愛知県にお住いの27歳男性（IT・通信系：営業職）が2022年7月頃に「映画館」で見た映画『希望と絶望 その涙を誰も知らない』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『希望と絶望 その涙を誰も知らない』を見ようと思ったきっかけ
この映画は日向坂46という坂道シリーズのアイドルグループの一つに密着したドキュメンタリー映画です。
元々日向坂46が誕生した時から個人的に注目し続けてました。
今回ライブやテレビなどの活動の裏側を見ることが出来ると聞きこの映画を観ようと思いました。
私自身アイドルのアイドルらしいところだけではなく裏側の泥臭く人間らしい部分も併せて興味があるため、その点を細かく見ることが出来るということでとても楽しみに思っていました。
前作の三年目のデビューも観ていたため、それに比べて今回はどう変化したのか？そういった点も気になっていました。
映画『希望と絶望 その涙を誰も知らない』の内容
乃木坂46をはじめとするアイドル坂道グループの第三弾日向坂46。
その日向坂46の活動の裏側に密着したドキュメンタリー映画です。
前作三年目のデビューでは「ひらがなけやき」から「日向坂46」としてグループが独り立ちしていく姿が描かれていました。
前作ではなかなか陽の目を浴びないメンバーが少ないチャンスを掴み段々と成長していく姿が描かれていましたが、今回のドキュメンタリー二作目は名前が売れてきたからこその新たな壁にぶち当たるメンバー達の葛藤が描かれています。
アイドルはキラキラとして神々しく感じてしまいますが、中身は生身の人間。
ライブを観に来るお客さんの前で笑顔を振りまきながら裏側では崩れるように涙を流している。
そんなアイドルとは？エンターテインメントとは？と見ている人たちに考えさせるような本質をついた内容となっています。
作品情報
- 製作国:日本
- 製作年:2022
- 公開年月日:2022年7月8日
- 上映時間:120分
- 製作会社:日向坂46ドキュメンタリー映画製作委員会（制作：TBSテレビ）
- 配給:TBSテレビ＝キグー
- 公式サイト:https://hinatazaka46-documentary.com/
映画『希望と絶望 その涙を誰も知らない』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『希望と絶望 その涙を誰も知らない』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- グループ全体で助け合う一方で最後は孤独なセンターというポジション
- たくさんの支えの上でステージに立つ少女たち
- バラエティで活躍している＝メンタルが強いではない
グループ全体で助け合う一方で最後は孤独なセンターというポジション
2021年の5thシングル発売の際に初センターとして1期生の加藤史帆というメンバーが選ばれます。
ちょうどその時期からテレビの情報番組などのレギュラー番組が増えて、グループの活動以外にも仕事量が増えていきます。
しかし忙しい毎日段々と加藤は追いつけなくなり体調が悪くなってしまいます。
以前まで見られた自然体な笑顔を出せなくなり複雑な感情になっていきます。
また小坂というメンバーも2022年の7thシングルでセンターに選ばれます。
元々デビューの時から何度もセンターを経験していた小坂でしたが、ここ最近は体調を崩し不安定な状況が続いていて少しずつ復帰してきたところでした。
久々にセンターに選ばれた小坂がリハーサル室に一人で座っている姿が映し出されます。
周りのメンバーも気には掛けますが常に寄り添い続けているような姿はありません。
それはセンターという立場において自立していなくてはいけないという小坂の気持ちを尊重していたからでした。
加藤に対しても小坂に対してもほったからしにはしないが必要以上に寄り添うことはしない。
他のメンバーからの愛情とセンターという立場上必ず発生する孤独。
そういった表と裏が非常に印象的に残ります。
たくさんの支えの上でステージに立つ少女たち
物語は2019年から2022年にかけて密着した映像で構成されています。
その時期はコロナ禍でアイドルだけでなくエンターテインメント全体が冷え切った時期でした。
今まで当たり前にお客さんがいたことが当たり前じゃなくなり、無観客のオンラインライブが行われるようになりメンバーは壁にぶち当たります。
お客さんがいないことで自分たちのパフォーマンスが大きく変わってしまうことに悩みます。
またライブ直前にメンバーがコロナウイルスに感染してしまい、予定が一気に狂ってしまうちった事態も起きていきます。
メンバー達だけでなくその周りのスタッフさんたちも右往左往して焦る姿がそこには映し出されています。
バラエティで活躍している＝メンタルが強いではない
バラエティ番組で活躍する渡邉やキャプテン佐々木久美といったメンバー。
普段は笑顔が多く番組内でいじられてもその場が面白くなるように返しています。
そういった姿から見るにメンタルが強そうに見えますが実際は違いました。
喜怒哀楽が激しいということはそれだけ感情の起伏も激しいということ。
裏側でしか見せない弱さがありました。
二人は映画の最後にお互いのこれからの幸せを願います。
卒業していく後輩の渡邉とキャプテンとして残る先輩佐々木久美。
その二人の会話はグループという垣根を超えた深い深い信頼感が現れています。
映画『希望と絶望 その涙を誰も知らない』を見終わった感想
アイドルの裏側をとても知ることが出来ました。
そこにはネット記事やテレビのニュースだけでは分かり得ない日向坂46、アイドル、人間としての本質が映し出されていました。
決してエンターテインメントやアイドルというジャンルに関わらず人としての本質を感じることが出来ます。
人に注目される中で大きすぎるプレッシャーを感じながらも、いち人間として自分のメンタルなどの体調管理もしていかなくてはいけない。
プロとしての壮絶な歴史が映し出されていてとても考えさせられました。
映画『希望と絶望 その涙を誰も知らない』で印象に残った名言
私が映画『希望と絶望 その涙を誰も知らない』を見て特に印象に残った名言です。
「お互い幸せでいようね」のセリフ
渡邉美穂の言葉
映画『希望と絶望 その涙を誰も知らない』の評価や口コミ
他の方が映画『希望と絶望 その涙を誰も知らない』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
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日向坂46ドキュメンタリー映画第2弾
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新ポスター解禁！#日向坂46 #日向坂46ドキュメンタリー映画第2弾 #希望と絶望 pic.twitter.com/F8hW594bAf— とも☀️ (@hinatahappyaura) June 8, 2022
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— ブブカ編集部 (@BUBKA_henshuubu) May 31, 2022
みなさんの映画を見た感想が面白いですね！
おわりに
私が映画『希望と絶望 その涙を誰も知らない』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
次に見たいと思っている映画は『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』です。
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