神奈川県在住の37歳男性(IT・通信系:ライティング)から、2021年11月頃に「ツタヤディスカス」で視聴した映画『海底47m』のレビューをご紹介します。
映画の感想や見どころをネタバレ覚悟で解説していますので、映画が面白いか知りたい方や、評価や口コミが気になる方は参考にしてください。
目次
映画『海底47m』を見ようと思ったきっかけ
ある日、衛星放送を見ていました。
とても美しい海の映像が画面いっぱいに広がっており、清々しい気持ちになりました。
それと同時に、ある映画の存在を思い出しました。
それは過去にレンタルDVDで借りた『海底47m』という作品です。
この作品の言葉にできない怖さがフラッシュバックし、再びその恐怖を味わいたいと思い、作品を再度レンタルして視聴を始めました。
やはり、非常に怖い作品だと改めて実感しました。
こんなトラブルに巻き込まれたら、海に対するトラウマを抱くことが容易に想像できます。
映画『海底47m』の内容
ケイトとリサの二人はメキシコへ旅行に行き、バカンスを楽しんでいました。
ある海岸でケージダイビングという檻の中に入って海を観察するアトラクションがあり、これに特に興味があったケイトがリサを誘うのです。
リサはあまり積極的ではありませんでしたが、ケイトの強引な誘いに抗しきれず、仕方なくダイビングをすることになります。
しかし、鉄のケージのワイヤーが切れてしまったため、二人は海底47mの地点まで落ちてしまいます。
それからは海上と連絡を取りながら、何とか這い上がるための奮闘を続けるホラーサスペンス映画です。
作品情報
- ジャンル:ホラー パニック
- 製作国:アメリカ
- 製作年:2016
- 公開年月日:2017年8月12日
- 上映時間:90分
- 配給:ギャガ・プラス
- 公式サイト:http://gaga.ne.jp/47m/
映画『海底47m』の見どころをネタバレ覚悟で解説
ネタバレ覚悟で解説する映画『海底47m』の見どころは大きく3つあります。
この映画の見どころ
- 海の中の美しさ
- サメの迫力
- 海底から浮上までのリスク
海の中の美しさ
何と言っても海がテーマの作品なので、海中の美しさは格別です。
冒頭からケージダイビングの醍醐味を存分に味わうことができ、これが見どころの一つとなります。
個性豊かな魚たちが縦横無尽に泳ぎ回る姿は、まさに幻想的と言う他ありません。
その中にはサメの姿もあり、いきなり現れるその姿は驚きを隠せません。
しかしそれがこの作品の醍醐味であり、大変に面白いのです。
日本の海とは異なるエメラルドブルーに統一された色合いは、なんとも美しく、見る者を魅了します。
サメの迫力
この作品のもう一つの見どころは、やはり凶暴なサメの迫力です。
人間を襲うホホジロザメの出現は、この作品の中でも猛威を振るっており、その恐怖は隠せません。
ケイトやリサを狙うその姿は、まるで意思を持って行動しているかのように描かれており、非常に厄介な存在となっています。
しかし、このサメがいなければこの作品は面白くないと思います。
サメに食べられてしまうかもしれないというスリルが、この作品の醍醐味となっています。
海底から浮上までのリスク
ケージが海底深くに沈んでしまう展開から、船上の人たちと通信しながら脱出を試みます。
しかし、海上にいきなり浮上することは危険だと教えられ、それが新たな知識となります。
サメが周りを徘徊する危険性と、酸素欠乏症のリスクについて話される点は、非常に興味深い部分です。
海底では気圧が高くなっており、その環境を急激に変えてしまうと脳に障害を残す可能性があるとのこと。
この作品を通じて、その対処法などを学べる点も注目だと思います。
映画『海底47m』に対する感想
テレビでこの映画の予告を見てから、強い興味を抱いていました。
スリリングで面白い作品だったと感じています。
海の恐ろしさやサメの脅威といった見どころは多いのですが、特に海底からの脱出行動の描写が魅力的でした。
ケージを出るとサメに襲われるという状況で、海面への達成が困難な場面のもどかしさは、見ているこちらまで感じるほどでした。
多くの恐怖を煽る場面がありながら、最後に救出の展開が用意されていたのは、一種の安心感をもたらしました。
映画『海底47m』で印象に残った名言
映画『海底47m』で特に印象に残った名言を紹介します。
「リサ」のセリフ
「ダメ、ケイト」
映画『海底47m』の評価や口コミ
他の方が映画『海底47m』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
8/2時点でAmazonで見られるおすすめホラー映画
・エスターファーストキル
・ゼットブル
・ノープ
・ジーパーズクリーパーズ
・自殺サークル
・スクリーム6
・ラム
・シャイニング
・海底47m
・オールド
・喰らう家
・拷問男
・グエムル
・グッドナイトマミー
・ムカデ人間https://t.co/vt5Ek6VSKt— ホラー映画紹介 (@zanpnaentou) August 2, 2023
#人類史上最も怖かった映画
『海底47m』
海洋恐怖症が考える海の怖さを全部積み込んで絶望感マシマシで描いた悪夢みたいな映画。
それでいて定期的に観たくなるくらいにしっかり面白いから困る。 pic.twitter.com/PiPGr8sQKW— ノミのピコ (@KRWNMNPK) June 26, 2023
今回はジメジメする夏の夜に見て冷んやりした気持ちになりたい“水にまつわるスリリングな映画”6作品をご紹介するぞ!
