千葉県にお住いの41歳男性（流通・小売系：物流センターの検品担当）が2023年9月頃に「洋画専門チャンネル ザ・シネマ」で見た映画『ピクセル』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『ピクセル』を見ようと思ったきっかけ
小学生の頃に通学路の途中にひっそりと店を構えていた1軒の駄菓子屋さん、店先には当時としては最先端のアーケードゲーム機が2～3台ほど。
放課後になると三々五々と友だちで集まって、「ストリートファイター2」や「ツインビー」に熱中したものです。
先日久しぶりにあの場所に立ち寄ってみると店舗は撤去されていて駐車場に、子供好きで優しかった店主のおばあさんは介護施設に。
そんな幼い頃の大切な思い出が甦る、クリス・コロンバス監督の映画を観てみました。
映画『ピクセル』の内容
1982年の夏、第1回ビデオゲーム世界大会へと出場したサム・ブレナーですが2等賞止まり、その後は地元で電気屋を細々と営んでいます。
ある時にホワイトハウスからの呼び出しを受けて駆けつけると、執務室には幼なじみのウィル・クーパーが。
いまでは合衆国の大統領となった彼、とんでもないピンチに追い込まれているようでとにかく手を貸してほしいとのこと。
軍隊を一瞬でピクセル化してしまうほどの未知の強敵に、サムはいかにして立ち向かっていくのでしょうか？
作品情報
- ジャンル:ドラマ
- 製作国:アメリカ
- 製作年:2015
- 公開年月日:2015年9月12日
- 上映時間:105分
- 製作会社:Columbia Pictures, Happy Madison Productions, Plus One Rentals
- 配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 公式サイト:http://www.pixel-movie.jp/
映画『ピクセル』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『ピクセル』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- さえないヲタが誰よりも輝くとき
- アイドルは風に消え恋の天使が舞い降りる
- 大画面をバックに負けられない一戦がスタート
さえないヲタが誰よりも輝くとき
少年時代にドンキーコングで世界チャンピオンあと一歩まで上り詰めるものの、その後は坂道を転げ落ちていくように中年になってしまったというのが主人公サム。
マサチューセッツ工科大学に落第してミシシッピ大へ、マイクロソフト社に就職できずに嫌々ながら起業と妥協だらけの人生ですね。
「オタック電気」というダサいネーミングセンス、制服も悪趣味な蛍光オレンジのシャツと半ズボンで地球を救うヒーローには見えません。
何とも情けないサムですが瞳は10代のまま、物語が進むにつれて表情もかつての明るさを取り戻していきますよ。
アイドルは風に消え恋の天使が舞い降りる
1980年代前半に男の子たちが夢中になっていた歌手として、オリビア・ニュートンジョンの名前が登場します。
彼女と結婚したいなどとかわいらしい願望を口にするサム・ブレナー、代表曲「そよ風の誘惑」にすっかりハマってしまったのでしょう。
あれから30年あまりの月日が流れてオリビアは帰らぬ人に、サム自身も不妊治療がうまくいかずに妻とは離婚に。
独り身の40男の後ろ姿にはちょっぴり切なくなりますが、予想外のロマンスが訪れることを祈ってあげてください。
大画面をバックに負けられない一戦がスタート
世界最強とも言われるアメリカ空軍の本拠地といえばグアム島アンダーセン基地、未知の侵略者たちはその厳重なセキュリティをあっさりと突破してしまうほど。
「侵略」といってもミサイルを撃ち込んでくる訳でもなくウィルスをばら蒔く訳でもなく、夜空をディスプレイにしてシューティングで対戦というのが平和的じゃないですか。
ライフは3つで初戦は地球代表が惨敗しているので残機2、ゼロになった瞬間にゲームオーバーで人類滅亡ですから油断はできませんけどね。
映画『ピクセル』を見終わった感想
ワンダーキッド、日本でいうところの「神童」と騒がれていたサム・ブレナーがいつの間にか平凡な大人になってしまったのが皮肉です。
シミュレーション通りには行かないのが実社会、貧乏暮らしのアメリカ人にとってはソニー製のプレイステーションは「豊かさ」の象徴とのこと。
