千葉県にお住いの34歳女性から2021年12月頃に購入されたPanasonic FE-KXU07[ヒーターレス気化式加湿機]加湿器を実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
加湿器を欲しいと思ったきっかけ
こちらを購入するまでは加湿器を使っておらず、就寝時は濡らしたバスタオルを部屋に2枚干し、マスクを付けて寝ていたのですが、乾燥から喉を痛めて2週間ほど喉が腫れ、声が出なくなりました。
内科、耳鼻咽喉科へ行きましたが、トローチとカロナール(痛み止め)しか処方してもらえず、乾燥により痛めてしまった部位の腫れと痛みが引くのをただ待つことしかできませんでした。
その為には、兎に角加湿しかないと言われ、真剣に加湿器を探し始めたことがきっかけでした。
加湿器の候補にあがっていたもの
PM2.5や花粉を考えて元々空気清浄機を使用していたのですが、加湿器と空気清浄機の2台設置となると場所をとるため、1台2役でまかなえるプラズマクラスターと悩みました。
使用場所が30畳のリビングダイニングを考えていたので、対応面積の広さも重要でした。
プラズマクラスターか、Panasonicの19畳対応の07でキャパオーバーしても1台でまかなうか、Panasonicの14畳対応の05を2台購入するか、その時の其々の電気代も考えました。
また、お手入れ方法に関しても簡単な方法か、少し手前がかかっても隅々まで清潔に保てる機種か、フィルターの交換の頻度など非常に悩みました。
Panasonic FE-KXU07[ヒーターレス気化式加湿機]
SHARP プラズマクラスター7000 KC-J50
Panasonic ヒーターレス気化式加湿器 FE-KXU05
Panasonic FE-KXU07[ヒーターレス気化式加湿機]加湿器に決めた理由
他の商品と比較してこちらの製品は、気化式で水蒸気が壁に付いてカビを発生させる心配がなく、ヒーターレスで電力をより効率的にパワーに変換できるDCモーターがついていて経済的、お掃除もしっかりできるタイプで、長く清潔に使用できると思いました。
運転モードも選択肢が多く、各モードに静か・弱・中・強とパワー調整ができ、おまかせモードではセンサーで加湿具合をチェックし、湿度約60%を目安に自動運転してくれますし、のど・肌モードでは、湿度約60~65%を目安に自動運転し、のどやお肌の乾燥が気になる時にピッタリでした。
寝る時はおやすみモードもあり、静かに設定すると加湿量をアップしつつ眠りを妨げない静かさで、就寝時も心地よく使えました。
お掃除に関しても、運転停止中に「ナノイー」を加湿フィルターに充満させるフィルター清潔モードが搭載されていて、加湿フィルターを清潔に保ち、お手入れ時期になると音と点滅で教えてくれますし、引き出すだけで中のケースやフィルターが取り出せ、丸洗いできて清潔に保つことができ、他の製品よりも魅力を感じる点が多かったです。
Panasonic FE-KXU07[ヒーターレス気化式加湿機]加湿器のスペック
スペック
- 運転切替:連続運転:静か、弱、中、強 / センサー自動運転:おまかせ、のど・肌、おやすみ / 時間限定運転:お急ぎ(30分間限定)
- 適用床面積:木造和室:20m2(12畳)/ プレハブ洋室:32m2(19畳)
- 定格加湿能力(mL/h):静か:150 / 弱:330 / 中:500 / 強:700 / お急ぎ:800 ※室温20℃湿度30%時
- 運転音(dB):静か:15 / 弱:22 / 中:31 / 強:39 / お急ぎ:44
- 消費電力(W):静か:4 / 弱:5.5 / 中:8 / 強:14 / お急ぎ:19
- 待機電力(W):約0.5
- 本体材質:ABS
- 本体寸法(高×幅×奥mm):375×375×186(+背面凸部10)
- 本体質量(kg):約5.2
- タンク容量(L):約4.2
- 連続加湿時間:約6.0時間 ※室温20℃湿度30%時
- コード長さ(m):1.5
- タイマー:切2h・4h・6h・8h
- 公式サイト:https://panasonic.jp/kashitsu/products/kxu07.html
私は新品で購入しましたので、価格は23480円でした。
Panasonic FE-KXU07[ヒーターレス気化式加湿機]加湿器を実際に使ってみた
マンション住まいのため、冬場は常に部屋が乾燥していますので、生活の多くを過ごすリビングダイニングではほぼ付けっ放しにしていました。
加湿器のまかなえる範囲よりも部屋が広かったので、『おまかせモード』ではなく『のど・肌モード』での運転が中心で、就寝時は寝室用に購入した同型の物を『おやすみモード』にしています。
小さな音でも少し気になって眠れないので、更に強弱調整で『静か』に設定し、音も気にすることなく快適に使用していました。
使ってみて気に入っているところ
気化式で水蒸気が壁に付いてカビを発生させる心配がなく、ヒーターレスで電力をより効率的にパワーに変換できるDCモーターがついていて経済的、フィルターも取り外しやすく、中までしっかりとお掃除ができ、清潔に保てるところです。
また、運転モードも選択肢が多く、各モードに静か・弱・中・強とパワー調整ができ、自分の好みやお部屋の使用状況毎に細かな調整ができるところも気に入っています。
おまかせモードにしておけば、センサーで加湿具合をチェックして、湿度を約60%目安に保ってくれますし、お掃除の時もセンサーが教えてくれるので、お手入れのタイミングもわかりやすいです。
こんな方にはおすすめしたい
- 壁の近くに置きたい方
- 水滴が付かずカビの発生も気にならない物をお探しの方
- ヒーターレスで省エネなものをお探しの方
- ナノイー機能に興味のある方
- 少し手間を掛けても中まで綺麗にお掃除したい方
使ってみて気に入らなかったところ
掃除方法についてなのですが、取り扱い説明書にはお手入れサインが出たら掃除するとあり、加湿フィルターは月1回水で押し洗いし、気になれば専用液か薄めた漂白剤で3時間程付けるとありました。
しかし、実際にはお手入れサインが付いたら毎回2・3日のつけ置きをしないと、塩素で黄色くなったフィルターが元の白に戻りませんでした。
月1回の押し洗いでは全く落ちず、必ずつけ置きが必要為、フィルターをもう一つ購入し、交互に使用しています。
こんな方にはおすすめしない
- 見た目に蒸気が出ないと加湿された気がしない方
- 中身を出してまで細部の掃除が出来なくても良い方
- ナノイーに興味のない方
- 細かい設定が面倒で、最低限の機能だけ欲しい良い方
- コンパクトな物をお探しの方
Panasonic FE-KXU07[ヒーターレス気化式加湿機]加湿器購入後の生活
喉の痛みは勿論、乾燥も気にならなくなり、寝ている間に喉の渇きで吸水しに起きることもなくなりました。
お掃除の手間は少しかかりますが、きちんとした手入れをすることで、気持ちも良く快適な空間で過ごすことができるようになっています。
冬場はエアコンを使用しても、湿度センサーが働いてくれるので、湿度を気にせずに過ごせますし、湿度が保たれたことで風邪を引くこともなく、総合的にプラスの生活が獲得できました。