①ディープ・ブルー
②サンクタム
③海底47m
④クロール -凶暴領域-
⑤MEG ザ・モンスター
⑥ロスト・バケーション最近めっちゃ暑いから思わずサメ中心の映画を集めちゃった🦈ぜひ pic.twitter.com/NDU8oz4bz4
— モカシ☁️@映画ナビゲイター (@mokashi_movie) July 16, 2023
本日【8(水)16:00〜22:00】出勤です。事前予約もありがとうございます☺️🫶
早めの時間はまだ空きがあるので、お問い合わせよろしくお願いします🍀*・最近も時間がなくて自撮りが全然撮れてないので、今日こそは撮りたい気持ち🔥
昨日は「海底47m」を観ました。ワンシチュエーションサメ映画!🦈 pic.twitter.com/Dyw9FxdTzT
— 本間みなみ🐈極液💕ワイフコレクション (@honmina_wife) March 8, 2023
実際のところ、どこがどう本当なのかはよくわからなかったが、海の怖さを思い知らされて、普通に面白かった。海底なので、姉妹のどっちがどっちなのかわからなくなったりした。笑
Amazonの口コミ
終盤の助かるシーンが実は窒素酔いによる幻覚だったという展開があるがそれよりも前に遠ざかるエンジン音やなかなか来ない救助って描写もあって、もう実はそこから見捨てられた現実からの逃避の幻覚なんじゃないか? とか、救助の彼氏?がライトを落としたの何で?サメの襲撃? でもケガもなく主人公の前に現れて食べられるとか、やっぱ幻覚なんじゃないの? てのが多すぎもう実は最初のケージ落下の時点で致命傷で死に際の走馬灯なんじゃないかとすら思えてくる別に逃げたんじゃないなら余計な遠ざかるエンジン音などは居れるべきじゃない。理解に混乱を招くだけそんなもの無くても、大筋のストーリーも演出もよくできてたんだから、普通に助けに来たけど直後に襲われたとかだけで十分だった。 不安を煽るために余計な伏線もどきいれたせいで、かえって無駄で必要のない疑問を招き完成度を損なわせてるおかげで実は妄想でしたシーン驚きよりも「ここだけか?」て疑問が先にきて衝撃が減ってしまった続きを読む
Amazonの口コミ
これからダイビングでもしてみようかなと軽い気持ちでいる人がこれ観たらちょっと海が怖くなるかもしれませんね確かに、映画のシーンとしては先の展開が見えてしまうところはあるかもですが尺もコンパクトにまとまっていて特に何も考えずに観て楽しめました
Amazonの口コミ
題名と概要からシチュエーションパニックを想像して好きな題材だったので視聴してみた。鮫のうろつく海底で身を守ってくれるのはケージだけ。ケージは事故発生時の衝撃にも耐え、中に居る限り鮫は手出しできない。つまりいかにしてケージから主人公を外に出すか、そこから派生するパニック、サバイバルの展開が重要と思い注目していたが、なんとも退屈なシーンが続く。最後の砦となるはずの頼もしいケージの存在が、終始まさかの邪魔者扱いで、折角のシチュエーションを活かしきれてない印象。サバイバル全編に亘って妙な間延び感が付き纏っており、登場人物達の緊張感がいまいち伝わってこない。深海の暗闇の怖さをもっと上手く使えてれば、また違っただろうに残念だった。なんとか終盤まで持ちこたえるものの、ここまでの評価は紛れもない☆ひとつ。と、ここにきて漸く監督の仕掛けが明確にされる。冒頭で挙げた自分の想像した内容とは全く違ったので、切り替えには苦労したものの感動と共にラストを迎えることが出来て満足。敢えて苦言を呈すなら(クライマックスに向けての布石だったのだろうが)中盤のダレ具合は、ちょっとやり過ぎた感もある。途中で視聴を止められたら元も子もない。クライマックスからエンドロールまでの流れは決して悪くなかった。オススメの映画です。**再視聴の為の補足**レビューのツッコミは、ほぼ無視していい。幻覚中の描写を考証不足と勘違いしてたり、ケージが回転落下したから足が下敷きになったことにすら気付いていない。