兵庫県にお住いの49歳男性(メーカー系(電気・電子・機械系):会社員)が2022年12月頃に「映画館」で見た映画『Dr.コトー診療所』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『Dr.コトー診療所』を見ようと思ったきっかけ
原作の漫画、ドラマなど全てをチェックしてきているので、十数年後と言う舞台を映画化されると言う話を聞き、どのようなストーリーになっていくのかをどうしても見たくなったからです。
もともと、派手なストーリーでは無いものの、落ち着いて安心して見ることができる作品として、映画館でもぜひチェックしてみたいと思いました。
映画『Dr.コトー診療所』の内容
離島医療に従事するドクターコトー先生が様々な人間模様をもとに、どのように歳を重ねていったのか、そして現在でも課題になっている離島医療についてどのように取り組んでいくのかを描く作品です。
10年以上経ったドクターコトー先生の姿や、周りの方々の状況をつぶさに描く作品です。
何よりも、それぞれのキャラクターが十数年を経ても、同じ俳優や女優さんが演じていることにより、年輪を感じさせてくれるそんな素晴らしいロングランの作品になっているのではないかと思っています。
映画『Dr.コトー診療所』の作品情報
作品情報
- 監督:中江功
- 脚本:吉田紀子
- 原作:山田貴敏
- キャスト/出演者:
- 吉岡秀隆
- 柴咲コウ
- 時任三郎
- 大塚寧々
- 髙橋海人
- 生田絵梨花
- 蒼井優
- 神木隆之介
- 伊藤歩
- 堺雅人
- 大森南朋
- 朝加真由美
- 富岡涼
- 泉谷しげる
- 筧利夫
- 小林薫
- 主題歌:中島みゆき「銀の龍の背に乗って」
- 日本公開日:2022年12月16日
- 上映時間:135分
- 公式サイト:https://coto-movie.jp/
映画『Dr.コトー診療所』のあらすじ
あらすじ・ストーリー 自然豊かな離島の志木那島に、医師の五島健助がやってきてから19年が経つ。 島民の命を預かる彼は長い年月をかけ島民と親しくなり、数年前看護師の彩佳と結婚し間もなく父親になろうとしていた。 しかし、過疎高齢化が進む島の診療所に閉鎖の話が持ち上がる。
映画『Dr.コトー診療所』の予告編
映画『Dr.コトー診療所』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『Dr.コトー診療所』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- ドクターコトー先生の病
- ドクターコトー先生とあやかさんの子供
- 志木那島、皆さんのその後
ドクターコトー先生の病
ドクターコトー先生も年輪を重ねることによって過労が重なり、皆さんの健康を1人で支える姿にもかなり疲れが見えるような映像です。
そしてその期待を担うがあまり無理をしすぎて、自らの体の変調にも気づかないまま、自らが自覚したときには、かなり厳しい状況ということがわかります。
自らの治療を優先するのか、これから生まれてくる子供を優先するのか、それともこれからの離島医療について自分を活かしていくのか、様々な選択肢がある中、ドクターコトー先生がとった選択肢とは。
ドクターコトー先生とあやかさんの子供
ドクターコトー先生とあやかさんの間にも子供が授かります。
作品の中では、生まれる前からどのように名前をつけていくのか、どのように育てていくのか、ドクターコトー先生がどのように子供のことを考えているのかなどが描かれています。
そして子供がどのように描かれるのか、最後には垣間見ることができるので必見です。
この作品の集大成ともいえる場面ではないでしょうか。
志木那島、皆さんのその後
10数年前からキャスティングが変わらず、子供たちも大きくなり、離島を担う人材としてどのように過ごしているのかが描かれています。
その成長の姿を作品の中で見ていると、懐かしさと共に、自分の年齢も感じてしまいます。
そんな自分の年齢とともに、重ねてきた作品の重みを感じられる、そんな素晴らしい時間になると思います。
そして、離島の人々がどのようにドクターコトー先生のことを捉えているのかが、時代を経ても変わらないところが本当に素晴らしいのではないでしょうか。
映画『Dr.コトー診療所』を見終わった感想
いろいろな映画がありますが、キャスティングも設定も大きく変わらず、10何年間を経ても新鮮さを失わずに年輪を重ねてきた作品と言うのはなかなかないと思います。
だからこそドクターコトー診療所には、また10年後の姿も描いてもらいたいなというのが正直なところです。
皆さん年輪を重ねて大変かもしれませんが、私も皆さんと共に離島医療について考える、またドクターコトー先生の将来について一緒に考えていきたいと思わせてくれました。
映画『Dr.コトー診療所』で印象に残った名言
私が映画『Dr.コトー診療所』を見て特に印象に残った名言です。
「ドクターコトー」のセリフ
全員助けます!
映画『Dr.コトー診療所』の評価や口コミ
他の方が映画『Dr.コトー診療所』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
映画 Dr.コトー診療所 みてきた。
髙橋海人のハマり度がすごかったってのが第一印象。どんな状況でも諦めない。
自分に出来ることを懸命にやる。左腕で卵焼きを焼くシーンが印象的でした。麻痺の右手は実母のとおんなじなんだよ… pic.twitter.com/B5wr0jL2s3
— にゃあ ( ΦωΦ ) (@gecko9816) February 12, 2023
映画『Dr.コトー診療所』鑑賞。
赤裸々に描かれるへき地医療の実態に、その答えに辿り着けない厳しさが胸にズシンと残る。
もう無理だと思ってからの希望を描くさまに心が救われながら、こうはいかない現実をどう変えられられるのかを考えた。
壮大に切り取られる美しいロケーションが素晴らしかった! pic.twitter.com/rRv4o2tmLJ— かいちょー (@kaicho_nandana) February 14, 2023
Dr.コトー診療所
ドラマ版から20年経っていると感じたのは主演の吉岡秀隆さんが白髪すぎたこと。King&Princeの高橋海人くん演技ができるんだね良かった。最後に流れる中島みゆきさんの「銀の龍の背に乗って」は素晴らしい。この映画のコトー先生の生き方を描いているような歌で感動しました。— はな花chan トレンド情報発信中! (@romi0916) February 14, 2023
おわりに
私が映画『Dr.コトー診療所』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。