東京都にお住いの38歳男性(自営業:PC修理販売)が2022年12月頃に「Amazon Prime Video」で見た映画『Disney's クリスマス・キャロル』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『Disney's クリスマス・キャロル』を見ようと思ったきっかけ
クリスマスがてらクリスマス映画でも見ようかと軽い気持ちでした。
映画鑑賞は好きで去年一昨年は700タイトルくらい一気に見ました。
しかし今年になってから別の趣味に興じていたため両手で数えるほどしか見ていませんでした。
そうこうしているうちにもう年をまたぐ時期にさしかかったこともあり、タイトルにクリスマスがつく映画を探してみてみました。
ところが私が見た作品は、クリスマスに軽く見るような内容ではなくて結構面食らってしまいました。
映画『Disney's クリスマス・キャロル』の内容
主人公は初老の金持ちです。ただ他人はもちろんのこと自分にも金を使わない守銭奴のような人間です。
そんな彼がある日謎の声に導かれ、3人の精霊によりそれぞれ自分の過去、自分を取り巻く環境の現在、そして自分の未来を見せられます。
過去には幸福だった記憶、現在では自分がどう思われているか、見えてないものを見たりします。
最後に未来を見ます。すべてを見た主人公は考え方が変わり別人のようになるというストーリーです。
映画『Disney's クリスマス・キャロル』の作品情報
作品情報
- 監督:ロバート・ゼメキス
- 脚本:ロバート・ゼメキス
- 原作:チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』
- キャスト/出演者:
- ジム・キャリー
- ゲイリー・オールドマン
- コリン・ファース
- ボブ・ホスキンス
- ロビン・ライト
- ケイリー・エルウィズ
- ダリル・サバラ
- フェイ・マスターソン
- レスリー・マンヴィル
- モリー・C・クイン
- 主題歌:‐
- 日本公開日:2009年11月14日
- 上映時間:97分
- 公式サイト:https://www.disney.co.jp/studio/liveaction/1011
映画『Disney's クリスマス・キャロル』のあらすじ
19世紀半ばのロンドン。金の亡者で嫌われ者の男性の前に、3人のクリスマスの霊が現れる。霊たちに連れられて自分の過去、現在、未来を巡ることとなった男性は、不思議な時空の旅を通じてこれまでの人生を見つめ直していく
映画『Disney's クリスマス・キャロル』の予告編
映画『Disney's クリスマス・キャロル』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『Disney's クリスマス・キャロル』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 主人公の変貌っぷり
- 自分が当たり前に思っていることを改めて考えさせられる深い内容
- 人生を見直すきっかけになりうる映画
主人公の変貌っぷり
主人公スクルージのキャラクターですが、序盤は文句なしに全然魅力のないつまらない爺さんです。
冷淡でどケチで優しさのかけらもない、そんなキャラです。
しかし、過去を回想するシーンで昔の出来事を見せられたときに儚げな表情になったり、現在の場面で自分の甥が仲間と楽しそうにゲームで遊んでいるところで乱入(当人たちには見えてません)して楽しそうに文句を言いつつ勝手に回答したり”かわいい”部分が出てくるのが魅力です。
そんな彼の最終的な着地点が見どころです。
自分が当たり前に思っていることを改めて考えさせられる深い内容
人間というものは生きていく中で自分がいた場所、経験したものが生きる道標となりがちです。
それが当たり前となり、絶対的に正しいこととなり、歳を重ねる度にそれは強化されていき、自分を変えられなくなっていきます。
この映画の主人公もまさにそれで、自分が己の価値観というまるで鎖に縛られているかのように価値観がガチガチに固まっています。
そんな彼が自分の歩んできた過去、見えてない現在、これからの未来を見ることでその鎖を断ち切ります。
文章で書くとなんだそうか、となってしまいますけれど映画を見ている最中はいろいろ考えさせられました。
人生を見直すきっかけになりうる映画
”お前の人生それでいいのか”(自分に対して)ということを考えさせられました。
私も現在この物語の主人公と同じような価値観を持つような状況に身をおいています。
なのでこの物語の主人公を通してまるで未来の自分を見ているような錯覚に陥りました。
そのため感情移入度は結構高く、没入して思わず見入ってしまいました。
道徳的な内容ですが、エンタメとしても面白く先が気になる構成の映画です。
自分の人生を変えるきっかけになるかもしれない映画なので、独り身で人生が面白くない人は見てみるとよいかもしれません。
映画『Disney's クリスマス・キャロル』を見終わった感想
不思議な世界に招待した鎖に縛られた昔の同僚の幽霊、それから出てくる三人の精霊がそれぞれ個性があり、過去、現在、未来を順番に見せていくという物語構成は理路整然として好感が持てます。
それでいて子供にも変わりやすいようにエピソードを配置していて見やすいです。
使用人の息子のティムが亡くなる世界線はとても悲しく思わず涙ぐんでしまいました。
ティムと使用人一家のエピソードは全体のうちの10分程度なんですが本当に良い家族だというのが伝わってきて、ティム関連のエピソードが一番印象に残りました。
映画『Disney's クリスマス・キャロル』で印象に残った名言
私が映画『Disney's クリスマス・キャロル』を見て特に印象に残った名言です。
「スクルージ」のセリフ
人の道を辿っていけばそこには必ず目的地がある。だが道を離れれば目的地も変わるはずだ。未来だって同じだろ?
映画『Disney's クリスマス・キャロル』の評価や口コミ
他の方が映画『Disney's クリスマス・キャロル』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
「Disney's クリスマス・キャロル」(2009)を鑑賞。いつか観ようと思っていた映画。予備知識ゼロで鑑賞したのだが、幸せなクリスマス映画というかホラー…?トラウマになりそうな演出が多々ありましたね。13年前の映画なんて思えない程の映像のクオリティで冒頭からのめり込むように観てしまいました。 pic.twitter.com/wWjt29wLFj
— ぽっくん (@pock201012) December 19, 2022
Disney's クリスマス・キャロル 感想(ネタバレなし)
ロバート・ゼメキス監督、ジム・キャリー出演のディズニー映画。
ストーリーはおなじみのクリスマス・キャロルだけど、内容を知ってても面白かった。
お金より他人を思う気持ちが一番大事。#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/boiAdbJMz3— Hal (@hal__2002) December 23, 2020
Disney's クリスマス・キャロル
クリスマス・キャロルを基にした映画の中でもとくに好き。
ひたすらホラーで大人向け。 pic.twitter.com/Gebj6f2FDw— hugh (@hugh31556665) July 24, 2022
おわりに
私が映画『Disney's クリスマス・キャロル』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
次に見たいと思っている映画は『SLAM DUNK』です。
湘北高校VS山王工高戦を描いているとのことで、ずっと待っていたので楽しみです!