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【ネタバレ注意】映画『孤狼の血 LEVEL2』のレビュー!映画を見た感想は「まさに現社会で生き抜くためのバイブル」

兵庫県にお住いの30歳女性(IT・通信系:営業)が2021年9月頃に「映画館」で見た映画『孤狼の血 LEVEL2』のレビューをご紹介します。

映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。

この映画の見どころ

  • 松坂桃李と鈴木亮平のラストシーンです。松坂桃李が鈴木亮平に銃を向けて仕留めるシーンは非常に痺れました。
  • 終わらない闘いがここにあります。日常と裏社会は表裏一体、まさに現代人のバイブルとも言えます。
  • 松坂桃李と鈴木亮平のタイマン勝負!立場が真逆の男同士の対決が大迫力でした。
  • 大上の遺志をバッチリ受け継いだ日岡の変貌ぶりに注目
  • 恨みをかうと後から復讐される怖いシーンがたくさん
  • 上林の生まれた環境が全ての元凶となっている家族ってなんだろうと思う作品

映画『孤狼の血 LEVEL2』を見ようと思ったきっかけ

警察と暴力団の抗争、というテーマに惹かれました。

私自身、そのようなテーマのコンテンツに非常に興味があります。

また、今回は前作の続編ということもあり、人気のシリーズなんだなと思い観に行きました。また、キャストの俳優さんがかなり豪華であることも非常に魅力的でした。

それを踏まえてCMやプロモーションを目にした際に衝撃を受けて「恐い!」とも思いましたが、テーマとキャストに惹かれ、前売り券も購入し楽しみにしておりました。

映画『孤狼の血 LEVEL2』の内容

ただ単に警察と暴力団の抗争、というわけではなく、こういう風に裏社会と日常生活は表裏一体であるということが分かった映画でした。

警察(国家)側、暴力団側、どちらかの正義はどちらかの悪で、どちらかの悪はどちらかの正義。置かれている立場や環境が違うと、こうも世界が変わるのか、、と考えさせられるような内容です。

理不尽なことばかりで、綺麗事を言っていると生きていけない。というよりも生き残れない。決着がつくまでずっと闘い続ける警察と暴力団のお話でした。

映画『孤狼の血 LEVEL2』の作品情報

作品情報

  • 監督:白石和彌
  • 脚本:池上純哉
  • 原作:柚月裕子『孤狼の血』シリーズ
  • キャスト/出演者:
    • 松坂桃李
    • 鈴木亮平
    • 村上虹郎
    • 西野七瀬
    • 音尾琢真
    • 早乙女太一
    • 渋川清彦
    • 毎熊克哉
    • 筧美和子
    • 青柳翔
    • 斎藤工
    • 中村梅雀
    • 滝藤賢一
    • 矢島健一
    • 三宅弘城
    • 宮崎美子
    • 寺島進
    • 宇梶剛士
    • かたせ梨乃
    • 中村獅童
    • 吉田鋼太郎
  • 主題歌:アイナ・ジ・エンド「ロマンスの血」
  • 日本公開日:2021年8月20日
  • 上映時間:139分
  • 公式サイト:https://www.korou.jp/

映画『孤狼の血 LEVEL2』のあらすじ

3年前に暴力組織の抗争に巻き込まれ殺害されたマル暴の刑事・大上の後を継ぎ、広島の裏社会を治める刑事・日岡。しかし、刑務所から出所した“ある男”の登場によって、その危うい秩序が崩れていく…。やくざの抗争、警察組織の闇、マスコミによるリーク、身内に迫る魔の手、そして圧倒的“悪魔”=上林の存在によって、日岡は絶体絶命の窮地に追い込まれる…!

映画『孤狼の血 LEVEL2』の予告編

映画『孤狼の血 LEVEL2』の見どころをネタバレ覚悟で解説

私がネタバレ覚悟で解説したい映画『孤狼の血 LEVEL2』の見どころは大きく3つです。

この映画の見どころ

  • 松坂桃李と鈴木亮平のラストシーンです。松坂桃李が鈴木亮平に銃を向けて仕留めるシーンは非常に痺れました。
  • 終わらない闘いがここにあります。日常と裏社会は表裏一体、まさに現代人のバイブルとも言えます。
  • 松坂桃李と鈴木亮平のタイマン勝負!立場が真逆の男同士の対決が大迫力でした。
  • 大上の遺志をバッチリ受け継いだ日岡の変貌ぶりに注目
  • 恨みをかうと後から復讐される怖いシーンがたくさん
  • 上林の生まれた環境が全ての元凶となっている家族ってなんだろうと思う作品

松坂桃李と鈴木亮平のラストシーンです。松坂桃李が鈴木亮平に銃を向けて仕留めるシーンは非常に痺れました。

松坂桃李の因縁の相手、鈴木亮平との最後のカーチェイスだったり銃撃戦だったりが本当に見どころです。かなり面白いです。

最後、松坂桃李はボロボロになりながらも必死の思いで鈴木亮平を銃撃(狙撃)します。

それが自分の銃ではなく、こちらもかなりの因縁の相手(警察の上司)の銃を使い、撃ち殺します。

そのシーンの松坂桃李の表情と風貌、もう瀕死状態ではあるもののボロボロの状態ではあるが決め込みにいく感じがたまらなくカッコ良かったです。

終わらない闘いがここにあります。日常と裏社会は表裏一体、まさに現代人のバイブルとも言えます。

日岡(松坂桃李)の彼女(西野七瀬)の弟(村上虹郎)が薬に溺れ、人格だけではなく人生もむちゃくちゃになっていくところです。

日岡にずっと可愛がってもらっていたが、極秘調査のために潜入捜査をさせ、最大の極悪組織の仲間として情報を共有させるのですが、スパイをしているのではと疑われて仲間の証拠として指を落とせと言われたり、ボス(鈴木亮平)から薬を打たれたりと、段々奈落の底に落ちていくさまが余りにもリアルでした。

