長野県にお住いの43歳女性(マスコミ系:営業)が2022年11月頃に「映画館」で見た映画『シグナチャー 日本を世界の銘醸地に』のレビューをご紹介します。
映画を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、映画を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
映画『シグナチャー 日本を世界の銘醸地に』を見ようと思ったきっかけ
エンタメ業界に従事しているからというのも理由なのですが、知り合いが出演しているのもあって、それがきっかけで観させて頂きました。
ワインという、なかなか映画としてはテーマに無いところで、私自身、お酒が飲めないのでワインを嗜んではいないのですが、実際のワイン醸造家さんの半生を描いた作品ということで、何かに打ち込んでそれを皆様に届けるということは、エンターテイメントを届ける身としても、変わらないことじゃないかなと思いまして、観劇させて頂きました。
映画『シグナチャー 日本を世界の銘醸地に』の内容
シャトーメルシャンに勤めている醸造家の安蔵光弘さんの、ワインに情熱を傾ける半生を描いた実話を元にした作品です。
ワインの父と呼ばれた、日本のワイン業界を牽引した麻井宇介氏のもとで師事を仰ぎ、ワイン造りに没頭する主人公。
その後、同じくワイン醸造家を目指す、水上正子さんとの出会い、結婚、そして師との辛い別れなどを乗り越えて、日本のワインを世界に轟かせるために、主人公が奮闘する実話を元にしたストーリーです。
作品情報
- ジャンル:ドラマ
- 製作国:日本
- 製作年:2021
- 公開年月日:2022年11月4日
- 上映時間:120分
- 製作会社:カートエンターテイメント(企画:カートエンターテイメント/製作協力:ビーテックインターナショナル=エーチームアカデミー/制作プロダクション:楽映舎)
- 配給:カートエンターテイメント(配給協力:REGENTS)
- 公式サイト:http://www.signature-wine.jp/
映画『シグナチャー 日本を世界の銘醸地に』の見どころをネタバレ覚悟で解説
私がネタバレ覚悟で解説したい映画『シグナチャー 日本を世界の銘醸地に』の見どころは大きく3つです。
この映画の見どころ
- 実話を元にしたストーリー
- 安蔵光弘さんと、のちに奥様となる水上正子さんとの出会い
- 麻井宇介氏の半生
実話を元にしたストーリー
シャトーメルシャンという大手のワインメーカーに、今も勤めていらっしゃる(今はゼネラルマネージャー)安蔵光弘さんというワイン醸造家さんの、半生を描いた作品です。
監督自らがご本人からお話しを聞き、脚本も執筆しています。
ワインと聞けば、フランスなど海外のイメージが湧くと思いますが、日本を世界の銘醸地にするために(シャトーメルシャンが掲げている目標でもあります)色々と挑戦し、失敗しながらも、奮闘する物語です。
安蔵光弘さんと、のちに奥様となる水上正子さんとの出会い
後の奥様にもなる水上正子さんとの出会いです。
同じワイン醸造家を目指している正子さんと徐々にお互いに相手を意識していきます。
正子さんも実際の奥様をモデルにしているため、監督はお二人の馴れ初めなどもインタビューしていたようなのですが、プロポーズのシーンに関しては監督がお二人の雰囲気から脚本を書いたということです。
正子さんものちに、自分でブランドを立ち上げるほどのワイン醸造家さんになります。
2人の成長振りも必見です。
麻井宇介氏の半生
日本のワイン業界を牽引してきた、日本ワインの父とも言われている、ある意味、この映画のもう1人の主人公とも言える、麻井宇介さんです。
演じていらっしゃる役者さんは、大御所の俳優さんである榎木孝明さんです。
麻井さんは病魔に侵されながらも、最後まで日本のワインの未来を考えている方で、それが映画でしっかりと伝わってきました。
もう長くはないことを悟った時に、主人公がお見舞いに来るのですが、普段は柔和な麻井さんが、主人公に叱咤激励するシーンがとても感動します。
映画『シグナチャー 日本を世界の銘醸地に』を見終わった感想
実話を元にした作品ということで、私は映画はエンタメ性のあるものが好きだったりするのですが、こういう映画を観ると、日本のどこかで自分の知らない人たちが、偉業を成し遂げて、今があるというのがよく分かってきます。
私自身はお酒そのものを飲まないので、ワインのことは分からないのですが(映画も専門用語が飛び交うところもありましたし)でも、何か物造りにかける人たちの想いがすごく伝わってきて、私自身も何か情熱を傾けたいと思いました。
映画『シグナチャー 日本を世界の銘醸地に』で印象に残った名言
私が映画『シグナチャー 日本を世界の銘醸地に』を見て特に印象に残った名言です。
「麻井宇介」のセリフ
君が(ワイン業界)背負わないで、誰が背負うんだ
映画『シグナチャー 日本を世界の銘醸地に』の評価や口コミ
他の方が映画『シグナチャー 日本を世界の銘醸地に』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
〜日本を世界の銘醸地に〜
日本ワインの醸造に熱意を注ぎ奮闘する実在の醸造家・安蔵光弘さんの人生を描いた映画「シグナチャー」が山梨県甲州市にて目下撮影中です!
2022年全国公開予定!お楽しみに!
(写真は監督の前作ウスケボーイズ) pic.twitter.com/WvmOiNGGOB— NPOこどもフイルム (@NPO_Codomofilm) August 18, 2021
【映画シグナチャー 大ヒット記念舞台挨拶】この度、日本ワイン映画「シグナチャー ~日本を世界の銘醸地に~」の舞台挨拶にソムリエ田邉も登壇することが決まりました。新宿武蔵野館でお待ちしています。
11月15日(火)18:50の回。上映前舞台挨拶。登壇者:柿崎監督、竹島由夏、島村明日果、田邉公一。 pic.twitter.com/DCGHu55Xds— 田邉 公一🍷 著書「ワインを楽しむ」 (@tanabe_duvin) November 9, 2022
#柿崎ゆうじ 監督作品
映画『#シグナチャー ~日本を世界の銘醸地に~』
長野相生座・ロキシーにて3日は舞台挨拶、4日はワインを飲みながらの上映会🍷
どちらも魅力的で困っちゃいますね✨https://t.co/YCGfgczZCY— 水町 (@uuuuuuuuutta) November 27, 2022
ソムリエ役として出演させていただいている日本ワイン映画「シグナチャー~日本を世界の銘醸地に~」ついに全国公開。山梨での撮影の後、主演の平山さん、パリ国際映画祭 最優秀女優賞受賞の竹島さん、和泉元彌さん、共演した皆様と一緒に記念撮影。全国各地にて上映中。ぜひ映画館でご覧ください。 pic.twitter.com/hOkvfCXtmO
— 田邉 公一🍷 著書「ワインを楽しむ」 (@tanabe_duvin) November 6, 2022
#柿崎ゆうじ 監督作品
映画『#シグナチャー ~日本を世界の銘醸地に~』 #ヒューマントラストシネマ渋谷 さんにて📽️
いよいよ、12月9日(金)公開です🥰https://t.co/eVpJ5aKL6e pic.twitter.com/zscS8OeCmt— カートコーポレイトグループ (@KartSecretary) December 7, 2022
みなさんの映画を見た感想が面白いですね!
おわりに
私が映画『シグナチャー 日本を世界の銘醸地に』を見た感想や見どころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ見てください。
次に見たいと思っている映画は『SPY×FAMILY CODE: White』です。
アニメでも大人気のスパイファミリーの劇場版です。
完全新作のストーリーです。