香川県にお住いの58歳男性から2020年7月頃に購入されたDOSPARA GALLERIA GCL1650TGFノートパソコンを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
ノートパソコンを欲しいと思ったきっかけ
私は、ノートパソコン(以下単に「パソコン」と記載します)を購入するにあたり、WEBライターから始めて、アフリィエイト、動画編集、WEBデザイナーまで段階的にスキルを高めてWEBビジネスで生計を立てるべく目標を定めました。
「この目標に対応できるパソコンの仕様はどの程度のものが必要なのか?」旧パソコンを使って調査を行っていました。
その調査の中でWEBビジネス講座を運営する会社のCEOの存在を知り、そのCEOはご自身でWEBビジネスに関するYouTubeを多数アップロードされておりました。
その多数あるYouTubeの一つにWEBビジネスに適したパソコンの具体的な商品名(候補1の商品:メーカはDOSPARA)が紹介されていました。
私は、この商品と同等の仕様を持つパソコンをDOSPARAのホームページで見つけ、そこに掲載されているパソコンの画像とキャッチコピーに惹かれ「これ、絶対欲しい!」と思いました。
ノートパソコンの候補にあがっていたもの
パソコンを代表する仕様は、大きく分けて「CPU/メモリ/ストレージ/OS/Office」になるかと思います。
私は最優先する仕様としてCPUをintel CORE-i7に特定し商品を探していましたが、大手家電メーカーのものは、メモリ16GB、ストレージ1TB SSDを備えるものになると、CPUがintel CORE-i9といった1ランク上の商品になってしまいます。
これにOSとしてWindows 10 pro 64ビット、OfficeとしてWord/Excel/Outlookを標準で備えるものになると、価格が軽く20万円を超えていました。
予算10~15万を想定していた私にとっては、高額商品になりますので、中古品も視野に入れてみましたが、中古になると予算的には範囲内に収まるものの、CPUが時代遅れのCORE-i7で性能が劣っていたり、ストレージがSSDではなくHDDになったりします。
なかなかパソコンの仕様と価格のバランスが取れず悩んでいました。
購入に至ったDOSPARA GALLERIAについても悩みどころはありました。
例えば、
- 通販限定であり、購入後のトラブルに対するサポート体制に不安がある
- CPUが最新型といってもintel CORE-i5になるので性能が劣るのではないか
- 私にとっては、その存在すら知らなかったメーカーであり商品の品質にも不安がある
等です。
DOSPARA GALLERIA GCL1650TGF
DOSPARA raytrek VF-HEW
DOSPARA DX-C7
DOSPARA GALLERIA GCL1650TGFノートパソコンに決めた理由
購入した商品を決めた理由は、仕様と価格のバランスが取れていたDOSPARA商品に対する不安を取り除く事でした。
不安な点はインターネットで徹底的に調べました。
同時に前述のCEOがアップロードしている多数のYouTubeを視聴する事により(CEOの推奨するDOSPARA製品に対する信頼性を確認し)不安な点を解消し、てGALLERIAを購入しました。
なお、候補1にしていたDOSPARA raytrek VF-HEWを購入しなかったのは、購入を決意した時に、その商品が在庫切れになっていたからです。
候補2の商品も求めていた仕様を満たしていましたが、DOSPARAのホームページを見ているうちに別の商品(購入した商品)が気になり出し、検討の結果、商品を決めました。
「 GALLERIA GCL1650TGF」が購入の決め手になった点を3つ挙げると以下のようになります。
- intel CORE i5-10300Hは最新の第10世代CPUであり、候補1のraytrek VF-HEWの CORE-i7と同等、またはそれ以上の処理性能を持つこと
- オプションでストレージ、OS等の仕様を強化する事で候補1のraytrek VF-HEWを超えた仕様になること
- 仕様の強化で価格がアップしてなお、大手パソコン・メーカーに比べ優れたコストパフォーマンスであること
DOSPARA GALLERIA GCL1650TGFノートパソコンのスペック
スペック
- OS:Windows 10 Home 64ビット
- オフィスソフト:Office なし
- Steam:Steamクライアントのインストール
- CPU:インテル Core i5-10300H (2.50-4.50GHz/4コア/8スレッド)
- グラフィック機能:NVIDIA GeForce GTX 1650 Ti GDDR6 4GB + インテル UHDグラフィックス
- 電源:ACアダプター (120W)
- メモリ:16GB DDR4 SO-DIMM (PC4-21300/8GBx2/2チャネル)
- SSD:500GB NVMe SSD
- ハードディスク/SSD:HDD 無し
- 光学ドライブ:光学ドライブ無し
- カードリーダー:SDカードリーダー (SDXC対応)
- サウンド:マザーボード 標準 オンボードHDサウンド
- LAN:ギガビットLANポート x1 (マザーボードオンボード)
- Bluetooth:Bluetooth 5
- マザーボード:モバイル インテル チップセット搭載マザーボード・メモリスロット x2 (最大 32GB)
- 入出力ポート:USB2.0 x1/ USB3.2 gen1 Type-A x2, Type-C x1/ マイク入力 x1, ヘッドフォン出力 x1/ HDMI x1/ miniDP x2
- ディスプレイ:15.6 インチ 非光沢ワイド リフレッシュレート 60Hz LEDバックライト液晶ディスプレイ(1920×1080ドット表示)
- バッテリー:リチウムイオンバッテリー (約 6.5時間)
- 標準キーボード:日本語キーボード
