新潟県にお住いの40代男性から2018年10月頃に購入されたASUS ZenPad 8.0 (Z380M)タブレットを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
タブレットを欲しいと思ったきっかけ
以前使っていたタブレットの充電端子が壊れかけていたので、完全に壊れる前でデータが移行できる間に代替品が必要となったのが購入の切っ掛けです。
もともとMETAL SAGAのAndroid用ゲームを快適にプレイしたいがために、スペック高めでIntel系CPUを搭載したタブレットを購入した。
ですが、ゲームはサービス終了しIntel系CPUを積んだAndroidデバイスはソフトウェアの互換性問題でARM系CPUよりも動くアプリが少ないため、ARM系CPUを採用したタブレットに乗り替えたかったというのも理由の一つではあります。
タブレットの候補にあがっていたもの
自分がタブレットに求めるのは最低限以下の要件を満たす必要がありました
①『カーナビアプリ』が使用できる様にGPS他必要なセンサー類を搭載していること
②『メモリが2GB』あること
③『AndroidOSが6.0以上』であること
AmazonのKindle Fire HD 8は安くて良かったのですが、GPSなどのセンサー類が非搭載で、ASUS ZenPad 3 8.0 (Z581KL)はスペック過剰だったため、Acer Iconia One 8 (B1-850)はOSが5.0とメモリが1GBだったので最終的に候補から外れました。
ASUS ZenPad 8.0(Z380M)
ASUS ZenPad 3 8.0 (Z581KL)
Acer Iconia One 8 (B1-850)
ASUS ZenPad 8.0 (Z380M)タブレットに決めた理由
ASUS MeMO Pad HD 7からASUS製品を使ってきましたが、なんだかんだ言ってもASUSの製品ならそれなりに使えることです。
メモリが2GB、Android OSはファームウェアアップデートを行うことで7.0にまで上げられるので、発売から時間が経ち価格も16,000円程度と充分に下がっていて、カバーの種類も豊富であることから購入に至りました。
HUAWEIやLenovoもコスパは良さそうなのですが、私が嫌いなメーカーだったのでそちらを選ぶという選択肢はありませんでした。
ASUS ZenPad 8.0 (Z380M)タブレットのスペック
スペック
- OS:Android™ 6.0
- 表示機能:8型 、LEDバックライト 1,280×800ドット(WXGA)
- IPS液晶:タッチスクリーン(10点マルチタッチ対応)/アンチフィンガー プリント加工/フルラミネーションディスプレイ
- 対応CPU:MediaTek MT8163
- メインメモリ:2GB
- ストレージ機能:16GB
- 無線機能:IEEE 802.11a/b/g/n・Bluetooth 4.0
- カメラ機能:200 万画素Webカメラ(前面)・500 万画素Webカメラ(背面)
- USBポート: microUSB×1、USB(pogoピン)×1
- カードリーダー:microSDXCメモリーカード、microSDHCメモリーカード・microSDメモリーカード
- オーディオ:マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1
- センサー:GPS、加速度センサ、光センサ、電子コンパス、磁気センサ
- サイズ:123 ×209 ×8.5
- 質量:350 g
- 公式サイト:https://www.asus.com/jp/Tablets/ASUS-ZenPad-8-0-Z380M/specifications/
私は新品で購入しましたので、4万円ぐらいでした。
ASUS ZenPad 8.0 (Z380M)タブレットを実際に使ってみた
録画した深夜アニメ番組を転送して視聴したり、お気に入りの動画や音楽などをNASとパソコンを使って同期転送してメディアプレイヤーとして、あとは定番のちょっとした調べ物やYouTubeなどの動画サイトの視聴などにも使っています。
他にもスケジュール管理、買い物のためのメモ、写真&動画撮影、画像の簡易編集、OsmAndというアプリの日本語化&日本語音声テスト、年に数回遠出する際のカーナビと使うなどかなり重宝しています。
使ってみて気に入らなかったところ
以前使っていたタブレットはmicroSDカードは簡単に出し入れできたのですが、ASUS ZenPad 8.0 (Z380M)は後ろのカバーを外さないと出し入れできないのが不便です。
かなり力を入れないとカバーが外れず、いい加減に扱うとノッチ部分が壊れてしまいそうで開け閉めに気を遣うのが困りものです。
あと内蔵ストレージ容量が少なく、以前のタブレットと同じようにアプリをインストールすると容量不足になってしまったのも不便です。
今度買うときは内蔵ストレージ容量が32GB以上のものが欲しいですね。
使ってみて気に入っているところ
内蔵ストレージ容量は小さいもののAndroidOSが新しいおかげでmicroSDカードの一部あるいは前部をアプリインストール用として確保できるので容量問題が解消できたのは良かったですね。
不要なアプリの大半はアンインストールできますし、ネットで調べ物をしたりする分には充分なスペックです。
GPSのつかみも悪くなく、BluetoothのON/OFF時の反応は前回の高性能タブレットより早いので嬉しい誤算でした。
使ってみておすすめではないと思う人
CPUこそARM系で互換性は高いのですが、低スペックなMediaTek系でSnapdragonなどを搭載したタブレットなどとは比較してはいけません。
よってアプリゲームを遊ぶ用のタブレットとしてはおすすめ出来ません。
Bluetoothの性能もあまり高くないのか音楽を聴いている際にしばしば途切れることがあるので、無線イヤホンで音楽や動画を視聴中、ブツブツとノイズがなったり途切れることを許容できない人にもおすすめしません。
(頻繁に起こる訳ではありません、使用しているイヤホンの性能にもよります)
使ってみておすすめだと思う人
既にパソコンは別に持っていて、それとは別にネット閲覧端末が欲しい人、目的がウェブサイト閲覧やYouTube閲覧など軽い用途に限る人など高いスペックを必要とせずそれなりの品質を持ったタブレットが欲しいという人にはおすすめです。
(まぁ値段が値段なのでiPadなどと比べるとサクサク動くとは決して言えませんが…)
ASUS ZenPad 8.0 (Z380M)タブレット購入後の生活
もともと遊び半分でASUS MeMO Pad HD7というタブレットを買ったのが始まりでしたが、ちょこっとした調べ物をしたいときなど、パソコンの前に座る必要がなく家のどこにいても音声入力で簡単に調べ物ができるので、タブレットの内生活というのが考えられません。
録画したアニメも家のどこにいてもタブレットで視聴できるので、撮りだめしたものを消化しやすくなりました。
64GBのmicroSDカードを使えばかなりの数の動画や音声を入れておけるのでmp3プレイヤーも必要なくなりました。