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小説のレビュー

【ネタバレ注意】小説『検事の死命』のレビュー|小説を読んだ感想は「検事の仕事から、自分の仕事への向き合い方を考える」

奈良県にお住まいの37歳の女性(福祉系:児童指導員)が2023年3月頃に「紙の本」で読んだ小説『検事の死命』のレビューをご紹介します。

小説の感想や読みどころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、小説を読む前に、面白いのか知りたい方や評価や口コミが気になる方は参考にしてください。

この小説の読みどころ

  • 検事としての使命を全うする佐方貞人の活躍。
  • 検事の佐方貞人が、亡くなった父の言葉をきちんと守る生き方。
  • 世の中に存在する、権力で事実関係を歪める人物。

小説『検事の死命』を読もうと思ったきっかけ

以前、柚月裕子さんの作品を読んで印象が良かったため、他の作品も読んでみようと思いました。

これは、佐方貞人シリーズの3巻目になります。

私は1巻、2巻と読み進めてきましたが、主人公の佐方貞人の人物像が次第に明らかになる描写が魅力的で、さらに次の巻を読みたいと思わせる内容でした。

普段は図書館で本を借りて読むのですが、続きの巻が貸し出し中であることもあります。

先日、図書館へ本を借りに行った際、3巻が本棚に並んでいるのを見つけ、思わず手に取り、借りることにしました。

小説『検事の死命』の内容

主人公の佐方貞人は、米崎地検の検事であります。

主に、事務官である増田の視点から、佐方貞人の検事としての仕事ぶりが描かれております。

この『検事の死命』は、短編4話が収録されています。

ポストに投函したが相手に届かない郵便物に疑問を持ち、調査を始める「心を掬う」。

佐方貞人が故郷に帰り、今は亡き父の過去に触れる「業をおろす」。

検事という仕事を全うするために奮闘する「死命を賭ける」。

そして「死命を賭ける」の続編となる、裁判での佐方貞人を描く「死命を決する」の4話です。

作品情報

  • 著者:柚月 裕子
  • ISBN:9784800232069
  • 出版社:宝島社
  • 判型:文庫
  • ページ数:400ページ
  • 定価:660円(本体)
  • 発行年月日:2014年10月
  • 発売日:2014年10月04日
  • 国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
  • 国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ

小説『検事の死命』の読みどころをネタバレ覚悟で解説

私がネタバレ覚悟で解説する小説『検事の死命』の読みどころは大きく3つあります。

この小説の読みどころ

  • 検事としての使命を全うする佐方貞人の働き。
  • 検事の佐方貞人は、亡くなった父の言葉をきちんと守り生きています。
  • 世の中には、権力で事実関係を捻じ曲げようとする人物がどの業界にも存在します。

検事としての使命を全うする佐方貞人の働きに目が離せません

この本の二番目の収録作品「業をおろす」は、佐方貞人シリーズ第2巻の「検事の本懐」に収録されている「本懐を知る」の続編です。

佐方貞人の父は弁護士でありながら、獄死しています。

顧問弁護士として働いていた会社に横領の罪があり、実刑を受けています。

判決の前に横領した金額を返済すれば実刑を受けることはなかったのですが、佐方貞人の父は敢えて実刑を受けます。

なぜ実刑を受け、獄死したのでしょうか。

佐方貞人は直接父から説明を受けていますが、他の家族は知らないのです。

その事実は、父の法事の場で、父の友人が語ります。

友人の語りに、ますます引き込まれていきます。

検事の佐方貞人は、亡くなった父の言葉をきちんと守って生きています

「心を掬う」は、佐方貞人と事務官の増田、上司の筒井が居酒屋で、投函した郵便物が届かないという話を耳にするところから始まります。

佐方貞人は、郵便物の件を詳しく知りたいと増田に調査を依頼します。

そこから、封筒に入っている金銭を勝手に抜いている人物がいるのではないかという疑惑が出てきます。

封筒から金を抜き取った後、残りの封筒や手紙は、破ってトイレに捨てられていると推測し、排泄物が溜まるタンクまで行って紙切れを掬い上げます。

佐方貞人の推測は自身の経験則から生まれた考えであり、そのフットワークの軽さは見ものです。

世の中には、権力で事実関係を捻じ曲げようとする人物が、どの業界にも存在します

最後の2編、「死命を賭ける」「死命を決する」は、痴漢事件を扱った作品です。

痴漢被害を訴える女子高生は、以前に補導歴がある少女です。

加害を訴えられた男性は、良家の出身で、妻も同じ家柄です。

彼は痴漢について否認しており、家族も否認します。

男性の妻は大物国会議員とのつながりのある家柄で、夫の痴漢との噂は家柄の汚点と考えています。

国会議員や地検の上層部からの圧力を受け、不起訴にするよう佐方貞人は説得されますが、その圧力に屈せずに起訴します。

そして、内部異動で裁判でも、佐方貞人が同じ事件を担当することになります。

裁判の展開は、一気に読んでしまいたくなるほど、引き込まれてしまいます。

小説『検事の死命』を読み終えた感想

検事の仕事に詳しくない私でも、佐方貞人の働きぶりを具体的に想像することができました。

理由は、作品内の細やかな描写だと思います。

読んでいる時は、これはどこにつながるのだろうか、どこから話が始まるのだろうかと分からない状態でしたが、読み進めていくと、佐方貞人を始め、事務官の増田、上司の筒井、その他の事件に関わる人物の細かな描写がつながり、人物像が浮かび上がってきました。

佐方貞人は、表情の変化が少ない印象ですが、たまに見せる微笑みや好感が持てる所作が、愛らしいと感じました。

小説『検事の死命』で印象に残った名言

小説『検事の死命』を読んで、特に印象に残った名言を紹介します。

「筒井」のセリフ

秋霜烈日の白バッジを与えられた我々が、権力に屈すればどうなるのでしょう。

世の中は、一体何を信じれば良いのでしょうか。

小説『検事の死命』の評価や口コミ

他の方が小説『検事の死命』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

「佐方貞人」シリーズの3作目。面白過ぎて一気読みだった。郵便泥棒事件、父親の死の真相、痴漢事件。犯人が有力者関係者だと、正義を貫くことが難しいが、佐方貞人は正義を貫く。事実を正確に収集し、時系列に並べ、俯瞰する。本作は読み終わった後の爽快感がある。
Amazonの口コミ

自分も公務員として、世のため人のために仕事をしているが、佐方検事のように誠実にぶれることなく働いているかと問われれば、答えは“否”である。器の大きさも度量も比べられないほど小さく、足元にも及ばない。しかしながら、せめて自分も人として、公務員として、接する人にもっと誠実に対していきたいと思いを新たにした書であった。
Amazonの口コミ

最後まで一気に読むほど、釘付けになりました
Amazonの口コミ

(ネタバレあり)緻密に練られた構成で勧善懲悪の結末が心地よい。氏のこのシリーズは読みごたえがある。
Amazonの口コミ

何回読んでも佐方検事シリーズは、先を読んでしまいます。どの様に決着するのかどう?ワクワクさながら先を読んでしまいます😐是非佐方検事シリーズにはまってください❗️
Amazonの口コミ

みなさんの小説を読んだ感想が面白いですね!

おわりに

私が小説『検事の死命』を読んだ感想や読みどころをネタバレ覚悟で解説いたしました。

面白いと感じましたら、ぜひ読んで頂きたいです。

次に読む予定の小説は『臨床真理』です。

『臨床真理』は、柚月裕子のデビュー作となります。







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