新潟県にお住いの34歳女性(主婦)が2022年11月頃に「U-NEXT」で見た映画『みんなのいえ』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『みんなのいえ』を見ようと思ったきっかけ
もともと、三谷幸喜さんの作品が好きだったからです。
テレビを買い替えた際に、キャンペーンで期間限定でU‐NEXTの無料視聴が付いており、その中で大好きな作品だったみんなのいえも視聴できました。
三谷幸喜さんの映画作品はどれもとても面白く、人間味があって、一度見始めると最後まで惹きつけられ、映画の世界観に浸ることができます。
ちょうど、空いた時間もあったことから、気分転換も兼ねて見ました。
映画『みんなのいえ』の内容
とある若い夫婦がおしゃれな新居を建てようと計画をし始めます。
設計は、別件でお世話になったインテリアデザイナーの方に依頼し、施工は大工である妻の父親にお願いをします。
しかし、この二人の考えはことあるごとにぶつかり、大工の父親が自分の考えで押し進めようとします。
インテリアデザイナーの男性は自分の考えが全く受けれられないことに腹を立てつつも妥協せざるおえない状況の中で、施工が進んでいきます。
若い夫婦はどちらにも気を遣うことに次第に疲れていきますが、大嵐をきっかけに大工の父親とインテリアデザイナーは信頼が結ばれ、ついにマイホームが完成するストーリーとなっています。
映画『みんなのいえ』の作品情報
作品情報
- 監督:三谷幸喜
- 脚本:三谷幸喜
- 原作:‐
- キャスト/出演者:
- 唐沢寿明
- 田中直樹
- 八木亜希子
- 田中邦衛
- 主題歌:‐
- 日本公開日:2001年6月9日
- 上映時間:115分
- 公式サイト:‐
映画『みんなのいえ』のあらすじ
お洒落なマイホームを夢見る若い夫婦は、新進気鋭のインテリアデザイナーに設計を依頼。施工は大工である妻の父親が行うことになる。しかしモダニズム志向の男性デザイナーと日本の在来工法にこだわる石頭の大工は正反対の性格で、事あるごとに衝突。夫妻はなんとか間を取り持とうとするが、うまくいかず。そんなある日、街に大嵐がやってくる。デザイナーと大工が建築現場の様子を見に行ったことを知った夫は自分も向かうことにするが、そこで予想外の事故が起きてしまう。
映画『みんなのいえ』の予告編
映画『みんなのいえ』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『みんなのいえ』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 妻の父親が大好きな婿のやきもち
- 大工の父親とインテリアデザイナーの意地の張り合い
- 遂に完成したマイホームの全容
妻の父親が大好きな婿のやきもち
ココリコ田中さんが演じる若い夫婦の夫は、田中邦衛さん演じる妻の父親の昔気質の性格が大好きで、気に入ってもらいたくて父親の話には何でも頷いてしまいます。
唐沢寿明さん演じるインテリアデザイナーと妻の父親がもめることも、大変ではあるものの仲良くされるよりは安心して二人の関係を見てられていました。
ですが、大嵐の日に、妻の父親とインテリアデザイナーの男性が共に建築途中の家の様子を見に行ったことを知ると、気が気じゃなく、嵐の中妻の夫も現場に向かいました。
でも、それが大きな事件を引き起こすことになりました。
その大きな事件をきっかけに、意気投合し始める妻の父親とインテリアデザイナーの男性にやきもちを焼くシーンは必見です。
大工の父親とインテリアデザイナーの意地の張り合い
何かにつけぶつかる妻の父親とインテリアデザイナーの男性は、喫茶店でコーヒーを飲むにも、食事をするにも、片方が砂糖をコーヒーに入れればもう片方も負けじと入れ、片方が塩を食事に振れば、もう片方も負けじと振れ、二人の意地の張り合いは、何度見ても笑いがこみ上げてきます。
そして、横文字で自分の考えを表現するインテリアデザイナーの男性に対して、理解を示さず無理やり自分の考えを押し進める妻の父親のやり口は、見ていてはらはらしつつも、やっぱり、笑えるシーンです。
遂に完成したマイホームの全容
インテリアデザイナーの男性の考え、大工の父親の考え、夫の母親の考えなど、様々な人の思いに右往左往した家が遂に完成し、お披露目会をするシーンは見どころが満載です。
映画の途中では、「それは断ろう。」と若い夫婦が話しているのですが、完成した家には「あれ?結局採用されたんだ。」と驚きと笑いがこみ上げてきます。
しかも、大工の父親がこだわった和室は、立派ではあるものの、本人自体も「大きすぎた」と言うくらいの斬新な造りとなっています。
マイホームを考えたとき、この映画のほどではないものの、やっぱり、両親や周りの方の意見が反映されるもんなあと実感とともに見れるところは、見どころの一つです。
映画『みんなのいえ』を見終わった感想
見終わった後は「おもしろかった~!」という満足感と共に、見どころの場面を思い出してついつい笑みがこぼれます。
そして、どんな話だったのか、どこがおもしろかったのか、誰かに伝えたくなります。
シュールな場面ではありますが、脚本家の夫が書いた話が映像となって出てくる場面は、「なんでゴジラだったんだろう?」「火星人っておもしろすぎる。」と自分でつやきながら笑っちゃうくらい、愉快で、人間味があって、最初から最後まで楽しめる映画であることを実感できます。
映画『みんなのいえ』で印象に残った名言
私が映画『みんなのいえ』を見て特に印象に残った名言です。
「岩田長一郎」のセリフ
俺はそんなこと(そんなの)聞いたことねえ!
映画『みんなのいえ』の評価や口コミ
他の方が映画『みんなのいえ』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
ちょうど先日、二十年ぶりに映画「みんなのいえ」を見たのね。三谷幸喜監督脚本作、「真田丸」でもそうだったが、「一つのなにかを組み上げていくに内側の悲喜こもごも」という、三谷作品の魅力満載の作品。 pic.twitter.com/mk0q8k3KyV
— SOW@ (@sow_LIBRA11) April 5, 2023
何気にほのぼのする映画
「みんなのいえ」 pic.twitter.com/NM4NpEbcxv— マサ (@yECLddLLsoOJrXy) September 10, 2022
みんなのいえっていう映画めっちゃよかった
田中邦衛ちゃんとみたことなかったけどやっぱ名優なんだなあ
とにかく面白くて良い映画だった
— ITAREE (@AgRee_ITAREE) October 9, 2022
おわりに
私が映画『みんなのいえ』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
次に見たいと思っている映画は『ザ・マジックアワー』です。
町のギャングのボスの愛人を寝取ったり、そして自分が逃れるために無名の俳優をだまして殺し屋を演じさせたりと、ハラハラで楽しそうな映画です!