神奈川県にお住いの36歳男性から2021年12月頃に購入されたMajestouch Convertible 2 Tenkeylessメカニカルキーボードを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
メカニカルキーボードを欲しいと思ったきっかけ
パソコンで文章を打つ仕事がしたいと思い、まずは形からということでメカニカルキーボードを検討していました。
デスクトップパソコンとタブレットでの使用を両立したいと考えていましたので、デスクトップには有線で、タブレットにはBluetoothで接続できるものを探していました。
ただ、一口にメカニカルキーボードといってもメーカーもたくさんあり、更には軸の重さも選べるということでどれにしていいか日々悩みました。
価格が高いものが多いし、打感も大事なので実際に触って購入はしたいですが、大手家電販売店でも取扱数が少ない状態なので、最終的にはインターネットの口コミで購入を決めました。
メカニカルキーボードの候補にあがっていたもの
まずインターネットで検索した結果、「ロジクール G913 LIGHTSPEEDワイヤレスRGBメカニカル ゲーミング キーボード」がおすすめされていたのですが、ゲーミングデバイスとしても使用できるので性能が良すぎるのか、価格が3万円前後と予算オーバーになってしまいました。
更に家の中で持ち運びも考えていたのですが、調べていくと購入したキーボードと同じメーカーの「FILCO Majestouch MINILA-R Convertible」が見つかり、非常にコンパクトで重量も680gとメカニカルキーボードとしては軽めでした。
価格もロジクールG913に比べると半額程度だったので、これに決めかけていました。
Majestouch Convertible 2 Tenkeyless
FILCO Majestouch MINILA-R
Logicool G913 LIGHTSPEED
Majestouch Convertible 2 Tenkeylessメカニカルキーボードに決めた理由
テンキーは必要なしと思っていたのですが、Majestouch MINILA-Rはコンパクトキーボードなので様々なボタンが省略されており、特に私の場合は右下の矢印キーが独立していないのは不便と感じました。
そこでFILCOのメーカーサイトを見ているとテンキーレスで右下の矢印ボタンが独立しているMajestouch Convertible 2を発見しました。
とりあえず、メカニカルキーボード初心者なので打鍵感、打鍵音ともにそこそことレビューのあった赤軸を選び購入に至りました。
Majestouch Convertible 2 Tenkeylessメカニカルキーボードのスペック
スペック
- キースイッチ:Cherry MX 赤軸 (linear)
- キー数:91キー
- かな印刷:あり
- キーピッチ:19mm
- キーストローク:4 ±0.5mm
- サイズ:幅356×奥行135×高さ33mm(スタンド使用時44mm)
- 重量:980g
- インターフェース:USB/Bluetooth(Bluetooth ver3.0 Class2 HIDプロファイル準拠)
- 公式サイト:https://www.diatec.co.jp/shop/det.php?prod_c=2639
私は新品で購入しましたので、価格は税込13,880円でした。
Majestouch Convertible 2 Tenkeylessメカニカルキーボードを実際に使ってみた
初めてのメカニカルキーボードはカタカタとなる音もかっこよく、打鍵感もしっかりありタイピングをしているという感触が非常に強く伝わってきて、これだけで文章のプロに慣れたような気分でした。
また、デスクトップパソコンへのUSB接続はパソコン側とUSBケーブルを接続すると簡単に認識し、タブレットへのBluetooth接続もキーボードの電源を入れいずれかのボタンを押すと数秒で接続が完了しますので、それほど難しくは有りません。
私は合計2台で使用していますが、Bluetooth接続は最大4台まで可能で、1台ずつ切り替えての接続が可能です。
少し心配だったのが、家族のいる部屋での使用でしたので音がうるさいと言われるかと思ったのですが、今の所そのようなクレームは入っていません。
使ってみて気に入っているところ
まずはなんといってもメカニカルキーボードを使用しているという自己満足感が非常に高く、この文章を打っているときも部屋にはメカニカルキーボードを打っている音が響き渡り、作業をしていてもやる気がこみ上げてきます。
気に入らなかった点で重いとあげましたが、実はこれは入力のときにはプラスになっていて、私自身「カタカタ、パーン!」と力を入れて入力をするのですが、裏面の滑り止め防止剤と合わせて全くキーボードは動きません。
以前は「ロジクール K120」というコストパフォーマンスの高いキーボードを使用していたのですが、こちらは打つたびに少しずつずれていき、気づいたときに定位置に戻すという作業が必要だったので、それがなくなったのは大きなストレス削減になったと思います。
細かい部分だと付属のUSBケーブルに「FILCO」のロゴが入っており、所有感を高めてくれます。
こんな方にはおすすめしたい
- 初めてのメカニカルキーボード購入を考えている人
- USB接続と無線接続が両立するキーボードが欲しい人
- コストパフォーマンスが高く、日本メーカー製がいい人
- 家の中でキーボードを持ち運びたい人
- コンパクトではないが小さめのキーボードが欲しい人
使ってみて気に入らなかったところ
有線接続時は特に問題を感じないのですが、Bluetooth接続時はやはり接続まで2~3秒かかるのでタイムラグがあること、接続してからも若干のタイムラグがあり入力ミスが発生することもしばしばあります。
また重量が980gと1kg弱あるので家の中の持ち運びとはいえ、片手で掴んで持ち運びするのはつらく、手の小さい人だと両手を使わないと運べない点はマイナスになるのかなと思います。
電池交換がめんどくさいのでできればバッテリー充電式がよかったのですが、USB接続時はパソコンからの給電が可能ですが、こちらは電池交換式でした。
こんな方にはおすすめしない
- 外出時に使用したい人
- テンキーが欲しい人
- 打鍵音が極力しないキーボードが欲しい人
- 安価なキーボードが欲しい人
- 有線接続が正義で入力の遅延は許さない人
Majestouch Convertible 2 Tenkeylessメカニカルキーボード購入後の生活
メカニカルキーボードの購入をした人のレビューでよく見られるのが、「キーボードをどんどん打ちたくなる」ということですが、その通りで打鍵音が聞きたいのと打鍵感を感じたくなってきます。
それにより文章を長くたくさん打ちたくなりますので、文章を打つのが本当にはかどります。
長い文章を打っていて気づくのですが、適度な打鍵感があることによりしっかりと入力ができるので、タイピングミスも減りますし疲れもこころなしか溜まりにくい気がします。
総じてパソコンやタブレットに向かう時間が増えましたので、作業する時間が増えたと思います。