東京都にお住いの39歳男性(フリーランス)が2022年2月頃に「ブルーレイディスク」で見た映画『機動戦士ガンダムF91』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『機動戦士ガンダムF91』を見ようと思ったきっかけ
元々ガンダム作品が好きだったからです。
近年はテレビアニメでガンダムの最新作がなかなか製作されないので、すっかり自分の中のガンダム熱が冷めていました。
しかしテレビアニメ版の「機動戦士ガンダム THE ORIJIN」の再放送を視聴したのと「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の劇場公開を機に自分の中のガンダム熱が戻りました。
そしてこれまでのガンダム作品の映画をいっきに見直してみようと思ったのがきっかけです。
映画『機動戦士ガンダムF91』の内容
機動戦士ガンダムF91は前作の映画である「逆襲のシャア」から約30年後の年月が経過した宇宙世紀0123年が舞台です。
今作では敵勢力がジオン系の勢力ではなく貴族主義を掲げるクロスボーン・バンガードが新たなる敵勢力として登場します。
それに併せて敵のモビルスーツ(機体)もザクみたいなモノアイとは違うデザインの機体となっています。
そしてガンダムシリーズ発の自律式の無人殺人兵器であるバグと呼ばれるクロスボーン・バンガードが開発した兵器が登場します。
これまでとは違う新たなる宇宙世紀のガンダムが見れます。
映画『機動戦士ガンダムF91』の作品情報
作品情報
- 監督:富野由悠季
- 脚本:伊東恒久、富野由悠季
- 原作:富野由悠季
- キャスト/出演者:辻谷耕史、冬馬由美、前田昌明
- 主題歌:森口博子「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」
- 日本公開日:1991年3月16日
- 上映時間:115分(劇場公開版)/120分(完全版)
- 公式サイト:http://www.gundam-f91.net/
映画『機動戦士ガンダムF91』のあらすじ
スペースコロニーを開発し、生活圏を宇宙空間へ拡げた人類は、繁栄の時代を迎えていた。しかし、急速に台頭してきた巨大組織クロスボーン・バンガードは、地球政府の腐敗を厳しく批判、理想世界コスモ・バビロニアの建設を謳って、戦いを仕掛けてきた。スペース・コロニーに住む高校生シーブック・アノーは、否応なしに宇宙規模の大戦争へと巻きこまれていく。
映画『機動戦士ガンダムF91』の予告編
映画『機動戦士ガンダムF91』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『機動戦士ガンダムF91』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- ジオン系とは異なる新たなる敵組織と一新されたデザインの機体
- ガンダムシリーズ発の自律式の無人殺人兵器
- ガンダムF91の活躍
ジオン系とは異なる新たなる敵組織と一新されたデザインの機体
ガンダムF91での敵は今までのジオン系の勢力ではなく貴族主義を掲げるクロスボーン・バンガードが新たなる敵勢力として登場します。
扱っているモビルスーツ(機体)もこれまでのジオン系の勢力が運用していたザク系のモノアイ型のデザインのモビルスーツ(機体)とは異なるデザインとなっていて一新されています。
逆襲のシャアから約30年の年月が経過しているので技術力も向上していてモビルスーツの小型化も進んでいます。
一方で地球連邦軍はジェガンなどの逆襲のシャア当時のモビルスーツ(機体)を現在も運用していて近代化があまり進んでおらず戦闘も対応できない状況となっています。
ジオン系の組織に代わる新たなる敵組織としての存在感は見所です。
ガンダムシリーズ発の自律式の無人殺人兵器
敵組織であるクロスボーン・バンガードは物語中で運用試験も兼ねてバグと呼ばれる自律式の小型無人殺人兵器を使用します。
人間の体温や二酸化炭素に反応してバグに搭載されているチェーンソーやレーザの他、子バグと呼ばれるバグよりも更に小型のバグで親バグ同様にチェンソーやレーザー更に体当たりによる自爆で無差別に人間を殺します。
しかもこれが大量に放たれていています。
劇中では、犠牲者が多数出てしまいグロテスクなシーンが描かれていて、ガンダムシリーズのトラウマにもなっています。
ガンダムF91の活躍
主役機であるガンダムF91が活躍します。
パイロットは軍人ではなく民間人のシーブック・アノーと呼ばれる少年です。
これまでのガンダム作品の主人公(アムロ、カミーユ、ジュドー)のように戦いの中で次第にニュータイプに覚醒します。
ガンダムF91は地球連邦軍の最新鋭の兵器で従来のモビルスーツに比べて小型化もされてビームシールドといった画期的な兵装もされています。
最大の見せ場は終盤にクロス・ボーンバンガードの総帥である鉄仮面(カロッゾ・ロナ)の搭乗するラフレシア戦です。
質量のある残像でラフレシアを奔走して、最後は至近距離からビームランチャーで攻撃してとどめを刺すシーンは見所です。
映画『機動戦士ガンダムF91』を見終わった感想
これまでのジオン系の勢力とは違う新たなる敵組織と敵のモビルスーツ(機体)との戦いは新たなる宇宙世紀の戦いを予感させてくれます。
アニメ映画とはいえバグ(自律式の無人殺人兵器)による無差別に人間を攻撃するのは衝撃的でした。
貴族主義という綺麗ごとを掲げていながらも所詮はティターンズ(機動戦士Zガンダムの敵組織)のような非人道的な敵組織なのだということがわかります。
ガンダムF91は機体のデザインも戦闘シーンともにカッコよく最後のラフレシア戦での分身による残像でかく乱させるのはこれまでのガンダムにない演出は見物です。
そして劇中で流れる挿入歌とエンディングの唄は機動戦士Zガンダムで主題歌を担当した森口博子さんだったのも良かったです。
映画『機動戦士ガンダムF91』で印象に残った名言
私が映画『機動戦士ガンダムF91』を見て特に印象に残った名言です。
「カロッゾ・ロナ」のセリフ
「人類の10分の9を抹殺しろと命令されればこうもなろう!」
映画『機動戦士ガンダムF91』の評価や口コミ
他の方が映画『機動戦士ガンダムF91』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
#少なくとも5回以上観ていてまだ観るのを楽しめる映画を挙げよ#機動戦士ガンダムF91#ガンダムF91#F91#F91しか勝たん
水星の魔女からガンダムに入った世代にも是非見て貰いたい pic.twitter.com/mhlyUkywwf— naoki@Pleasure2023絶対参戦したい(脱エロ路線中) (@aokiryusei27mk2) November 12, 2022
#はたまめレビュー 4341#機動戦士ガンダムF91 プリクエル 4
ザビーネの話が中心です。
戦争がない時代のMS乗りの不遇が描かれてますね、倒す相手がいなければエース級の腕があっても無駄ですね。
ザビーネが拾われた事故の犯人をやれたけどスッキリはしません。 pic.twitter.com/eZZmMP9v2N— hatamame hazu (@HatamameH) November 7, 2022
全人類は見て!!!!!
機動戦士ガンダムF91は良いぞ!!! pic.twitter.com/CrJ3rHVhZI— ちえりん☆🍎 (@ZBKNsuki) November 5, 2022
おわりに
私が映画『機動戦士ガンダムF91』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。