そのような場面を見たことも、今後見ることもないであろう場面であるのに「きっと裏社会はこうなんだ。絶対こうだ」と思わせるような演技でした。

村上虹郎さんはまだまだお若いとのことでしたので、今後の活躍に期待ですし、彼が出演する別の作品も観てみたいと思いました。

松坂桃李と鈴木亮平のタイマン勝負!立場が真逆の男同士の対決が大迫力でした。

西野七瀬(日岡の彼女)の弟(村上虹郎)が亡くなった後に、西野七瀬が日岡に対して「警察は正義のためなら何をしてもいいんか?」と泣き叫びながら聞くシーンは感情がおかしくなりそうでした。

自分の弟がもしこういう状況になったら、と考えると胸が痛くなり涙が出てきました。

すごい形で亡くなってしまったため、日岡も罪悪感でいっぱいになり、彼女を抱きしめて「ごめん」と何度も謝っていたシーンもかなり見どころかと思います。

大上の遺志をバッチリ受け継いだ日岡の変貌ぶりに注目

孤狼の血の1では大上のやることに嫌な顔をしたり、時には怒って従わない正義の警察を貫き通していた日岡でしたが、LEVEL2の日岡は大上そのものでした。

なんなら大上を上回る勢いの凄みを出しながら広島の治安を守っています。

元々真面目な日岡だったせいもありますが、真面目に今は亡き大上のやり方をなぞっており、大変恐ろしい警察となっていました。

しかし、仲間思いの部分は健在で不器用ながらチンタを案じたりと新しいキャラクターとして日岡は存在していました。

恨みをかうと後から復讐される怖いシーンがたくさん

孤狼の血LEVEL2は復讐が復讐を呼ぶ復讐の連鎖を中心に進む物語です。

上林が刑務所で受けた刑務官からの暴行に対する報復からはじまり、物語全体を通した日岡への恨み、チンタがスパイだった事がバレたときの凄惨な暴行など目を覆いたくなるような復讐シーンがたくさんあります。

また日岡と新相棒となる捜査一課の瀬島が実は夫婦揃ってスパイだったために起きた惨事の責任を瀬島にとらせるチンタの姉など最後まで復讐が復讐を呼ぶ場面が満載です。

上林の生まれた環境が全ての元凶となっている家族ってなんだろうと思う作品

上林はこれまで見たことがないくらい攻撃的で残酷な男で、やり口も汚く人を人だと思わないような場面がたくさんあります。

組みを乗っ取るために家にいた組長夫婦を裸にして首輪で首吊りにしたり、上林の殺し方は目を親指で潰すという衝撃的なものですが、上林には悲惨な幼少期の影響で愛というものを知らず蔑んだような目で自分を見てくる両親や犬にまでも激しい怒りを覚えていました。

チンタと姉の裕福ではないけど暖かい家族とどうしても比べてしまい上林がもう少し優しい心に触れていたらここまで堕ちることなかったように思います。

映画『孤狼の血 LEVEL2』を見終わった感想

「恐かった」ますはこの一言に尽きます。ただ、単に「恐かった」だけではございません。日常と裏社会は表裏一体であることを痛感しました。

というのも、日々様々な事件事故を何かしらの媒体で目にするもどこか「自分には無関係。自分は違う」と思い込んでいるところが誰しもあるかと思います。

良くも悪くも平和ボケしている自分にもってこいの映画だと感じました。

いつも何かに怯える、という意味合いではなく「常に危機感を持つ」ということを意識して生活すべきであると思いました。

この映画は平成初期のお話で、現代とは少し異なった描写ももちろんありますが、平成初期だからといって現在と全く違う、というわけでもないと思います。

なんとなく平和ボケしている自分にはかなり刺激的な映画でした。

映画『孤狼の血 LEVEL2』で印象に残った名言

私が映画『孤狼の血 LEVEL2』を見て特に印象に残った名言です。

「日岡秀一」のセリフ

たいぎいんじゃわりゃあ(広島弁で「うるさいんじゃお前ら」という意味だそうです)

「日岡秀一」のセリフ

おどれりゃ、外野は黙ってみとりゃええんじゃあ

映画『孤狼の血 LEVEL2』の評価や口コミ

他の方が映画『孤狼の血 LEVEL2』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

おわりに

私が映画『孤狼の血 LEVEL2』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。

次に見たいと思っている映画は『孤狼の血』です。

今回の「狐狼の血 Level2」の前作になりますが、Level2で出演している松坂桃李がなぜこのような刑事になったのか理解(納得)できる内容となっているようです。

役所広司が演じる大上とタッグを組み、日岡(松坂桃李)が奮闘するシーンなどもあるようなので、前作を見るのが楽しみです。

ほかに見たいと思っている映画は『流浪の月』です。

大学生による少女誘拐事件から15年後に関する内容になっているのですが、誘拐犯と少女の愛でも恋でもない関係が面白そうです。







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