゼログラビティのことを思い出し衝動的に見たくなったのでレンタルしました。
久しぶりに見てみたら本当に画期的な映像技術を駆使していて改めて面白い作品でした。
宇宙空間の怖さや美しさなど色々な感情が蠢いているのがわかるので、見て良かったですね。
SF作品が好きな人にとっては、この作品はかなりハマる作品ではないでしょうか。
出演者も少数で役者の力量が測られている感じが最高に興味深いです。
映画『ゼログラビティ』の内容
宇宙空間でスペースシャトルの点検ミッションを行っていたストーン博士。
しかし、ちょっとしたトラブルでストーン博士は宇宙空間に放り出されてしまいます。
孤独感に耐えながら通信を頼りに、なんとか冷静さを取り戻していきます。
少ししてコアレスキーが助けに来てくれ、お互いをロープで繋ぎエクスプローラー号に戻りますが、地球への帰還方法がないことが判明。
その後、少し離れたソユーズという宇宙船に向かい地球への帰還を目指します。
しかし、その道中コアレスキーが宇宙に放り出されて、ストーン博士一人で行動しなければいけなくなり、ISSに戻って地球へ戻るための策を模索していきます。
映画『ゼログラビティ』の作品情報
作品情報
- 監督:アルフォンソ・キュアロン
- 脚本:アルフォンソ・キュアロン、ホナス・キュアロン
- 製作:アルフォンソ・キュアロン、デヴィッド・ハイマン
- キャスト/出演者:ライアン・ストーン … サンドラ・ブロック (深見梨加) /マット・コワルスキー … ジョージ・クルーニー (小山力也)
- 音楽:スティーヴン・プライス
- 日本公開日:2013年12月13日
- 上映時間:91分
- 公式サイト:https://warnerbros.co.jp/home_entertainment/detail.php?title_id=4364/
映画『ゼログラビティ』のあらすじ
地球の遙か上空を周回するスペースシャトル。初任務にあたるエンジニアの女は、ベテランの宇宙飛行士と共に船外での修理作業にあたる。そんな中、ロシアが自国の人工衛星を爆破。散乱する大量の破片が、猛スピードで一行のシャトルに飛来する。なすすべもなく果てしない漆黒の宇宙に放り出された2人は、互いをつなぐロープ1本を頼りに、なんとか地上に生還しようとする。
映画『ゼログラビティ』の予告編
映画『ゼログラビティ』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『ゼログラビティ』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 無重力空間のことがとてもよく感じられる
- コアレスキーの飄々さ
- サンドラブロックの演技力
無重力空間のことがとてもよく感じられる
この作品のすごいところは本当に無重力空間にいるような錯覚が感じられるということです。
色々な視点から無重力のふわふわした空気感を視聴者に感じさせてくれるので、そこが1番の見どころですね。
無重力だったらこういう力が働いた場合、このように動くなど色々と知らなかったことがわかってくるので本当に見ていてためになります。
それから酸素が切れそうになるハラハラ感もちゃんと描いてくれているので、すごく面白いです。
酸素をちびちびと吸ってなんとかして延命しようとするストーン博士の行動が興味深いです。
コアレスキーの飄々さ
コアレスキーを演じていたジョージクルーニーの演技が、とても面白かったです。
宇宙空間という闇の中でも、すごく冷静で飄々とした頼りがいのある男性を演じていたので非常に良かったです。
ストーン博士が、宇宙空間に投げ出されてパニックになっているところに救助として助けに来てくれるので本当にこの場面は安心しましたね。
気が動転しているストーン博士にジョークを言って和ませるテクニックはかなり上手いなと感じましたね。
サンドラブロックの演技力
この作品のすごいところは後半のほとんどの時間をサンドラブロック一人の表情とセリフだけで展開していくのですごく見応えがありました。
もし演技力のない人が演じていたら、ここまでの名作にはなっていなかったかもしれませんね。
それくらいサンドラブロックの表情は素晴らしいです。
今どのような感情でいるのかなど目の微かな動きからこちら側に伝えてくれるので本当に見応えがあります。
地球に帰還するために試行錯誤している焦燥感にドキドキしました。
映画『ゼログラビティ』を見終わった感想
このゼログラビティという作品は今まで見てきた映画作品の中でもかなり上位に食い込むくらい好きな作品です。
個人的にはサンドラブロックが大好きなので彼女の演技に釘付けでした。
宇宙空間に放り出されたら、このような感情になるんだろうなということをダイレクトに伝えてくれるのでとても感情移入できました。
それからやっぱりジョージクルーニーの安心感は、どこからくるのでしょうか。
彼が近くにいるだけでストーン博士が正気を取り戻す姿がとても印象的で見応えがありました。
映画『ゼログラビティ』で印象に残った名言
私が映画『ゼログラビティ』を見て特に印象に残った名言です。
「ストーン博士」のセリフ
「ダメ、離さないで」
映画『ゼログラビティ』の評価や口コミ
他の方が映画『ゼログラビティ』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
なんだかもう映画「ゼログラビティ」を観てしまってからというもの、「ISSに向かって手を振る」という行為の意味が以前と全く変わってしまった。あそこは常に死の危険と隣り合わせ。若田宇宙飛行士、KIROBO、クルーの皆さんミッション頑張ってくださーい!☆彡 #ISS #JAXA
— sirop (@sirop) January 5, 2014
映画「ゼログラビティ」を見た
真空を表すための音の使い方がすごい面白いなーと思った pic.twitter.com/bG15ws1Ay0— Bluemo (@blu3mo) June 1, 2020
宇宙ゴミというと、映画「ゼログラビティ」で宇宙ゴミが顔面貫通してお亡くなりになった宇宙飛行士を思い出します。子供の頃は、宇宙飛行士に憧れたもんですが、この映画を観て「やっぱ地球でいいや」ってなったw pic.twitter.com/2GoZARK286
— 火山 (@yougandoutencho) June 23, 2015
おわりに
私が映画『ゼログラビティ』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。