岩手県にお住いの34歳女性から2020年9月頃に購入されたXiaomi Mi Band 5スマートウォッチを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
スマートウォッチを欲しいと思ったきっかけ
今年から農家に転職したのですが、農作業中は基本的に手袋を着用しており、スマートフォンを頻繁にチェックすることが困難でした。
またトラクターや草刈り機など、振動の多い乗り物に乗る機会が多かったので、着信にまったく気づかないことが多々ありました。
メッセージはまだ良いのですが、着信の確認ができないのは本当に困りました。
そこで着信やメッセージの通知をしてくれ、手元で確認できるデバイスがあったらいいな…と思ったのが欲しいと思ったきっかけです。
スマートウォッチの候補にあがっていたもの
まず、スマートウォッチの導入が初めてだったので価格帯が気になりました。
iPhoneを使っているのでApple Watchシリーズは最後まで候補に入りましたが、農作業に伴う水・泥・振動に耐えうるのか、またもし破汚損があった場合に後悔しないか?という点で悩んでいました。
また低価格帯のスマートウォッチの場合、自分に必要な機能がそろっているか、そして着けていて負担にならない大きさかどうかという点で悩みました。
Xiaomi Mi Band 5
Apple Watch Series 5
Huawei Honor Band 5
Xiaomi Mi Band 5スマートウォッチに決めた理由
まず価格帯が低いことです。
防水機能が着いていても度重なる手洗いや汗、泥に耐えられなければ買い替えを検討しなければなりませんので、買い替えになった場合に惜しくない価格帯のものを選びました。
2つ目は着用感で、わたしは女性でも手首が細いほうなので、着用感が大きくないものを選びました。
またXiaomiのMi band5はインターフェースもごちゃごちゃしておらず、シンプルで見やすいことも決めてになり、購入を決めました。
Xiaomi Mi Band 5スマートウォッチのスペック
スペック
- ディスプレイ:1.1 インチ有機 EL(AMOLED)ディスプレイ
- ディスプレイ解像度:126*294
- ディスプレイ色深度:16 ビット
- ディスプレイバックライト:最大輝度 450 nits 以下、調整可能
- ディスプレイボタン: ワンタッチボタン(ウェイクアップ、復帰)
- 6 軸センサー: 低消費電力の 3 軸加速度計と 3 軸ジャイロスコープ・PPG 心拍数センサー
- 充電方法:磁気充電
- 充電時間:2 時間未満
- バッテリ持続時間:14 日以上
- スポーツ:11 種類のプロスポーツモード(サポートされるエクササイズ:屋外ランニング、パワーウォーキング、サイクリング、屋内ランニング、プールスイミング、フリースタイル、屋内サイクリング、エリプティカル、ジャンプロープ、ヨガ、ローイングマシンランニングまたはウォーキングの自動検知、ペースアラート、完了したキロメートルアラート、高心拍数アラートをサポート)
- 心拍数モニタリング:全日心拍数、手動心拍数、安静時心拍数、心拍数曲線
- 睡眠モニタリング:深い睡眠、浅い睡眠、レム (REM: Rapid Eye Movement)睡眠
- 女性の健康追跡機能:月経周期と排卵期を記録、リマインダを出力
- ストレスモニタリング、呼吸エクササイズ、PAI 活力指数評価、無操作アラート、ステップカウンタ、目標設定
- その他の機能:リモート写真撮影、音楽再生、電話機の位置特定、電話機のミュート、電話機のロック解除、着信通知、マナーモード、WhatsApp 通知、アプリメッセージアラート、カレンダリマインダ、イベントリマインダ、天気予報、タイマー、カウントダウンタイマ、アラーム、Bluetooth ブロードキャスト、オンラインダイヤル、カスタムダイヤル、プリセットダイヤル、画面ロック、 充電状況表示、装着方法の選択、OTA アップグレード
- 本体正味重量标准版:11.9g
- 本体寸法46.95 × 18.15 × 12.45 mm