日本人としてこのエピソードは誇りに思って良いのか、肩身が狭い思いがするのかは意見が分かれるところだと思います。
人生にリセットボタンなど存在しないこと、やり直しができない人生の素晴らしさを戦うオタク族に教えてもらいました。
映画『ピクセル』で印象に残った名言
私が映画『ピクセル』を見て特に印象に残った名言です。
「サム・ブレナー」のセリフ
それより強い武器がある、勝てると信じる心だ
映画『ピクセル』の評価や口コミ
他の方が映画『ピクセル』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
懐かしのゲームキャラクターになって侵略してくる宇宙人とゲームオタクたちの戦いを描いたSF映画『#ピクセル』より、敵のパックマンを生みの親であるイワタニ教授（デニス・アキヤマ）が諭すシーン。
実は本物の岩谷教授自身も、とある役でカメオ出演してるので探してみて👀#Pixels pic.twitter.com/kZROzr0i8j
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) January 31, 2024
今から映画 ピクセル見る
これ好きなんだよね何回も観てる— Yuyuko *n (@yuyukonfrigo5) January 31, 2024
Pixel 8、画面比が20:9なので映画サイズのを大きく見れるけど、普通の動画が小さくなる
今使ってるパソコンは16:10だからモニター映すと左右黒くなるのがデメリット。上下削るオプションあっていいと思うの🥹 pic.twitter.com/fnR4gDCQNT
— tomo (@tomo0611_univ) February 1, 2024
トレンドにさ〜感情のピクセルって入ってて、え?私今ピクセルの映画ちょうど観てたんやけどって思ったら全然関係なかったやつ笑
ピクセルの映画でイギリスの首相出てきて、ハリポタのペチュニア叔母さんだったからテンション上がってた。クリスコロンバス監督だからかなぁ??
— さっちん (@sachiko7575) January 30, 2024
映画『#ピクセル』は、駄作扱いする人もいるけれど、わたしにとっては、何度も観たい名作の１つ。
イワタニ教授の登場シーンと、この説得シーンは、デジタルゲームと映画との関係を語る際には、絶対に語りたい感動的名シーンなので、SNSにアップされている部分の動画だけでもぜひ観ていただきたい！ https://t.co/dsL78QeSTg— Kimi Ishida (@kimish330) January 31, 2024
「映画は、こうでなくては・・・ウシシ！！」という作品でした。観た後に、スカットする作品です。内容は、宇宙からの侵略者、地球上にある全てのものをピクセル化をして破壊をし、地球を乗っ取ろうとする侵略者に対して昔、ゲームオタクだった子供が、その腕前でもって侵略者を撃退して行き地球を守るというストーリーです。単純なストーリーだけれども、その単純さが楽しい。観ていてスカットする。最高に楽しく、良い作品です。ミシェル・モナハンという素敵で美人の女優も出ているし、良い作品です。.
Amazonの口コミ
問題なく受け取れました有難う御座いました。
Amazonの口コミ
子どもたちと映画館でみたのに、またみたくて買ってしまいました。世代のちがう子たちとも一緒に楽しめて、コミュニケーションにもつながりました。
Amazonの口コミ
これは映画内容の評価ではありません。一応、もしATOMOS音響を楽しみにして購入を検討されている人がいればと思いレヴューしておきます。ATOMOSはセル版のみです。レンタル版は違います。
Amazonの口コミ
開始１７分 兵隊さんが（ピクセルされ？）上昇する効果音。開始３３分 ムカデ（だったかな？）を撃退する効果音。３D音響して最高だわ！
Amazonの口コミ
みなさんの映画を見た感想が面白いですね！
おわりに
私が映画『ピクセル』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
次に見たいと思っている映画は『マジカル・ガール』です。
メガホンを取ったのはマドリードの若手映画作家、カルロス・ベルムト。
日本のアニメ「魔法少女ユキコ」がキーアイテムとして使われているので、スペインのオタク文化を垣間見ることができそうです。
