神奈川県にお住いの33歳男性(IT・通信系:一般事務)が2022年7月頃に「U-NEXT」で見た映画『ザ・リング』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『ザ・リング』を見ようと思ったきっかけ
普段から映画やドラマのサブスクリプションの画面を徘徊しており、お勧めとして表示されていたからです。
また動画配信サイトで心霊映像を見るのが好きなのですが、どうしても映画作品は本物の映像ではないような認識があり、サスペンスは見るとしてもホラーは避けていたジャンルです。
日本版のリメイクとなりますが、私は日本版を見ておりません。
当時は10代で怖い作品を見る勇気はなかっただろうし、何となく出演されている日本俳優が記憶にある程度でした。
映画『ザ・リング』の内容
自分の姪が原因不明な状態で死んでしまったことから、その親である姉から調査を依頼されたナオミ・ワッツ。
調べていくうちに10代の子供の間で流れる噂にある呪いのビデオの存在を知ります。
そのビデオの映像を見た人間には見知らぬ誰かから「あと7日」と囁くような電話が来て、その死の宣告の通りに必ず死んでしまいます。
結果的にそれを手に入れ、自らと息子もその呪いを受けたと自覚し事件解決に奔走するた主人公は、息子の父親と共に調査を急ぎ進めていくことに。
映画『ザ・リング』の作品情報
作品情報
- 監督:ゴア・ヴァービンスキー
- 脚本:スコット・フランク/アーレン・クルーガー
- 原作:『リング』鈴木光司/『リング』中田秀夫
- キャスト/出演者:ナオミ・ワッツ/マーティン・ヘンダーソン
- 音楽:ハンス・ジマー
- 日本公開日:2002年11月2日
- 上映時間:116分
- 公式サイト:‐
映画『ザ・リング』のあらすじ
悪夢を映したような映像が流れるそのビデオテープを見た人間は誰であれ、ちょうど7日後に必ず死ぬ。新聞記者のレイチェルは、そのテープの謎を突き止めるため独自に調査し、やがてそれを見つけ出す。
映画『ザ・リング』の予告編
映画『ザ・リング』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『ザ・リング』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 原作を尊重するようなオマージュ
- それでいてオリジナルな設定も悪くない
- 普段はドラマに出ることが多い役者について
原作を尊重するようなオマージュ
主人公のひとり息子エイデンはクリッと大きな目に笑顔を見せず、年齢よりも落ち着いた印象です。
彼はひとりでネクタイを結び、いつも絵を書いていました。
死んでしまった従姉妹の通夜でも、死んでしまったことへの悲しさを口にはしませんでした。
調査の最初の手がかりは、姪が友達と行った旅行先での写真です。
写真に映る全員の顔は空間を捻じ曲げるように大きく歪んでいました。
ビデオを見た後で写真に映る自分の顔も、何度撮り直しても本来の自分の顔の通りに写りません。
ビデオと写真、両方を見せて相談されたレオンはどうせ学生が作ったものだと彼女を宥めるものの、一応ビデオのコピーを録るようにいい、調べてみるよと部屋を後にします。
それでいてオリジナルな設定も悪くない
長い梯子、馬、痛々しい誰かの指、鏡、海、灯台、暗闇に差す円形の光、ビデオに次々と映るものを頼りに、ある女性が関わっている事件の存在にたどり着きます。
悪夢を見て起きた時、ベッドにいない息子を探しリビングに行くと、呪いのビデオを再生する息子を発見します。
映るのは禍々しさを放つ井戸の縁に青白い手が掛かるところでした。
直ぐにビデオデッキの電源を消しビデオを放り投げますが、息子は映像を見てしまいました。
映った手がかりの中で見つけたある島の灯台に呪いを解く何かがあると思った主人公は、近辺の牧場で静かに暮らす男性と出会います。
その女性と同じ苗字の男性は、ビデオを頼りに家に来たと言う主人公を歓迎せず、自分に家族など居ないと言い放ち、追い返します。
普段はドラマに出ることが多い役者について
姪が友達と行った宿泊施設に居るキャラクターは、海外ドラマNCISでギブスの故郷のいじめっ子として出演されていた俳優の方が演じられています。
主人公が出会う、この女性と同じ苗字の男性を演じているのが、映画ボーンアイデンティティのアボットです。
相談してから2回目にレオンに会った時に居合わせた長い黒髪の女性が、ポーリー・ペレット。
映画作品でなくドラマに出演することが多い俳優で、しかも重要な配役が多い方々が出演されているので、テンションが上がります。
映画『ザ・リング』を見終わった感想
ナオミ・ワッツが主演されています。
海外俳優のホラー作品での演技は視聴者を故意に驚かせたり、女性キャラクターの甲高く叫ぶ演技に見飽きてしまう印象なのですが、ナオミ・ワッツの演技は全体的に落ち着いていました。
呪いのビデオが作られた経緯を調べるジャーナリストの役の目線で物語が進行していき、導入から同じ目線で見やすく引き込まれました。
あまり意識して出演作品を見たことが無かったのですが、めちゃくちゃ可愛いらしい方ですね。
彼女の出演作品を掘り下げていきたいと思いました。
映画『ザ・リング』で印象に残った名言
私が映画『ザ・リング』を見て特に印象に残った名言です。
「サマラ・モーガン」のセリフ
あと7日
映画『ザ・リング』の評価や口コミ
他の方が映画『ザ・リング』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
映画『ザ・リング』の、ハリウッド版貞子ことサマラのこのシーン、最近はいつも心の中に張り付いてる。人を傷つける能力を持って生まれてしまった彼女が閉じ込められ「もう人を苦しめたくないだろう?」と聞かれて「でも苦しめてる。ごめんなさい。止められないの」と無表情に答えるシーン。 pic.twitter.com/O8eX9EASGV
— 光岡三ツ子 (@mitsumitz) May 23, 2021
映画『ザ・リング』は呪いのビデオの中身が嫌いでもう一度見たいと思わない…。円盤の初回特典はその映像のみ入ったVHSが付いてきたのを覚えているが、釘で指刺したところが正直二度も見たくない。
— だがつづる (@fixatauti) May 26, 2020
ハリウッドリメイキング映画「ザ・リング」ありましたね。貞子は「サマラ」と言う名前。
超怖かった😱きっと閣下は観てるな🤣— ウサコママ🇺🇦 (@Shinobu3922) August 16, 2022
おわりに
私が映画『ザ・リング』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
次に見たいと思っている映画は『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』です。
人気アニメの準レギュラー刑事の男女がいよいよ結婚します!そこにロシアの工作員が仕掛けた事件に巻き込まれてしまう主人公たちの、もはや冒険活劇が楽しみです。