- 防水評価:5ATM
- ワイヤレス接続:Bluetooth 5.0 BLE
- ハプティックモーターローターモーター
- RAM:512KB
- フラッシュメモリ:16MB
- 長さ調節可能:155-219mm
- バッテリ容量:125mAh(バッテリタイプリチウムイオンポリマーバッテリ)
- ストラップ素材熱可塑性ポリウレタン
- リストバンドバックル素材アルミ合金
- ディスプレイカバー素材2.5D 強化ガラス(AF コーティング)
- ケース素材PC プラスチック
- 動作温度0℃~45℃
- システム言語英語、スペイン語、ロシア語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、ウクライナ語、ポーランド語、韓国語、ポルトガル語、トルコ語、日本語、アラビア語、チェコ語、タイ語、インドネシア語、ギリシャ語、ベトナム語、ルーマニア語、中国語、オランダ語をサポート
- システム:Android 5.0 または iOS 10.0 以降
- 公式サイト:https://www.mi.com/jp/mi-smart-band-5/
私は新品で購入しましたので、価格は4040円でした。
Xiaomi Mi Band 5スマートウォッチを実際に使ってみた
入浴時以外は基本的につけっぱなしにしています。
アプリで着信やメッセージお知らせ機能をオフにできるので、就寝時はお知らせをオフにして、睡眠時の心拍数の計測に利用しています。
日中は歩数計として時々画面を見て農作業の振り返りやウォーキングのモチベーション向上に使っています。
自分の運動量が可視化できるので体重管理にも役立っています。
音楽再生や一時停止もスマートウォッチ上でできるので、音楽の再生時にスマートフォンを取り出さなくてもいいところが気に入っています。
使ってみて気に入っているところ
まず、軽いので着けていて気になりません。
就寝時も無意識のうちに取ってしまうかな?と思ったのですが、そんなこともなく快適に着用できています。
小さく目立たないので、手袋を着用して行う仕事でも、手袋に引っかかるというストレスがありません。
またアプリの睡眠計測が優秀なので日々の睡眠の深さが比較できるのも気に入っています。
私は睡眠に難があり、iPhoneのほかの睡眠計測アプリも併用していますが、両方の比較ができ、自分の睡眠の深さ、長さともに可視化できるようになったのはとても助かりました。
操作がシンプルなところも気に入っています。
こんな方にはおすすめしたい
- スマートウォッチを試してみたいという人
- 農家さん
- 健康管理をしたい人
- スマートフォンを持ち歩きたくない人
- 携帯で歩数の管理をしている人
使ってみて気に入らなかったところ
血圧が測れないところです。
父が同価格帯の他社製品を購入したのですが、そちらは最低・最高血圧の測定ができるので、うらやましいなと感じます。
あとはバンドのサイズがやや大きいところも若干ではありますが気になります。
私は女性の中でも手首が細いほうなので、バンドを一番狭くしてもゆるいと感じます。
バンドがゆるいと心拍数の計測に支障がある気がして、気になります。
大体バンドを探してみたのですが、デフォルトのサイズは変わらないようなので、女性でもゆるくならないようにバンドの穴を狭めてほしかったなと思っています。
こんな方にはおすすめしない
- Appleシリーズがいいなど、メーカーにこだわりがある人
- 通知が煩雑だと思う人
- 目が悪い人
- 老眼の人
- 赤ちゃんや乳幼児などの誤飲が心配な人
Xiaomi Mi Band 5スマートウォッチ購入後の生活
日常生活の運動強度を気にするようになりました。
今までもスマートフォンに歩数計測のアプリは入れていたのですが、携帯を持ち歩かない間はどうしても数値の取りこぼしがあり、もったいないなと感じていました。
その点スマートウォッチは起床時からずっと着けっぱなしでいられるので、ちょっとお手洗いに立ったときなどの歩数もきちんと計測してくれます。
ウォーキングやランは別メニューであるので、日常の運動強度と別に把握できるのがいいと思います。