東京都にお住いの39歳男性(フリーランス)が2022年7月頃に「ブルーレイディスク」で見た映画『機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛』を見ようと思ったきっかけ
元々ガンダム作品は好きだったからです。
近年はテレビアニメでガンダムの最新作がなかなか製作されないので、すっかり自分の中のガンダム熱が冷めてしまっていました。
しかし、テレビアニメ版の「機動戦士ガンダム THE ORIJIN」の再放送を視聴したのと「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の劇場公開を機に自分の中のガンダム熱が戻りました。
そしてこれまでのガンダム作品の映画をいっきに見直してみようと思いました。
映画『機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛』の内容
テレビ版の機動戦士ガンダムZガンダムのハマーン率いるアクシズとの接触~グリプス2での最終決戦までが描かれています。
エゥーゴ、ティターンズ、アクシズ、ジュピトリスと様々な勢力が乱立し同盟と敵対をして人々の思惑が交錯します。
各勢力の最終決戦はコロニーレーザ兵器であるグリプス2を巡る争奪戦になります。
そして衝撃のラストだったテレビ版とは違った結末が劇場版である新訳機動戦士Zガンダムガンダムでは描かれています。
映画『機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛』の作品情報
作品情報
- 監督:富野由悠季
- 脚本:富野由悠季
- 原作:富野由悠季
- キャスト/出演者:
- 飛田展男
- 池田秀一
- 榊原良子
- 島田敏
- 岡本麻弥
- 池脇千鶴
- 勝生真沙子
- 浪川大輔
- 新井里美
- 井上和彦
- 鈴置洋孝
- 古谷徹
- 主題歌:「 Love Letter」と「Dybbuk」
- 日本公開日:2006年3月4日
- 上映時間:99分
- 公式サイト:https://www.sunrise-inc.co.jp/work/detail.php?cid=207
映画『機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛』のあらすじ
地球圏での戦乱が混迷を極めている宇宙世紀0087年。反地球連邦組織・エゥーゴは、連邦軍のエリート組織・ティターンズと激しい攻防戦を展開していた。そこへ更に2つの勢力が割って入り、それぞれの思惑を胸に熾烈な総力戦を繰り広げていく。
映画『機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛』の予告編
映画『機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 各勢力と所属する者達の思惑
- グリプス2での最終決戦
- テレビ版とは異なるラスト
各勢力と所属する者達の思惑
エゥーゴ、ティターンズ、アクシズ、ジュピトリスと各勢力が乱立する中、様々な者達の思惑が交錯します。
エゥーゴではレコア、がシロッコの元へ寝返り、ティターンズでは指導者であるシロッコへの手土産としてヤザンがバスク・オム大佐を殺害します。
アクシズはティターンズと交渉しますが決裂して小惑星アクシズをティターンズの拠点であるゼダンの門に激突されて破壊します。
ジュピトリスのシロッコはティターンズの指導者ジャミトフ・ハイマンを混乱に乗じて殺害するなど最終局面での展開は見所です。
グリプス2での最終決戦
グリプス2での最終決戦では最後の戦いだけに敵味方問わず戦死者が続出します。
主要人物はエゥーゴではカツ、ヘンケン、エマがティターンズでは、ジャミトフ、バスク、ジェリド、ガディ、ダンケル、ラムサスがジュピトリスではシロッコ、サラ、レコアが戦死します。
モビルスーツ戦も見応えありで特にZガンダム(カミーユ)が大活躍します。
バウンド・ドック(ジェリド)、ハンブラビ(ヤザン)、ジ・O(シロッコ)、キュベレイ(ハマーン)など多くの敵と戦いそのどれもが見所です。
テレビ版とは異なるラスト
テレビ版ではZガンダム(カミーユ)が、死んでいった者達の力を借りて死闘の末に、事実上のラスボスであるジ・O(シロッコ)を倒します。
しかしシロッコは死に際にカミーユの精神を道連れにしてしまい、カミーユは精神崩壊をしてしまうという衝撃の結末を迎えることになります。
このラストが劇場版では変更されています。
何とカミーユはシロッコを倒しますが精神崩壊を起こすことはないです。
最後はカミーユはファと共に宇宙空間で抱き合うという微笑ましいテレビ版とは違う展開は見所です。
映画『機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛』を見終わった感想
グリプス2での最終決戦はとにかく迫力満点です。
中でもZガンダム(カミーユ)がビームサーベルを投げて回転させ、ビームライフルで撃ってビームを拡散させてキュベレイ(ハマーン)のファンネル(遠隔操作兵器)を撃ち落としたのは驚きです。
そしてテレビ版ではカミーユが最終的に精神崩壊をしてしまいバッドエンドになってしまいますが、劇場版では精神崩壊をせずカミーユとファが笑顔で幕引きをすることができて、同時にカミーユの成長が見れて良かったです。
映画『機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛』で印象に残った名言
私が映画『機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛』を見て特に印象に残った名言です。
「パプテマス・シロッコ」のセリフ
「聞こえるか全ティターンズ艦隊! これはジャミトフ・ハイマン閣下の遺言である。ジャミトフ総裁はハマーン・カーンによって暗殺された!その目的はエゥーゴと手を組んだジオンの残党共が地球連邦政府を支配することにある! そのような事態になればティターンズは反地球連邦軍のクーデター分子として粛清される立場に陥るのである」
映画『機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛』の評価や口コミ
他の方が映画『機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
ニュータイプ同士の闘い。
そこに正義も悪もなく思想や主義によって利用されていく者達。
ニュータイプの覚醒を間違えた世界。
ラストがテレビ版とは少し違う。#機動戦士ZガンダムIII星の鼓動は愛#2006年#家シネマ pic.twitter.com/wlr4AksIRY— わたる (@yamawaru1125) April 20, 2021
…あとね…やっぱこの瞬間が一番胸にきたッス…😤🏁👍。…あくまでも僕の個人的見解ッスけれど…30年来の胸の痛みがスカッと吹っ飛んだ瞬間っした…😁🏁❣️。僕はこちらのエンディングのが圧倒的に好きッス…😊🏁👍。#機動戦士ZガンダムIII星の鼓動は愛 pic.twitter.com/GzjppbaQ8X
— Z34 流竜馬 (@KbZ34) June 14, 2021
賛否両論ある作品なんだけど…高校時代にリアルTimeでカミーユの崩壊を観ちゃった世代としては…このエンド近くサエグサさんの現地ナレーション(笑)…マジにホッとして嬉し泣きしちゃったッス…🤣🏁👍。#機動戦士ZガンダムIII星の鼓動は愛 pic.twitter.com/HrwNODT2EV
— Z34 流竜馬 (@KbZ34) June 14, 2021
おわりに
私が映画『機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。