東京都にお住いの39歳男性(フリーランス)が2022年7月頃に「ブルーレイディスク」で見た映画『機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-』を見ようと思ったきっかけ
元々ガンダム作品は好きだったからです。
近年はテレビアニメでガンダムの最新作がなかなか製作されないので、すっかり自分の中のガンダム熱が冷めてしまっていました。
しかしテレビアニメ版の「機動戦士ガンダム THE ORIJIN」の再放送を視聴したのと「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の劇場公開を機に自分の中のガンダム熱が再び高まりました。
そして、これまでのガンダム作品の映画をいっきに見直してみようと思ったのがきっかけです。
映画『機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-』の内容
テレビ版の機動戦士Zガンダムのエゥーゴによるガンダムmk-Ⅱ奪取~アムロとの再会までが描かれています。
宇宙世紀0087年、地球圏は反地球連邦組織エゥーゴとジオン残党狩りを目的とした、地球連邦軍のエリート集団ティターンズが戦っています。
そんなエゥーゴとティターンズに属する者達の戦いが、テレビ版と本作劇場版の為に新たに描いた新旧の作画も織り混ぜて見ることができます。
音声なども新たに収録された新訳機動戦士Zガンダムシリーズの第1作になります。
映画『機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-』の作品情報
作品情報
- 監督:富野由悠季
- 脚本:富野由悠季
- 原作:矢立肇(原案)、富野由悠季
- キャスト/出演者:
- 飛田展男
- 池田秀一
- 古谷徹
- 鈴置洋孝
- 古川登志夫
- 鵜飼るみ子
- 井上和彦
- 岡本麻弥
- 檜山修之
- 郷里大輔
- キートン山田
- 島田敏
- 沢木郁也
- 小杉十郎太
- 勝生真沙子
- 高島雅羅
- 浪川大輔
- 新井里美
- 主題歌:Metamorphoze 〜メタモルフォーゼ〜
- 日本公開日:2005年5月28日
- 上映時間:95分
- 公式サイト:http://www.z-gundam.net/
映画『機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-』のあらすじ
地球連邦政府とジオン公国の戦争末期、人型の機動兵器・モビルスーツが実戦投入される。それから10年弱。地球とスペースコロニーの住人間の確執は、依然として続いていた。そんな中、スペースコロニーに住む少年は連邦軍に反逆し、新型のモビルスーツを盗んで反地球連邦組織へ身を置く。一方、新型モビルスーツを奪われた連邦軍の組織は少年の両親を人質にとり、罰を与える。両親の死を悲しむ間もなく、少年は反地球連邦組織の作戦で地球へ降りて、ある男と出会う。
映画『機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-』の予告編
映画『機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 地球連邦軍系列の組織同士の戦い
- ティターンズの横暴
- アムロとシャアの再会
地球連邦軍系列の組織同士の戦い
エゥーゴとティターンズという組織ですが同じ地球連邦軍系列の組織になります。
前作である機動戦士ガンダム(1stガンダム)ではジオンという敵勢力が本作では、同じ連邦軍系の組織同士の戦いになります。
そのため、互いにガンダムやジム系やザクのようなモノアイ系の機体が配備されていて使用されています。
そして本作では可変機能を搭載したモビルスーツが登場します。
メッサーラとアッシマーが該当します。どちらも強敵として描かれていますので見応ありです。
ティターンズの横暴
機動戦士Zガンダムでの主人公カミーユ・ビダンをはじめとしたエゥーゴの敵組織であるティターンズはとにかく横暴な印象を受けます。
その原因がティターンズ総司令官であるバスク・オム大佐とジャマイカン・ダニンガン小佐にあります。
この2人が目的の為ならば手段を選ばない人物で、自分に意見をしたブライトを殴り飛ばしたり奪われたガンダムmk-Ⅱ奪還の為に、カミーユの両親を人質にしたりします。
ジャブロー降下作戦の際には、敵であるエゥーゴを倒すために味方である同じティターンズの部隊や駐留して地球連邦軍共々核爆弾で始末しようするなど、ブラック企業さながらの横暴ぶりが、ある意味見所です。
アムロとシャアの再会
終盤に前作機動戦士ガンダム(1st)ガンダムの主人公であるアムロが登場します。
アムロは地球連邦軍に警戒されて現在は軟禁状態になっています。
しかしかつてのホワイトべースに一緒にいたカツの手引きもあって、小型ジェット機を奪取して脱走することに成功します。
一方カミーユとクワトロ(シャア)は、ブラン率いるティターンズの追撃を受けていて苦戦します。
そしてブランの搭乗するアッシマーに母艦でもあるアウドムラは正面をとられ、絶体絶命のピンチを駆け付けたアムロが小型ジェット機で体当たりして危機を脱します。
そしてアムロとシャアは7年ぶりの再会を果たします。
この場面で幕引きとなる終わり方は最高です。
映画『機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-』を見終わった感想
テレビ版と比較すると主人公であるカミーユはテレビ版では反抗的な場面が多かったですが、劇場版では悪態をさらす場面は減っています。
ファ・ユイリィなど一部のキャラクターの声を担当している声優は変更されていますが、特に問題はなかったです。
戦闘面の演出はテレビ版より迫力があってかなり良いです。
作画はテレビ版と劇場版の作画が場面によって交互に入れ替わるのでこれは賛否両論だと思いますが、それでも新たに描かれた作画が見れて良かったです。
映画『機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-』で印象に残った名言
私が映画『機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-』を見て特に印象に残った名言です。
「バスク・オム」のセリフ
「一般将校は黙ってろ!ここはティターンズの拠点である! 正規の連邦軍と、やり方が違う!」
映画『機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-』の評価や口コミ
他の方が映画『機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
映画:機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-
うわぁZガンダム懐かしいなぁ
1stの頃よりも後の映画なだけあって新規映像部分がめっちゃ分かりやすい
そしてガンダムなだけあって最後はアムロとシャアが出会って引きか
主人公はカミーユなんだけどクワトロ中尉も大概主人公よな— あ@アニメ垢 (@nekokansouyox) December 22, 2022
【ロボアニ・今日は何の日】
2005年5月28日『機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-』公開。
『新訳』劇場三部作の一作目。富野監督の心がささくれていた?時代に創ったZガンダムを、新規映像や変更を加え自ら再構成。
旧作からの声優変更(特にフォウなど)に関しては公開当時物議も。
— ロボ兄 (@roboani_jp) May 27, 2022
「機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-」視聴(2年半ぶり2回目)。全体的に展開が早く説明不足の箇所もあるけど、やはり面白い。ブラン少佐とアッシマーがやけにカッコいい。MK-IIの動きも良い。しかし、ライラ大尉の扱いは…何故だ
— kouhosya (@kouhosya) March 3, 2022
おわりに
私が映画『機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。