神奈川県にお住いの37歳男性(IT・通信系:自由業)が2021年10月頃に「TV」で見た映画『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』を見ようと思ったきっかけ
仕事が休みだった日に、部屋でドラえもんの漫画本を読んでいた時に、たまたまドラえもんの映画のことを思い出しました。
10年以上前に見たきりで、今までほとんど見ていなかったので突然また見たくなり、昔テレビで録画したDVDを探してみようと思いました。
やはり、かなり昔のことだったので探しても探してもなかなか見つからずに諦めようとしたのですが、やっとの思いでブリキの迷宮のディスクを発見して見ることができました。
大山さんの声がとても懐かしくて感動しました。
映画『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』の内容
ドラえもんのび太とブリキの迷宮という作品は、のび太がある日「家族で旅行に行きたい」とパパに話したところ、「もうホテルを予約した」という返答をもらいウキウキしながら友達に自慢するのですが、パパはテレビに寝ぼけて予約したという事実が分かりのび太は落胆してしまいます。
その後、のび太の家に謎のトランクが届いて、そのトランクを開けるとブリキンホテルに通じる門が出てきて一瞬でホテルへといくことができます。
しかし、ブリキンホテルでドラえもんと離れ離れになってしまい、のび太たちは誘拐されたドラえもんを助けるためにチャモチャ星というロボットたちの星に行きナポギストラーという悪の親玉と戦うことになるのです。
映画『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』の作品情報
作品情報
- 監督:芝山努
- 脚本:藤子・F・不二雄
- 原作:藤子・F・不二雄
- キャスト/出演者:
- ドラえもん - 大山のぶ代
- のび太 - 小原乃梨子
- しずか - 野村道子
- ジャイアン - たてかべ和也
- スネ夫 - 肝付兼太
- のび太のママ - 千々松幸子
- のび太のパパ - 中庸助
- 先生 - 田中亮一
- ミニドラ - 佐久間レイ
- サピオ・ブリーキン / サピオ・ガリオン - 皆口裕子
- ブリキン - 大木民夫
- タップ - 鈴木みえ
- ピエロ - 堀内賢雄
- ナポギストラー一世 - 森山周一郎
- 主題歌:何かいい事きっとある/島崎和歌子
- 日本公開日:1993年3月6日
- 上映時間:100分
- 公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/doraemon/movie_collection/
映画『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』のあらすじ
ある日のび太の家に一個のトランクが届き、中から不思議な門がでてきた。
そこを抜けると、迎えの車も、建物も、支配人も、ボーイも、すべてがブリキでできた、ブリキン島のブリキンホテルに辿りつく。
ホテルでの楽しい生活が続いたある日、ブリキの飛行機がホテルを襲撃。
ドラえもんが連れ去られてしまい…!?
映画『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』の予告編
映画『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- ドラえもんと離れ離れ
- スネ夫とジャイアンの潜入
- ロボットたちの反乱
ドラえもんと離れ離れ
この作品では、前半でドラえもんとのび太が離れ離れになってしまう展開が描かれます。
ドラえもんがブリキンホテル周辺で謎の飛行船に近づいたことで狙撃されてしまい、ロボットたちに拉致されてしまうのです。
それによってのび太たちはドラえもんなしで行動しなければならなくなるので、すごくスリリングな展開が巻き起こります。
サピオという少年と出会い、チャモチャ星の人々がロボットたちに支配されているということを聞かされて、戦うことを決心する姿がとても面白いです。
スネ夫とジャイアンの潜入
チャモチャ星のメカポリスという都市に乗り込むために、スネ夫とジャイアンがサピオの指示で偵察してくるように頼まれる展開がとても面白いですね。
潜水艦に乗ってメカポリスにロボットの格好をして潜入するのですが、いつロボットたちに人間だとバレてしまわないかドキドキの展開です。
話が進んでいくと潜水艦がロボットたちに見つかってしまい、中に人間の食糧があったことからメカポリスに人間が潜入しているのではとニュースになってしまう姿がとても興味深いです。
ロボットたちの反乱
チャモチャ星の発展のために発明ロボットとしてナポギストラーというものが開発されてしまったのですが、このナポギストラーは知能がとても高いことから、人間たちを支配下に置こうと考え出してしまう姿に注目です。
ある意味ロボットの暴走なのですが、近い将来の現実世界を示唆しているような展開がとても興味深かったです。
ナポギストラーを倒すために、のび太とドラえもんが道具を使って戦いを挑んでいく姿に感動できます。
歌を歌いながらナポギストラーが壊れていく様は必見ですね。
映画『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』を見終わった感想
ドラえもんの映画作品の中で、この作品が子供の頃から一番好きですね。
ロボットに人間が支配されてしまうという問題提起を掲げているので、現実世界にも通ずるものがあって他人事とは思えませんでした。
便利なロボットに頼りすぎた結果、人間の体が弱くなり歩くこともままならなくなるというのは本当にありそうでちょっと怖かったですね。
藤子先生は作品を通して、未来に対する不安要素を色々と教えてくれるので非常にためになります。
映画『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』で印象に残った名言
私が映画『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』を見て特に印象に残った名言です。
「しずかちゃん」のセリフ
「えっパンツ」
映画『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』の評価や口コミ
他の方が映画『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
映画ドラえもん のび太とブリキの迷宮(ラビリンス) #映画感想
ドラえもん映画の中で割と好きな作品。
機械に頼りっぱなしだと非常時に自力で生き抜けなくなるとか、どんな便利な機械もリスクを必ず孕んでいるってところが前面に出てて好きなんですよ。
チャモチャ星人はパラレルのび太の末路かも。— 伊野尾ちもず@小説書き&読書垢 (@chimozu_novel) June 25, 2023
ロボット(AI)によって人間の生活が脅かされるようになるという未来を30年前の1993年に既に描いていた藤子・F・不二雄先生はやはり偉大なんだよな。みんなドラえもんのび太とブリキの迷宮見よう。
— じも@Liella!4th愛知フラスタ企画 (@chin77ms) May 1, 2023
ドラえもん・のび太とブリキの迷宮。セルフレジ・産業用ロボット・AIを見るとこの作品を思い出す。携帯電話やパソコンも身近とはいえない30年前に制作。人間は科学で自滅する、現代社会への警告。最後の科学者のセリフ。劇中の重苦しさを払拭する主題歌。人間がコロナ時代の日本人にも見える。 pic.twitter.com/8F2g1B8o4q
— nittelegiants (@ippikiookami55) April 12, 2023
おわりに
私が映画『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
次に見たいと思っている映画は『ドラえもん のび太とアニマル惑星』です。
のび太の家に謎のピンクのモヤが出現して、そのモヤをくぐると動物たちが暮らすアニマル惑星に行ける物語です。その星には神話が存在していてニムゲという悪者が、アニマル惑星を襲撃しに来る展開が描かれます。