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ワイヤレスイヤホンのレビュー

『Cleer ARC II Music ワイヤレスイヤホン』のレビュー!使ってみた感想は「装着時の開放感と自然な音の拡がりが良い」と感じた

宮城県にお住いの58歳男性(流通・小売系:輸入雑貨販売)が2022年10月頃に購入された『Cleer ARC II Music ワイヤレスイヤホン』を実際に使ってみたレビューをご紹介します。

購入したガジェットを実際に使ってみて良かったところやイマイチなところをまとめておりますので、ガジェットを購入する前に評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。

気に入っているところ

  • 耳を塞がないならではの開放感。
  • AptX Adaptiveに対応しており高音質。
  • マルチポイント対応でPCとスマホが自動的に切替可能。

『Cleer ARC II Music ワイヤレスイヤホン』を欲しいと思ったきっかけ

Cleer ARC II Music ワイヤレスイヤホンの外観

私はカナル型など耳の穴を塞ぐタイプのイヤホンの装着した際の圧迫感が苦手で、これまで主にヘッドホンを使用してきました。

一方で長時間使用しているとヘッドホンの重さも負担に感じており、両方を解決してくれる製品があれば良いのに、といつも思っていました。

最近オープンイヤータイプのイヤホンの音質が格段に向上しているということを知り、オープンイヤー型のイヤホンについて調べて見たところ、高音質でマルチポイント対応というこの製品があることを知り欲しいと思いました。

『Cleer ARC II Music ワイヤレスイヤホン』の特徴

Cleer ARC II Music ワイヤレスイヤホンのスペック

耳を塞がないオープンイヤータイプですので、圧迫感のない解放感抜群の装着感が素晴らしいです。

オープンイヤー型はこれまで音質が良い製品は殆どありませんでしたが、この製品はコーデックがAptX Adaptiveに対応しているので高音質で音楽が楽しめます。

音の傾向は原音を忠実に再現する方向性で、楽曲に大きく左右されることなく幅広いジャンルの音楽を楽しめると思います。

またマルチポイントに対応してますので、PCとスマホなど2デバイス間をシームレスに切り替えて使用でき、ストレスを感じることなく使用できます。

『Cleer ARC II Music ワイヤレスイヤホン』のスペック

スペック

  • 重量:12.5g(イヤホン本体)、130g(イヤホン本体+充電ケース)
  • Bluetoothバージョン:5.3
  • 対応コーデック:aptX, aptX Lossless,aptX Adaptive,AAC,SBC, LC3
  • 対応プロファイル:A2DP(v1.3),AVRCP(v1.6),HFP(v1.7)
  • ドライバー:16.2mmダイナミックドライバー
  • 周波数特性:20Hz-20kHz
  • 充電時間:10分で2時間の使用、2時間で満充電
  • バッテリー持続時間:8時間(イヤホン本体)+27時間(充電ケース)
  • 充電方法:USB Type-C
  • 防水性能:IPX5
  • マルチデバイス・マルチポイント:対応
  • 操作方法:タッチコントロール
  • 公式サイト:https://www.cleeraudio.jp/arc2/

私は新品で購入しましたので、価格は30,550円でした。

『Cleer ARC II Music ワイヤレスイヤホン』を実際に使ってみて良かったところ

私が『Cleer ARC II Music ワイヤレスイヤホン』を実際に使ってみて良かったところは大きく3つあります。

良かったところ

  • 耳を塞がないならではの開放感。
  • AptX Adaptiveに対応しており高音質。
  • マルチポイント対応でPCとスマホが自動的に切替可能。

耳を塞がないならではの開放感。

耳を塞がないオープンイヤータイプのため、耳穴にイヤーピースが入らないので物理的に負担がありません。

また、イヤーピースが耳穴に入ることによって感じる違和感や圧迫感を感じることもありません。

イヤーピースが合う合わないという問題とも無縁になります。

耳の穴の前に小さなスピーカーを置いているようなものですので、解放感抜群で自然な音の拡がりが感じられます。

フック式で耳に掛けるように装着しますが装着していることを忘れてしまいそうなくらい重さも感じませんし、装着による違和感も感じません。

AptX Adaptiveに対応しており高音質。

これまで発売されていたオープンイヤータイプのイヤホンは、密閉されない状態で高音質は難しいという概念があり、ある意味音質はないがしろにされてきました。

このCLEER ARCIIは6.2mmの超・大口径ドライバー、デュアルサイド・チャンバー構造、独自のDBE(Dynamic Bass Enhancement)テクノロジーと音質に拘りを持って設計され、コーデックもオープンイヤー型としては唯一AptX Adaptiveに対応しており高音質で音楽が楽しめます。

