神奈川県にお住いの37歳男性(IT・通信系:ライティング)が2022年6月頃に「TV」で見た映画『猫の恩返し』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『猫の恩返し』を見ようと思ったきっかけ
昔、金曜ロードショーで放送していたのを録画してずっと見ていなかったのですが、あるお笑い芸人の人がこの猫の恩返しが面白いと紹介していて無性に見たくなりました。
ブルーレイを血眼になって探したら、やっと録画したディスクが見つかってようやく見ることができました。
やはりジブリ作品というだけあってすごく面白い作品でした。
どんどんキャラクターに愛着が湧いてくるので目が離せませんし、主人公ハルの声にとても癒されます。
映画『猫の恩返し』の内容
女子高生のハルは普通の女の子。
学校帰りに黒猫が道路を横切るのを発見。
車に轢かれそうになってた猫を見て、居てもたってもいられなくなったハルは、その猫を間一髪で助け出す。
するとその猫はひょっこりと起き上がり人間の言葉でお礼を言ってくる。
母親に今日の不思議な出来事を尋ねると、幼少時代ハルが「猫と会話した」と話していた事実を教えてくれる。
その日の晩、ハルは猫の大名行列を見つける。
そして、猫たちから「ハルが今日助けた猫が猫王の御子息である」と聞かされお礼として目録を貰う。
その後、ハルは猫の国へ招待され猫たちと仲を深めていく。
映画『猫の恩返し』の作品情報
作品情報
- 監督:森田宏幸
- 脚本:吉田玲子
- 原作:柊あおい『バロン 猫の男爵』
- キャスト/出演者:
- 吉岡ハル - 池脇千鶴
- バロン - 袴田吉彦
- ムタ - 渡辺哲
- トト - 斉藤洋介
- ルーン - 山田孝之
- ユキ - 前田亜季
- 猫王 - 丹波哲郎
- ナトリ - 佐戸井けん太
- ナトル - 濱田マリ
- 主題歌:つじあやの「風になる」
- 日本公開日:2002年7月20日
- 上映時間:75分
- 公式サイト:https://www.ghibli.jp/works/baron/
映画『猫の恩返し』のあらすじ
普通の女子高生のハルは、ある日トラックに轢かれそうになった黒猫を間一髪で助けたことから不思議な体験をします。
なんとその黒猫は猫の国の王子で、猫の国の猫王がそのお礼をしたいとハルの前に現れるのでした。
最初は半信半疑だったハルも、次々に起こる不思議な出来事から困惑するも、ついには、ハルを猫の国の妃に迎えるという話になり焦り出します。
そこへ何者かの助言が響き渡り、ハルは助言の通り猫の事務所を探すことになります。
太った白猫ムタの案内で導かれたハルは、ついに猫の事務所でバロンに出会うのですが、そんな矢先にハルは強引に猫の国に連れ去られてしまうのでした。
果たして、ハルは無事人間の世界に帰ることができるのでしょうかーー。
映画『猫の恩返し』の予告編
映画『猫の恩返し』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『猫の恩返し』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- ハルのキャラが魅力的
- 声優陣が豪華
- 猫の姿になるハルが可愛い
ハルのキャラが魅力的
この作品の主人公ハルがとにかく可愛らしくて魅力的です。
ごく普通の女子高生なのですが、性格がとても良くて車に轢かれそうになっている猫を無意識に助けに向かってしまうような性格の持ち主なので、ちょっと危なっかしいところもありますがすごく魅力的です。
猫と話が出来て、どんどん猫の国に馴染んでいくのでコミュ力の高さにも目を見張るものがあります。
ナトルという猫との会話シーンがすごくほのぼのとしていて癒されますね。
声優陣が豪華
この作品の何がすごいかというと、芸能人の方々がたくさん参加しているところにあります。
主人公のハルの声優を池脇千鶴さんがやっているのですが、本当にナチュラルな芝居で最初池脇さんだとわかりませんでした。
それくらいハルの見た目と声がマッチしているので注目です。
それからハルが最初に助けた猫の声優を山田孝之さんが演じているのでそこにも注目です。
一番マッチしていたのはナトル役の濱田マリさんで、猫っぽい癒し声ですごく可愛く見えました。
猫の姿になるハルが可愛い
猫を助けたことで猫の国にハルが招待されてしまうのですが、その国にだんだん馴染んでいき、終いには猫の姿に変わってしまうのがとても可愛いです。
この時、言葉遣いも猫語になるのでそれも魅力的です。
猫の姿になり仮面をつけた猫とダンスを踊ることになるので、そのシーンは必見です。
二人の空気感がとても良くて凄くお似合いとさえ思いました。
少しぎこちない感じで、気分良く踊っているハルの姿も非常に良くて見逃せません。
映画『猫の恩返し』を見終わった感想
とにかくこの作品は猫たちの声優陣がとても頑張ってくれていたと思います。
芸能人の方たちがたくさん参加しているのですが、全員がすごくうまくて物語に没入できます。
一番好きなのはやっぱりナトルで、濱田マリさんの小気味良い喋り方がシュールさを演出していてすごく魅力的です。
あと猫の国の住人たちがみんな魅力的ですごく物語が面白く見えてきます。
話の展開も難しいものではなくシンプルで、とても見やすいのでジブリ好きにはかなりおすすめの作品でした。
映画『猫の恩返し』で印象に残った名言
私が映画『猫の恩返し』を見て特に印象に残った名言です。
「ハル」のセリフ
「ここが猫の国」
映画『猫の恩返し』の評価や口コミ
他の方が映画『猫の恩返し』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
猫の恩返しはねぇ…ムタさんが良い。そして漫画と映画の展開がちょっと違うとかね💕💕
バロ〜〜〜ン💕💕💕💕💕— HUKUSHIA (@HUKUSHIA1) July 7, 2023
☑︎猫の恩返し
なんとなくジブリっぽくなかった😳どちらかといえば新海誠っぽいというか(多分違う)、、爽やかなファンタジー映画って感じで一アニメ作品として楽しめた...!自分の時間を生きる、自分の意思を持つって大変だよ〜〜と思う映画。困ってる猫がいたらこれからも助けよっと🐈⬛ pic.twitter.com/OVtnEh3eTa
— 𝘘 (@q_99__M) July 5, 2023
🐈️の恩返しは好きすぎて原作も持ってるんだけど、原作のバ□ン映画よりお茶目強めな黒猫でかわいいかわいい
— スイ@原稿 (@sousakusui) June 19, 2023
おわりに
私が映画『猫の恩返し』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。