東京都にお住いの39歳男性(フリーランス)が2021年7月頃に「ブルーレイディスク」で見た映画『機動戦士ガンダム(劇場版)』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『機動戦士ガンダム(劇場版)』を見ようと思ったきっかけ
元々ガンダム作品は好きだったからです。
近年はテレビアニメでガンダムの最新作がなかなか製作されないので、すっかり自分の中のガンダム熱が冷めていました。
しかしテレビアニメ版の「機動戦士ガンダム THE ORIJIN」の再放送を視聴したのと「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の劇場公開を機に自分の中のガンダム熱が戻りました。
そしてこれまでのガンダム作品の映画をいっきに見直してみようと思いました。
映画『機動戦士ガンダム(劇場版)』の内容
機動戦士ガンダム(1stガンダム)の映画版でサイド7~ギレン・ザビの国葬演説までが描かれています。
サイド7で秘密裏に開発されている地球連邦軍の最新兵器ガンダムにジオン軍が調査に向かいます。
しかし調査にきたジオン兵の一人が戦功を焦って戦闘になってしまいます。
多数の死傷者が出る中、民間人のアムロはガンダムに搭乗して不慣れながらも敵を撃破します。
その後、アムロをはじめとした生存者はホワイトべースでサイド7を出港して地球に向けて発進しますが、ここから更に壮絶な戦いが始まることになります。
映画『機動戦士ガンダム(劇場版)』の作品情報
作品情報
- 監督:富野喜幸 藤原良二
- 企画:サンライズ
- 原作:矢立 肇 富野 喜幸
- キャスト/出演者:古谷 徹(アムロ・レイ) 池田 秀一(シャア・アズナブル) 鈴置 洋孝(ブライト・ノア) 鵜飼 るみ子(フラウ・ボゥ) 白石 冬美(ミライ・ヤシマ) 井上 遥(セイラ・マス) 古川 登志夫(カイ・シデン) 鈴木 清信(ハヤト・コバヤシ) 戸田 恵子(マチルダ・アジャン) 潘 恵子(ララァ・スン) 永井 一郎(ナレーター)
- 音楽:渡辺 岳夫 松山 祐士
- 日本公開日:1981年3月14日
- 上映時間: 137分
- 公式サイト:http://www.gundam.jp/movie/
映画『機動戦士ガンダム(劇場版)』のあらすじ
ジオン公国と戦争中の地球連邦は、起死回生のためモビルスーツ・ガンダムを開発する。混乱の中、少年アムロ・レイはガンダムを起動させ、苦戦しながらもガンダムを操縦し、敵を退ける。そして、ガンダムのパイロットを続けることになった彼は、戦争に巻き込まれる。
映画『機動戦士ガンダム(劇場版)』の予告編
映画『機動戦士ガンダム(劇場版)』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『機動戦士ガンダム(劇場版)』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- ガンダム(アムロ)VSシャア専用ザクⅡ(シャア)
- ガルマ・ザビの最期
- ギレン・ザビの国葬演説
ガンダム(アムロ)VSシャア専用ザクⅡ(シャア)
サイド7内部にてザクⅡを2機撃破したアムロだったが次の相手はシャアの搭乗するシャア専用ザクⅡが相手です。
シャアは、かつてルウム戦役にて地球連邦軍の戦艦4隻を沈めたことで地球連邦軍に恐れられていたジオン軍のエースパイロットで「赤い彗星」の異名で知られています。
そのシャアの搭乗するシャア専用ザクと戦闘になるアムロのガンダムです。
戦闘経験の差もあってシャアが戦闘を優位に進めていきます。
しかしガンダムの性能と装甲は並外れていて何とかシャアを退けることに成功します。
ガルマ・ザビの最期
ホワイトべースとガンダムを倒して戦功をあげようとするガルマを何とシャアは罠にかけるためにガルマに偽の情報を流し陥れます。
見事、シャアの罠にかかったガルマはホワイトべース隊に背後から一斉攻撃を受けてしまいます。
自分の最期を悟ったガルマは自分もザビ家の一員だと無駄死にしないために何とホワイトべースへの特攻を決意します。
自ら乗艦であるガウ攻撃空母の操縦をして「ジオン公国に栄光あれ」と叫び最期を迎えます。
ギレン・ザビの国葬演説
地球連邦、ジオン公国を問わず全世界にガルマ・ザビの国葬を中継演説するジオン公国の総帥ギレン・ザビと、側には父でありジオン公国の公王でもあるデギン・ソド・ザビと、ギレンの弟と妹であるドズル・ザビとキシリア・ザビの姿があります。
ザビ家の面々が勢揃いしてギレン・ザビの演説は敵であるジオン公国の存在を強大な印象を与えてくれます。
それを聞いていたアムロは「こ、これが・・・敵・・・?」ブライトは「何を言うか! ザビ家の独裁を目論む男が何を言うのか!!」と叫び直後アムロは「独裁・・・?」というセリフで幕を閉じます。
最後は強大な敵と戦わなければならにという印象を視聴者にも与えてくれます。
映画『機動戦士ガンダム(劇場版)』を見終わった感想
テレビ版ガンダムを再編集した劇場版ガンダムの第1作ですが、概ねストーリーはテレビ版と変わりません。
しかしキャラクターによってはテレビ版とは違う声優が声を担当したり、音声やサウンドがテレビ版とは違っていて映画ならではの迫力もありテレビ版を見た方も改めて視聴することができます。
勿論テレビ版を知らない新規の方も問題なく見ることができます。
最後のギレン・ザビの演説で終わる幕引きは今後の展開も気になってしまう終わり方で最高です!
映画『機動戦士ガンダム(劇場版)』で印象に残った名言
私が映画『機動戦士ガンダム(劇場版)』を見て特に印象に残った名言です。
「ギレン・ザビ」のセリフ
"国民よ立て!悲しみを怒りに変えて、立てよ!国民よ!
我らジオン国国民こそ選ばれた民であることを忘れないでほしいのだ。
優良種である我らこそ人類を救い得るのである。ジーク・ジオン!"
映画『機動戦士ガンダム(劇場版)』の評価や口コミ
他の方が映画『機動戦士ガンダム(劇場版)』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
劇場版 機動戦士ガンダム1(1981年)
再放送を経てついに映画化。
第1作目は、ほとんどTVと変わらなかった。ただ所々に安彦先生の神作画が追加されていた。#ガンダム #ガンプラ #gundam #gunpla#富野由悠季 #安彦良和 pic.twitter.com/ouN7baMC12
— miyasan(宮さん) (@miyasan2556) February 25, 2022
機動戦士ガンダム劇場版 三部作
あんなに人に挟まれたままで映画を観るなんて、もうないことだろう。
というか、まともにスクリーン見えてなかった💦 pic.twitter.com/69hlWFfx26— ヤオロズ☘️☔️💗🎀👌@通りすがりのアイドル運営 (@yorozoo30) May 25, 2021
『劇場版 機動戦士ガンダム』、テレビ版は話の中身自体は好みながらも流石に諸々の古臭さを感じてしまった僕でも、十二分に楽しめるクオリティだった。ひとつの映画としても、最後にアムロ達がギレンの演説を聞いて「敵」のことを知り、シャアも再び姿を見せ終わり…とオチるのが綺麗。
— 石動 (@sou2691521) October 17, 2022
おわりに
私が映画『機動戦士ガンダム(劇場版)』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。