マルチポイント対応でPCとスマホが自動的に切替可能。

最近のワイヤレスイヤホンはマルチポイント対応が当たり前になっていますが、オープンイヤータイプはマルチポイント対応の製品はごく最近までありませんでした。

マルチポイントの利便性は、一度味わってしまいますと手放せない程のものと個人的には思っています。

マルチポイントに対応していないことで、これまでオープンイヤータイプのイヤホンが購入検討対象にならなかった大きな要因でしたが、それが解決され2つのデバイス間をシームレスに接続切り替え出来るメリットはとても大きいと思います。

『Cleer ARC II Music ワイヤレスイヤホン』を実際に使ってみてイマイチなところ

私が『Cleer ARC II Music ワイヤレスイヤホン』を実際に使ってみてイマイチなところは1つあります。

イマイチなところ

  • アプリが使えない。

アプリが使えない。

アプリでイコライザー設定などが出来るようになっていますが、アプリの接続性が良くないです。

また、接続しても別のタイプと認識されてしまい、自分が持っている製品とは異なるアプリ画面で困ってしまいました。

その後一旦正常認識して使えるようになりましたが、現在がアプリが製品を全く認識しなくなってしまいましたのでアプリでの操作はできない状態です。

メーカーサポートに連絡しましたが、ファームウェアのアップデートの予定がありますのでそれまでお待ちくださいとの回答で解決していません。

『Cleer ARC II Music ワイヤレスイヤホン』を実際に使ってみた感想

カナル型のハイエンドワイヤレスイヤホンと比べてしまうと音質はそれには劣るということにはなってしまいますが、十分高音質だと思います。

それ以上に装着時の開放感と自然な音の拡がりは、音質面を差し引いても余りあるくらいのメリットだと感じています。

音楽を聴きながらそのまま普通に会話が出来ますし、来客時のインターホンの呼び出し音が聞こえないということもありませんので、オープンイヤータイプは一台は持って置いて損はないと思います。

私はもう手放せないくらい気に入ってしまいました。

『Cleer ARC II Music ワイヤレスイヤホン』の評価や口コミ

他の方が『Cleer ARC II Music ワイヤレスイヤホン』を購入してどのように思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

前作を使っていたのですが、いろいろな理由で最新のものを買いました。
音質は、前作と比べるとかなり向上していると感じます。ドライバが大きくなり、低域は当然向上していますが、それ以上に解像感の変化の方を感じました。とにかくレンジが広がりました。ただ、使い始めて数時間という現状では、全体的に音の堅さや落ち着きのなさを感じます。いかにもエージング不足な音という感じなので、エージングで改善していくのではないかと思っています。
使用感という面では、バッテリー、防水性能、ケースの小ささ、接続の早さ等、様々な部分が正常進化していて素晴らしいです。スペック上は文句なしです。
個人的に気になったのが装着感です。個人差がある部分だと思いますが、ユニット部分が大きくなったからなのか、前作にある耳にかける部分の「曲がり」がなくなったからなのか、自分の場合、耳に接触する部分が片耳だけあり、そこがどうしても気になります。「装着感が前作のCleer ARCからは飛躍的によくなった」というようなレビュー記事もあるので、個人差がある部分だと思うのですが、みなさんどうなのでしょうかね。
最後に、前作は自分の使い方の問題なのか(汗で濡れたから?)、1年以内に充電ができなくなり、交換してもらった物も数ヶ月で電源が入らなくなることがありました。防水性能の向上の効果に期待しています。
Amazonの口コミ