- 無線LAN:intel Wi-Fi 6 AX201NGW (IEEE802.11 ax/ac/a/b/g/n 2x2 Max2.4Gbps)
- WEBカメラ:HD画質 WEBカメラ
- サイズ:359.8(幅) × 244.3(奥行き) × 25.8(高さ) mm
- 重量:約2.1kg
- 公式サイト:https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?mc=9294&sn=0
私は新品で購入しましたので、価格は149,578円(税込み、オプションで仕様変更あり)でした。
DOSPARA GALLERIA GCL1650TGFノートパソコンを実際に使ってみた
WEBビジネス講座の受講に使用しています。
WEBビジネス講座は、
- ①動画を視聴する
- ②WEB上の記事を読む
- ③練習問題に進んで解答を提出する
- ④提出した練習問題を担当の方が添削してPDFで返信していただく
- ⑤希望者とZOOM面談を行い、疑問や悩みを解決する(⑤はパソコンにマイクが無いのでまだ行っていませんが)
という仕組みになっています。
その講座はGoogleに登録して受講料を支払った後に受講する事ができます。
練習問題はWordに一旦落とし、Word内で答案を作成して完成したらGoogleの講座にログインして解答を投稿していますので、購入したパソコンを使用するのは、Wordによる文書作成が主体になります。
他には、インターネットを使って普通に調べものをしたり、余暇とスキルアップを兼ねて、娯楽系とビジネス系のYouTubeを視聴したりしています。
今は未だ、このパソコンの性能のほんの一部しか使っていない状態です。
使ってみて気に入っているところ
GALLERIAを使ってみて気に入っているところをまとめると、下記の6点になります。
- とにかく起動が早くスイッチを押してから約2秒で立ち上がります。
- 複数のアプリケーションソフト(Google、Outlook、Edge、Word、Excel等)を同時に立ち上げて作業しても全く動作に遅れがありません。
- 一瞬で写真を取り込めます。
- デザインはシンプルで余計な機能がついていないとこが良いです。(たまにしか使わない光学ドライブなどはUSB接続で行い、その分コンパクトになります)
- 元々は「ゲーミングパソコン」というジャンルのパソコンなので、キーボードのバックライトを点灯させる事が出来、「遊び心」感覚で作業に取り組めます(オプションのマウスも光ります)。
- 時間に余裕が出来たらゲームも楽しもうと思っています(DOSPARA推奨オプションでゲームに対応できるASUSの0.6ms応答速度 24型フルHDを購入しました)。
こんな方にはおすすめしたい
- WEBビジネスで収益を出すのに十分な仕様である
- 動画クリエイターにも対応できる処理速度とストレージを持つ
- 元来ゲーミングパソコンとして開発された商品である
- CPUを除く仕様をオプション変更でオリジナル化できる
- 各種設定は自分で行う事を前提とするため、スキルアップに繋がる
使ってみて気に入らなかったところ
インターネットを正常に作動させるまで2週間程かかりました。
特にWEB講座の動画が途中でプチプチ切れる、画像に対して音声が遅れる等で、講座に集中できませんでしたので、これまで2012年製の富士通のパソコン用にIPv4でインターネットに接続していました。
2020年にインターネット回線がIPv6対応になったにもかかわらず、ルーターをIPv4のままで使用していて、インターネット接続が正しく設定できていなかったのです。
DOSPARAではオプションでルーターを推奨していたのですが、¥12,000もするオプションでしたので、パソコンと同時に購入しませんでした。
自分でいろいろ調べてBUFFALOの¥4000程のルーターに変えたのですが、これもまたパソコン側の設定に時間が掛かり、その間はパソコンを新調したにもかかわらず、WEB講座の受講やYouTubeの視聴にストレスを感じました。
家電量販店の大手メーカーのものなら、パソコン購入時にルーターも同時に買い代える旨、説明があったものと思います。
他には、キーボードの配列が以前使っていた富士通のものと若干異なり(微妙にずれている)、また、数字キーの横にエンターキーが付いていないので、タイピングに慣れるまでタイプミスを繰り返しました。
また、現在会社で使用しているパソコンは富士通製なので、会社と自宅で頭(手作業)の切り替えが必要になります。
こんな方にはおすすめしない
- デュアルモニターなしでは性能を生かしき切れない
- トラブルの内容を説明できないとサポート体制も利用できない
- Windowsはhomeでofficeなし会社業務は不向き
- 高画質WEBカメラを備えるがマイク別売でWEB面談向きでない
- パソコンを頻繁に外に持ち出すにはサイズが大きい
DOSPARA GALLERIA GCL1650TGFノートパソコン購入後の生活
私はWEBビジネス用にこのパソコンを購入したので、購入と同時に生活が変わりました。
- WEBビジネスに真剣に取り組む様になった。
- WEBビジネス講座を受講するようになり、パソコンに向かう時間が増えた。
- 特に月末はWEBビジネス講座の練習問題の期限があるので、Wordを使って文書作成する時間が増えた。
- WEBビジネス講座の練習問題では、リサーチして文書を作成するという課題があるので、EdgeやGoogleを使った検索をする時間が増えた。
- 文書作成とリサーチを並行して行う必要があり24インチモニターを購入した(その作業に十分耐えうるパソコンである)ため、パソコンによる作業効率が格段に上がった。
- 作業後の余暇として高画質YouTubeを24インチモニターで見る様になった。
- 文書編集作業とアウトドアスポーツ(トライアスロン)を両立するために、時間管理を徹底するようになった。
- 帰宅後にパソコン作業をする時間を作るために、毎朝5時に起きるようになった。
ハイスペックなノートパソコンのおこかげで、今後も快適に過ごせそうです。