映画内時間をリアル計測して残酸素量との矛盾を指摘するに至っては失笑しかない。これ、ドラマ「24」じゃないでしょ…。窒素酔いに関しては少々知識が必要となる。これを踏まえて再視聴すると、また新たな発見があって面白い。●体調や個人差もあるが水深30m前後で発症。深度が増す程、症状が悪化●少しでも浅い深度へ移動すれば症状は軽減●発症深度より浅い深度へ移動すれば症状は消滅(後遺症も一切なし)●アルコール中毒と似た症状。91mを超える水深で幻覚及び意識消失つまり落下した時点で、二人は窒素酔いを発症していた可能性が高い。(潜水前やたらと体調不良を匂わせていたリサは確実か?)観る者に嫌悪感すら与える大騒ぎが、一転、迫真の名演技と評価されて然るべき理由がここにある。そして水深30mという行動制限(無線圏と窒素酔い発生深度)、2本目のボンベによる幻覚発生等、結構、細かいところにまで考証が及んでいて、上手く演出に絡めているのにも驚いた。海底47mというタイトルさえも、考え抜かれた深度に思えてくるから不思議だ。再視聴の際、最も印象が変わった箇所が、リサの幻覚(リサ無双)からエンドロールまでの流れ部分。妹への愛情の深さが痛いほどに伝わってくる名シーンで、不甲斐ない姉だった裏返しであることが、一層の悲哀を感じさせる。それを踏まえてのラストシーン、画面いっぱいに広がるリサの微笑みに涙を禁じ得ない。続きを読む
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新作の方を見て、47m意味について語られないわ、マヤ文明は想像以上に関わってこないわ、パニックスリラーにしては終始展開に起伏を感じないわ、鮫はトッピングだわ……パーティーピーポーを喰えパーティーピーポーを、と知人に散々愚痴を吐いた後、それがシリーズの2作目であることを知らされた。ということで2作目である古代マヤの死の迷宮を見てからの視聴。評価に関してレビューは低いようだけど、先に2作目を見たせいか、まあそれを差し引いても悪くない出来だった。少なくとも観て後悔するようなものではなかった。もちろんここで言われている、主人公が煩いだとか、展開が冗長だとかのB級作品によくある作品をつまらなくさせる要素は当然マイナスに計上しての感想だ。安心してほしい3/4はクソだと思っている。残り1/4の作品終盤の映像表現と展開が、全てを帳消しにとは言わないが作品の評価をプラスにしたいと考えるくらいには良かった。話の展開として、ケージの落下、鮫の接近、ケージの再落下、下敷きになった足、妹との別れ、と起伏は作ってあるがハラハラさせるだけで直接的に恐怖を植え付けるような演出ではなかっただけに、脱出シーンとリアルな流血表現、それらを無にする幻覚症状とクライマックスにインパクトのある演出を一連の流れとして立て続けにぶち込んできたのは引きとしてすごく良かった。別段新奇なことはしていない。ホラー作品におけるよくある筋立てでもある。ただ幻覚症状に持っていく話の組み立てと演出が巧みだっただけだ。それは3/4のクソの賜物か、それをお膳立てとでも言うのか、ともかくクソを水に流して47m下に埋葬してやるくらいにはすっきりできた。人によっては退屈なシーンが感想の全てを占めて上塗りしてしまうのかもしれないが、自分はちょっとずつの良いシーンの積み立てより、とてもいいシーンのひとつで評価をプラスにしてしまえる単純な人間だ。星は3つ。高い得点は付けない。でも星4を付けた、付けざる負えなかった作品より価値のある星3の作品かもしれない。それと。2作目は見るな。流せないタイプのクソだ続きを読む
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みなさんの映画を見た感想が面白いですね!
おわりに
映画『海底47m』についての私の感想や見どころをネタバレ覚悟で解説いたしました。
「面白い」と感じた方はぜひ視聴してみてください。