【ネタバレ注意】映画『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』のレビュー！映画を見た感想は「地球連邦、ジオン共に組織といものは決して1枚岩ではない」

東京都にお住いの39歳男性（フリーランス）が2022年7月頃に「ブルーレイディスク」で見た映画『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』のレビューをご紹介します。

映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。

映画『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』を見ようと思ったきっかけ

元々ガンダム作品は好きだったからです。

近年はテレビアニメでガンダムの最新作がなかなか製作されないので、すっかり自分の中のガンダム熱が冷めていました。

しかしテレビアニメ版の「機動戦士ガンダム THE ORIJIN」の再放送を視聴したのと「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の劇場公開を機に自分の中のガンダム熱が戻りました。

そしてこれまでのガンダム作品の映画をいっきに見直してみようと思ったのがきっかけです。

映画『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』の内容

1年戦争は地球連邦軍の勝利に終わりましたが、しかし3年後の宇宙世紀0083にジオン軍の残党であるエギーユ・デラーズが率いるデラーズフリートが動き出します。

オーストラリアにある地球連邦軍のトリントン基地にて核兵器搭載したがガンダムが開発されていましたが、突如、ジオン軍残党が基地に奇襲を仕掛けます。

そして核兵器を搭載したガンダム試作2号機を強奪されて追撃するためにアルビオン隊が派遣されます。

デラーズが計画する星の屑作戦とは何なのか？そして戦いの裏で様々の者達の思惑と陰謀が絡みます。

映画『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』の作品情報

映画『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』のあらすじ

一年戦争終結から3年後の宇宙世紀0083年、ジオン残党軍の一派デラーズ・フリートが連邦軍の開発した核弾頭搭載の新型ガンダム2号機を強奪。偶然その場に居合わせた連邦軍の新米士官コウ・ウラキ少尉は、残されたもう一機の新型ガンダム1号機に乗り、奪われた2号機を追う。しかし、2号機を奪ったアナベル・ガトー少佐は、一年戦争時に「ソロモンの悪夢」と恐れられた歴戦のパイロットで、コウは2号機を取り逃してしまう。ガンダム1号機と母艦の新造戦艦アルビオンはそのまま2号機奪還の任に就くが、デラーズ・フリートは連邦軍に宣戦を布告。「星の屑」作戦を発動し、ガンダム2号機に搭載された核を使って連邦の宇宙艦隊に大打撃を与える。

映画『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』の予告編

映画『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』の見どころをネタバレ覚悟で解説

私がネタバレ覚悟で解説したい映画『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』の見どころは大きく3つです。

ガンダム同士の戦い

ガンダム試作1号機（コウ）VSガンダム試作2号機（ガトー）というガンダム同士の戦いは見ていてとても迫力があります。

ガンダム試作1号機のパイロットでもあるコウ・ウラキは士官学校を卒業したばかりの新米パイロット。

対してガンダム試作2号機のパイロットでもあるアナベル・ガトーはソロモンの悪夢という異名で呼ばれるエースパイロットです。

しかしコウは戦闘を経験することによって急速に成長してガトーと互角に戦ってガンダム同士の戦いは相討ちに終わります。二人の戦いは見ていてとても興奮します。

アナベル・ガトーの活躍

「ソロモンの悪夢」の異名で呼ばれるアナベル・ガトーですが本作では割とジオン側の視点でも描かれており、ある意味もう一人の主人公と呼べる人物です。

このガトーがとにかく活躍します。

まずトリントン基地でガンダム試作2号機の強奪。

コンペイトウ（旧：ソロモン）で強奪したガンダム試作2号機で地球連邦軍の艦隊に核攻撃をします。

また落下するコロニーの最終調整やコウ・ウラキとの戦い、最期は地球連邦艦隊への特攻と、とにかく見所満載です。

最終局面での様々な者達の思惑

本作では敵味方（地球連邦側、ジオン側）を問わず様々な者達の思惑と陰謀が絡みます。

地球連邦側はジーン・コリニー提督とジャミトフ・ハイマン准将が敵であるシーマ・ガラハウと内通しています。

このことによって星の屑作戦は連邦に筒抜けなっています。

シーマはかつて自分を散々いいように利用したジオンに恨みを抱いていたので裏切りを決意します。

他にもガトーとニナはかつて恋人同士だったのですが、現在は敵対関係にあるのですが最終局面では何とニナはガトーを自分の思惑で助けます。

このような昼ドラマを見ているような感覚になれてとても楽しめます。

映画『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』を見終わった感想

ガンダムは今まで地球連邦軍側の視点で描かれていましたが、本作ではジオン側の視点でも描かれており、初めてジオン側の視点でガンダムという作品の物語を見ることができます。

1stガンダムだけを見ていると地球連邦軍は正義でジオン軍は悪という印象を受けますが、本作では地球連邦軍は1年戦争の勝利の余韻で腐敗している印象あるせいかジオン側が好感を抱けます。

そして地球連邦、ジオン共に組織といものは決して1枚岩ではないということがよくわかります。

映画『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』で印象に残った名言

私が映画『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』を見て特に印象に残った名言です。

「アナベル・ガトー」のセリフ

「再びジオンの理想を掲げるために…星の屑成就のために…ソロモンよ、私は帰ってきた！」

映画『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』の評価や口コミ

他の方が映画『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

"機動戦士ガンダム0083　ジオンの残光　ソーラーシステム照射" https://t.co/XSbD1TmjaM

泣ける···。そして、観るべき作品#アニメ #ガンダム #映画

— tyaffic (@fusamofuneo) May 4, 2021

今日は｢∀ガンダム 地球光｣｢∀ガンダム 月光蝶｣｢機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光｣のガンダム映画3本を連続で観ました。いやぁ～疲れたw #映画 #ガンダム

— XOF×人間パチン虎 (@xof_mi_yudai) January 18, 2014

映画『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』★★★3.5点。 良くも悪くも総集編。
尺の都合でヴァルヴァロ戦等の見どころが削られている。
MS戦の… https://t.co/1Y30qhZ6ha #Filmarks #映画

— なすけん/おーばーじん (@nasuken) November 22, 2020

おわりに

私が映画『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。