Cleerというメーカーもまだ2012年に設立されたばかりの新興メーカーで日本国内では知ってる人も少ないかもしれません。
ホームページの説明にもあるように元SONYの出身者たちが立ち上げたアメリカの会社で、商品の開発や設計には多くの日本人の音響エンジニアたちがかかわっています。
前作ARCそして今回のARC2とまだ知名度は低いもののマニアの間では着実に評価され始めてるメーカーだと思います。
現在イヤホンでは耳に差し込むカナル型やインナーイヤー型が主流となっておりますが、こちらのモデルはまだ馴染みの少ないオープンイヤー型になります。
オープンイヤー型は耳に掛ける小型のヘッドホン、みたいなのをイメージされると良いかと思います。
オープンイヤー型は耳に差し込む必要がなくドライバー口径を大きく出来るメリットがありますので、音質面だと今後は同価格帯ではオープンイヤー型>>カナル型・インナーイヤー型になっていく可能性は高いと思います。
主観になりますが所有してるカナル型イヤホン、ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 3と聴き比べたところカナル型はどうしても音が籠る傾向がありますが、ARC2のほうはヘッドホンっていうよりスピーカーに近いような音の広がりがあり高音質だと感じました。
正直なところイヤホンでここまでの高音質ってのは本当に驚きました、16.2mmの大口径ドライバーの恩恵もあるんでしょう、ついにイヤホンもここまで来たかって感じです。
オープンイヤー型ゆえに音漏れに関しましてはありますので、使用する際には周囲の迷惑にならないか注意が必要です。
しかし使ってみた感じではかなりの大音量にしたり、通常の音量でも図書館など余ほど静かな場所とかじゃない限りは音漏れはほぼ気にならないレベルです。
こちらを装着して音楽を聴いてても人の話し声やアナウンスなども聴きとれるので、ながら聴きで使用するにはほんとに優秀です。
しかし逆に言えばそれなりに静かな環境で使わないと外音・雑音が入ってきて、良い音では聴けない・集中できないのでそういう場面での用途ではノイズキャンセリング機能などがあるカナル型のほうがおすすめです。
自宅で使ってるヘッドホンは付けたり外したりが面倒だったり耳が蒸れたりするのが嫌、カナル型は耳に入れる違和感が苦手だったり耳の中が蒸れるのが嫌、そういう方には是非ともオープンイヤー型を選んで欲しいですね。
付け心地に関しては長時間付けてても耳が痛くなったり、耳が蒸れたりも一切なく快適です。
メガネをかけてこの商品を使用してますが、全く問題ありません。
同価格帯のヘッドホンなどに比べたら音質は劣ると思いますが、イヤホンでも出来る限り高音質なのが欲しい良い音で聴きたい、となってきたときにSONYやJBLやJVCなど他の有名メーカーもオープンイヤー型のモデルをどんどん出してきてますので、オープンイヤー型はこれからの主流になってくるんじゃないかと期待は大きいです。
Qualcomm QCC3071、Bluetooth5.3、Snapdragon sound認証取得、SBC、AAC、aptX Lossless、aptX Adaptive、LE Audio、防水設計IPX5、マルチポイント対応、とほぼ現在考えられる
ワイヤレスイヤホンに必要な機能を全部乗っけてきてるのも素晴らしいと思います。
ただ個人的には充電ケースがワイヤレス充電に対応してないのは残念でした。
Amazonの口コミ

おわりに

家族と一緒にいる時間でも音楽を聴いていることが多いですが、これまでは話しかけられても気付かなかったり、気付いても話をするためにイヤホンやヘッドホンを外すという手間が必要になるという問題がありました。

また、それが原因で言い合いになったりすることもありました。

インターホンの呼び出し音に気が付かず、在宅であったにも関わらず宅配便の再配達をお願いしなければいけない状況も何度かありました。

このCLEER ARCIIを使うようになってからそのようなコミュニケーション上の問題が起きなくなり、これは想定外のメリットで大変喜んでいます。

次に購入したいと商品は『CLEER ARCII Game』です。

同じ製品のゲーム対応機種で遅延が少ないというメリットが特徴の製品で、ゲームや動画鑑賞で違和感を感じる音声の遅延が少なくなるので魅力を感じています。







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