福井県にお住いの36歳女性から2020年1月頃に購入されたSONY MDR-7506ヘッドホンを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
ヘッドホンを欲しいと思ったきっかけ
これまでも同じ品番の同製品を使用していましたが、耳のクッションの部分が剥がれてきて耳周りにくっつくようになったので新しいものを購入しました。
表現される音質もこれまでのものに耳が慣れていたので、音のレコーディング作業やミックス作業の際にはよいかと思いリピートしました。
クッションが破れてきたのものも今後自分では使用していくつもりで、新しく購入したものは他の人に使ってもらうときに使用できればと思っています。
ヘッドホンの候補にあがっていたもの
購入した商品以外に候補は2つほどありました。
1つは同じSONYのモニターヘッドホンでグレードが1つ上のもので、音質や聴きやすさなどが良くなるのかもしれないと思い値段は上がりますが購入しようかどうか悩んでいました。
もう一つはAKGのモニターヘッドホンで、普段AKGのコンデンサーマイクを使用しているので、もしかしたら相性がいいのかもしれないと思い購入しようか迷っていました。
ただ試聴したり出来ないので今回は冒険しませんでした。
SONY MDR-7506
SONY MDR-CD900ST
AKG K275
SONY MDR-7506ヘッドホンに決めた理由
購入しようか悩んでいた候補はあったのですが、どちらも試聴したりして実際にどのような音質なのかを確かめることができなかったので、これまで使用していたモニターヘッドホンと同じ商品がよいのではという考えに落ち着き購入を決めました。
これまで長年使用してきて、その音質に慣れているし、特に不満はなかったので、もし冒険して違うものを購入してレコーディング作業やミックス作業がやりづらくなることが一番の不安要素でした。
SONY MDR-7506ヘッドホンのスペック
スペック
- タイプ:ダイナミック密閉型
- ドライバー:40mmダイアフラム
- インピーダンス:63Ω
- 音圧:106dB/mW
- 最大入力:1,000mW
- 周波数特性:10~20,000Hz
- コード長:3m(カールコード)
- プラグ:3.5mmステレオミニ/6.3mmステレオ標準 (変換プラグ付き[ネジ込タイプ])
- 重さ:約230g
- 付属品:変換プラグ、キャリングポーチ
- 公式サイト:https://www.sony.jp/pro-audio/products/MDR-7506/
私は新品で購入しましたので、価格は13800円でした。
SONY MDR-7506ヘッドホンを実際に使ってみた
購入した商品は普段の音楽のレコーディング作業や、音のミックス作業時に使用しています。
特にボーカルのレコーディングやアコースティックギター、キーボードの録音時に使用することが多いです。
夜の時間帯はなるべく音が外に漏れないように、パソコン上でのアレンジ作業には常にこのモニターヘッドホンを使って作業を進めています。
また、パソコンで作業しながらいろいろな音楽を聴いたり、動画を見たりするときにも使っています。
使ってみて気に入っているところ
このモニターヘッドホンは折りたためるようになっているので、少しコンパクトにできるところが気に入っています。
持ち運ぶ際にもいいです。
また、耳のフィット感もわりと心地がいいし、頭周りの長さの調整もしやすいほうだと思います。
これまで、いろんな人に使ってもらってレコーディング作業をしましたが、特に聴きづらいなどの意見をもらうこともなく、いろんな人にバランスよく聴いてもらえるヘッドホンなのではないでしょうか。
こんな方にはおすすめしたい
- 特にこだわりがない人
- バランスのとれた音質を求めている人
- はっきりと輪郭をとらえたい人
- シンプルなものを求めている人
- コンパクトにして持ち運びたい人
使ってみて気に入らなかったところ
実際に商品を使用していて、音質などには特に気に入らないところはないのですが、強いていうなら少しだけハイが耳にきつく当たるかなとは思います。
ただ、この感じは人それぞれだと思いますし、それぞれのレコーディングで複数人がかかわることを考えると、はっきり聞こえてバランスの取れた音質が一番良いのではと考えます。
時間の経過、使用頻度によって耳のクッション部分が剥がれてくるのが悩みで、これが改善されるととても嬉しいです。
こんな方にはおすすめしない
- 色や見た目にこだわりのある人
- ボリューム感を求めている人
- やわらかい音が好きな人
- 明確な音質の好みがある人
- 5千円以下の価格を求める人
SONY MDR-7506ヘッドホン購入後の生活
これまで通り安定した音環境で、音楽のレコーディング作業や、音のミックス作業時ができています。
ボーカルのレコーディングやキーボードの録音時に他の人に使用してもらうときに、「新しくなったね、耳に黒いカスが付かなくていい」と言われました。
自分でも何となく新しいほうを使って作業してしまっています。
パソコン上でのアレンジ作業や動画を見たりするときも常にこのモニターヘッドホンを使って快適に作業を進めています。